10代でうつ病になって悪い人に騙された話。⑵
高校受験。
高校受験の年でもあった。しかし、不眠や気分の抑揚が激しく勉強もはかどらなかった。
不眠があったため、母親と心療内科を受診した。Dr.に「日記を書いてみたら?」とのアドバイスと軽い安定剤を処方された。日記を書く力さえなく、薬を飲んでも変わらず先行き見えずとうとう受験の時期が来た。
滑り止めで受けた私立高校は元々培っていた学力のお陰で準特進科に合格。
しかし、目標としていた県立高校には受からなかった。本来の私の学力なら受かっていたかもしれないが、精神的な症状から注意力にや集中力に欠け、試験当日受験票を忘れたり、試験問題に集中できず不合格となった。
合格発表後、一緒の塾に行き同じ高校を受験した友達と通っていた塾の先生の所に挨拶に行った。私は受験に失敗したショックと混乱から、先生に定時制の高校に行くなどと、わけの分からぬことを話した。先生も友達も困惑しただろう。
結局私は滑り止めで受かった私立高校に進学した。その高校は他にも様々なコースがありコース変更が出来たので、国際コースに変更し入学することになった。
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