娘に伝えたい、僕がクビになった話

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私にとって、娘が生まれたことが、

人生のターニングポイントとなり、

私たち家族に幸福と愛をもたらしてくれました。


これは、そんな大切な娘に伝えたい、

人生最悪の出来事から得た

人生にとって

とても重要なお話です。



あー・・・


毎日おこられてばかりで

イヤになるなぁ・・・


いったい何のために生きてるんだろ。


この先も、この生活がずっと続くのか?


まだ28才だから、

あと30年以上コレ・・・?


ありえない。


どうしよう。


早く好きな事で独立して

ガンガン成功して

皆をあっとおどろかせたいな。



日々、そんなことを考えながら

車で会社にむかい

自分の机に座っていた。



朝早く、目が覚めた瞬間から

胸がドキドキして不安になり、

二度寝が出来ないほど怖い生活。


大企業から社員5人の営業会社に転職したばかりの僕は

職場ではどうやって数字をあげるのか

何もわからず、日々緊張して過ごしていた。


勤務時間が短い仕事を選んだおかげで、

早く帰ることはできた。


初めの頃は早く帰れるぶん、

独立に向けて副業を頑張るんだ、

と意気込んでいた。


でも、今の僕にはそんな気力さえ、



もうない・・・



5人の会社内で、

毎日僕だけが呼び出され、怒られる。


そんな毎日がイヤでイヤで、

逃げ出したい一心で、

独立や副業なんて考えられなかった。



いつからこんなことになったんだろ・・・

この先どうなるんだろう。。。



いつものクセで

過去の自分を責めるように

理由を探し始める。


絶望して、気力を失い

家でも暗い雰囲気で過ごす。


全てにおいて無気力だった。

何もやる気が出なかった。



【人生で初めてクビになった日】


そんなある日、

社長からまた呼び出しがあった。


富士の樹海で研修がある!!!

そこに行って根性たたきなおしてこい!


僕は一瞬にして下を向き、

目を強くつぶり

グッと両手を握りしめた。


悔しかった


こんなにもコイツの言うことで

僕の人生が苦しいなんて。。。



社長の怒り口調の言葉が続く。




行きたくないなら、

さっさと辞めるか、今すぐ数字を上げろ!



僕はその場で

行きたくない、と伝えた。



次の瞬間


なら、もう来なくていい。

今すぐ帰ってください。



28才


奥さんがいるのに、

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