夢を諦めている人へ!コードも読めないアラサーの私がプロのジャズシンガーになるまで。ープロローグー

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〜はじめに〜

この物語は2004年に書き始めた、コードの知識もない私が海外の音楽留学に挑戦し、プロのシンガーへの道をどのように辿ってきたか、その軌跡を書き溜めたものです。


当時、まだブログが今のように手軽ではなった頃、自分のウェブサイトにエッセイとして公開していたものです。


先日、ベストセラーになったというある不思議な体験を綴った本を勧められ、手に取り、驚きました。


そこ繰り広げられていたストーリーはまさに、私が10年程前に体験していた事そのもの、だったからです。


目指しているもの、境遇、年齢、など、違いはあれど、それはまさにかつて私が肌で感じた不思議な現象でした。


共通して書かれていた事、それは、


人には、本気で何かに向き合った時、無意識に働く「必要なものを撰び取る力」のようなものがある、と言うこと。

それは本気で欲した人だけに、微かな熱や光を放つ様に宝の在りかを教え、求める道へ導くような、

そんな力です。


私は、その彼女のストーリーを読みながら、あの時自分が体験した熱病のような現象を思い出していました。

そして、10年が経った今、回り道しながらアラフォーを迎えた今、

新たに迎えた決断、そしてそれを決意した頃から、またあの時と同じ現象が周りに起こりはじめたのです。

あのベストセラーを手に取った事、手に取るきっかけとなった場所、もっともっとずーっと前から、「ここ」に辿り着く為に、パズルを完成させるためのピースのように、

いろんなものが、いろんな姿に形を変えながら、

私をここに導いてくれたのだと思います。


そして、このStorys.jpとの出会い。

「あなたの物語を残しなさい」そう言われているように感じました。

10年前、誰かが耳元で囁いたように感じた「あの言葉」のように。


物語の始まりは2001年頃にさかのぼります。

当時、2004年に公開したものをそのまま転記し、その後を今回2017年6月から書いてみたいと思います。


どうぞお付き合い頂けましたら幸いです。


2017.6.24 miyoshi kaori


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