15年間諦めきれずそれでもカナダに来た理由

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私はアラサーでセブ留学を終え、今カナダでワーキングホリデーをしています。

中学生のころから留学をしたいとずっと思っていましたが、

なかなか何もできずこれまで留学経験はありません。

そんな私がやっと一歩踏み出せた話です。


“人を動かす秘訣は、この世に、ただ一つしかない。 

すなわち、みずから動きたくなる気持を起こさせること… これが、秘訣だ。”



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1.異文化への興味(小学生時代)


そもそもなぜ海外に興味を持ったのか?


単純に小さな憧れだったかも知れない

見たことない未知の世界への


元をたどれば小学生時代通った英会話スクールが始まり

小学生の頃、姉と近所の幼なじみと一緒に英会話スクールに通っていました。

遊びながら英語を学ぶスタイルで

特に勉強しているという意識はなく楽しんでいました。


今でも先生の名前は不思議と覚えています。

シェリー、アラン、ロン、ジョンの4人

そして私たちも英語の名前を持っていました。

例えば、私の名前はIrene(アイリーン)でした。


この英会話スクールの先生は私が初めて接した外国人

外国人と日本人、何か違うなあとぼんやり思いました。

日本人よりもっと楽しそうでオープンで自己主張がはっきりしている

ざっくりそんなイメージです。


また、学校のクラスメートにも英語が話せる子や韓国から来た子、

スペインから来たフラメンコが踊れる子がいました。

国際的な背景を持つ彼らは、人と違う個性を持つ目立った存在でした。


一方、私は授業で手を挙げることができない、消極的な生徒でした。

そんな私と正反対の彼らに対して、この頃から異文化に興味を感じ始めていました。



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2.外国への憧れと現実の問題(中学生〜高校生時代)


海外に行きたいのであれば行くチャンスはいくらでもあったのでは?

事実、チャンスはあったが、上手くつかみとれませんでした。


中学生の頃から、さらに英語に興味がでてきて留学したいなあと思っていました。

交換留学制度を利用したり、

高校は英語専門のコースに行こうかと考えていたこともありました。


けれど現実は時間がない、お金がない、勇気がない


ない、ない、ない



また、私の周りにはマイナスの情報しかありませんでした。

「留学できるのはお金持ちの人」

「将来の選択肢が狭まる」

「テロや治安のこと、海外ってやっぱり危ない」

「休学したら就職まで一歩出遅れてしまう」


家族や塾の先生にも興味があることを伝えたけど、勧める人はいませんでした。

なぜなら、それなりに勉強は頑張っていたので

英語学科の専門コースではなく普通科のもっと偏差値の高い学校も目指せたからです。


英語に興味あるんだけど、英語学科に行こうかな
周りの大人
ふ〜ん・・・今英語だけに絞る必要ないんじゃないかな


という答えがほぼ100%

そう言われてしまうと、

この頃の自分は私より経験を持つ大人たちのいうことに対して

自分の興味を押し切れませんでした。

人と違う道も選べませんでした。


結局いろんなシガラミがあって、何年もの間何にもできなかった私。


けど、気づいたのは何年たっても何かしらの問題や不安は消えない


待っていても時期は来ないということがわかりました。


親や祖父母の世代は、海外は危ないと思っている人が多いですが

最近は修学旅行で海外というのもあるくらい、多くの人が海外進出しています。


カナダでも修学旅行生に会いましたし、

その他、フィリピンでもカナダでも驚くくらい留学生に出会います。

国内にいる人に聞いても意味がないのです。

カナダのバンクーバーでは毎日日本語が聞こえてくるし、

小さな島の都市でさえ日本人のコミュニティがあります。

日本人がいないところを探す方が難しいです。


今日、それくらい海外に行くことへのハードルは低くなっています。


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3.初めてのヨーロッパ海外旅行(大学生時代)


初海外はどのように実現したのか?

何年たっても海外への憧れは消えなくて、

大学生の卒業旅行で“”しかないと思い

やっとのことでヨーロッパ(フランス・イタリア)に友達と初めて海外旅行へ行きました。

正直、行き先はどこでもよかったのです。

一緒に行ける友達がいたこと、それだけが理由

海外に行ってみることで、自分の留学欲の変化も見てみたいのもありました。


初めてにしては豪華すぎるのだけれど

社会人になって会社を休める保証がなかったから

自分的でも思い切った決断でした。

もちろんこの頃も家族には反対されましたが、

今行かなければ今後行けないと思い

今回は今までとは違い、親を説得しました。


添乗員さん付きのツアーだけど初めの一歩

とっっっっっても大満足でした。

見たことない美しい建築やアート、有名な観光地

もちろん、怖い経験もりました。

電車に乗っていたら友達が財布を盗まれそうになりました。

しかも子供に


電車に乗る前に添乗員さんが

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