夢は、叶う。でも、自分の頭で想像しないと実現しない。

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高校時代は、自分が特別な人間だと思っていた。でも今は、もっと謙虚に人の話を聞いていれば、人生変わっていたのかもと思う。


今考えれば、高校時代に見ていた夢は、とても幼稚だったと思う。

当時は大まじめだった。

夢の内容はこんな感じ。


外国に住みたい

知識を、特に専門的な知識を身につけたい

人のためになるような、責任とやりがいのある仕事をしたい

庭付き一戸建てに住みたい

ジョニー・デップみたいな男前と恋愛して結婚してかわいい子供を産みたい

でも男に頼らずがつがつ仕事して、家の中ではえらそうにしたい


こうやって並べるとえらい馬鹿で恥ずかしい。


でも、1990年代前半に地方都市で高校生をしていた私には、何をどうやればこれらの夢が実現するのか分からず、とにかく焦りだけがあった。周りを見ても、こんなことを実現している人はいない。


当時は眠ると、何かにやたら追い立てられる夢ばかり見ていた。あるときは、空を飛ぶアシカ、またあるときは、耳が餃子になった明石家さんまさん。色んな物が私を追いかけてくるのだが、あれはきっと焦燥感だったのだろう。


とにかく、現実の場所から、夢を達成した地点まで、到達する手段が分からなかった。高校生にもなって、本気でタイムスリップして未来の自分のところへ行きたいなどと思っていた。


でも、そのとき夢見ていたことは、全部現実になった。


(訂正:ジョニー・デップ以外は現実になった。)


自分が経験したことだから自信を持って言えるが、

自分が頭の中で映像として想像できることは、どれだけ無理そうでも、実現可能だ。

逆に、自分が考えられないことは、実現しない。

つまり、どういう人生になるかは、自分の想像力のキャパシティによるのだ。


例えば、高校1年のときにあるテレビ番組を見た。アメリカで活躍する日本女性を特集する番組だった。一人の女性がウォールストリートで働いていて、男性の部下を連れて日本に帰ってきて、タクシーに向かって手をあげているところが出てきた。その後、彼女の日本での仕事相手がインタビューされていて、サスペンダーをつけた日本人男性が出てきた。若い人にはピンと来ないだろうが、90年代外資系と言えばサスペンダーである。


これを見て、「かっちょえ〜。私もこんなんしたいわあ。いや、絶対するねん。」

と思ったら、

12年後くらいに、アメリカの会社で働いて、男性の部下を東京に連れていって、タクシーに乗って仕事に行って、仕事先にはサスペンダーの男がいる。ということが実現した。


ものすごくしょうもない話で申し訳ないが、人間の意志の力ってすごくて、いったんこうする。って明確に決めてそこから行動を起こせば、たいていのことはなんとかなるという一例である。


夢を実現するため、想像力を高める方法


アメリカに来て初めて、人生を若いときから戦略的に考えている人々と出会った。それこそ中学生、高校生のときから、将来こういう事をしたいから、この夏休みはこういう経験をしておく、とか考えちゃう人々だ。そういう人が、会社をおこして大成功してたり、NPOを作って社会を変えちゃったりしている。


私の友人の旦那さんも、30代後半で世界的に有名な会社の取締役なのだが、この前お宅に伺ったら、5億円の大豪邸だった。

その彼の歩んできた道は、有名一流大→コンサルティング会社→トップMBA→一流会社を渡り歩くってな感じ。とにかく考えることすべてが戦略的。

そして彼自身は平均的な容姿なのだが、結婚相手は女優さんみたいに美しくセクシーで、しかも聡明で勤勉で男性につくし、おまけに酒豪という、現実とは思えないような素晴らしい人である。いわゆる人生の勝ち組である。


そういう人々の話を聞いていると、やはり人生のどこかで「こういうことをする」と決めてそれに向かって行動を起こしているのだ。でも、なんで「こういうことをする」って、若いときに決められるのだろう?どうやってそういう未来を想像できるのだろう?


私なりに考えた結果、これは経験値の差だと思う。

若いときは経験値が低いのが当然だ。

そういう人が経験値を上げるには、既に経験値の高い人に教えてもらうのが手っ取り早い。私の場合、それは読書だった。私は、自分が特別だと思っていた幼稚な高校生だったので、周りの意見を聞こうともしなかったのだ。


でも、振り返ってみると、それは大金を毎日どぶに捨てていたようなものだと思う。

例えば、高校の先生。

今考えると、高校の職員室は経験の宝庫だった。面白い事を考えて行動している人がたくさんいた。理系文系体育会系の垣根なく、物を考えるのが好きな人が一同に介している場所はそんなにない。


他にも、話を聞ける人たちはそこら中にいる。

習い事や塾の先生。

家庭教師。

バイト先の人。

親の友達。

兄弟の友達。

祖父母。

親戚のおじさんおばさん。

つてをどんどんたどっていくと、いろんな人に会える。


それに、今は、storys.jpみたいに、普通の人の話を読めるサイトもある。

オンラインでいくらでも他人にコンタクトが取れる。

とにかく、普段つるんでいる人とは全く違う人々、特に年上の人から話を聞くのがおすすめだ。


高校生に伝えたい事


私がこの話で伝えたいことは、

充実した人生を送るために、まずは自分の中の垣根を取っ払って、色んな人の話を聞いて、想像力を高めよう!

ということにつきる。


でも、いきなり話を聞きに行って、本当に話してくれるのか?

と不安に思うかも知れない。

大丈夫、大抵の人は、自分の事を話すのが好き。

自分の話を聞いてくれる人に好意を持つ。

それに、大人は若くて未来のある人を応援したいのだ。


私は、40過ぎた今でも、「高校時代に戻ってやり直したらどうなるかな」と思う事がある。あんなふわふわした夢ではなく、もっと一本筋の通った夢を持っていたら、何か変わっていたのかな、と。


どんな人生を送ってもそういうことはあるのかも知れない。でも、自分の中で最良の選択をしたと、後から胸をはって言えるようになるためにも、失敗した人、成功した人の話をたくさん聞くのは、最もてっとり早く、かつ効果的な方法だと思う。


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