子供が出来る事

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大学の友人がとある写真を見せてくれました。その写真の内容は飼っている猫が無事に出産したという写真です。お母さん猫の前で小さな4匹の子猫たちが寝そべっていました。とても微笑ましい写真で友人も興奮しながら出産をした時の状況を語っていました。そして「お父さんお母さんになった猫の表情や雰囲気が変わったような気がする」と語っていました。猫にも子供ができると親としての自覚があるのかもしれません。

たまたま通りがかった教授がその写真を見て「あら、可愛いわね」と僕等の輪に入ってきました。友人はその教授にも同じように語り始めました。その話を聞いた教授も「そりゃあ、そうよ。自分の命をかけて守る者が増えるという事は、もしかしたら戦わなければいけない時も増えるから雰囲気が変わるのよ」教授は3人兄弟を育てているお母さんです。教授の説得力がある言葉に僕は何となく自分の両親の事を思い出した。




村上豊彦は大人しいとは決して言えない子供だったと思う。幼い頃の記憶は曖昧ですが、父はどちらかというと僕を自然に伸び伸び育てようとしていた感じでした。よく田舎とかに連れて行っては虫取りや釣りとか一緒にやった記憶がある。母はいつも宿題やら勉強やらと口うるさい時もありますがいつも体調を気にかけてくれたり、美味しいご飯を作ってくれたりと結局父よりも母派だった気がします。

僕が成長して中高生からは色々と迷惑をかけていたと思います。今振り返ってみても反抗期の僕自身の気持ちは自分ですら理解はできません。いつもイライラしていました。家の中で両親の顔を見てはイライラ、退屈な地元にイライラ、学校にイライラ・・・とにかく訳も分からず色んなモノ、特に見飽きたモノに対しては理由もなく凄くイライラしていました。両親と下らない理由で口喧嘩が絶えない時期もありました。

そのくせ困った事があると友人がダメなら両親に相談するとか矛盾ばかりの反抗期でした。どうしようもない反抗期でも親身に話を聞いてくれる両親にその時は感謝をしますが3日後には反抗期が再び炸裂。今思うと両親は陰ながら僕の事を見守り続けて、うるさくてウザい反抗期の僕を見捨てずに面と向かって戦っていたのだろうな・・・




僕は教授の「親は戦わなければいけない時」という話を聞いて、僕はその経験を通して少しは分かった気がする。もし今の僕に突然子供が出来て、しかもウザい反抗期で暴れ回っていたらどうなるか分かりません。子供が出来る実感や覚悟は多分特別なモノだと思う。人間だけでなく動物達も一緒だと思う。

そう言えば猫に反抗期はあるのかな?母はよくシロとクリを見て「あの時のアンタにそっくりね」と言われますが・・・。

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村上 豊彦

村上豊彦(むらかみとよひこ)です。猫好きとして周りに知れ渡っているただの学生です。

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村上 豊彦

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