22歳の女の子が現場監督として働いて見た、建設業の現実と問題 2

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なぜか私だけが呼ばれた配属発表日。


この時間は緊張しかしなかった。


もし地方配属だとすると・・


名古屋?


いや、まさかの大阪?


はたまた九州!?


いろんな考えが頭をよぎっていた。



が、その考えを遮るように総務人事部長が口を開いた


総務人事部長
井上の配属先なんだが・・工事部になった。
え・・・?


頭が真っ白になった。



というのも自分の考えを超えてしまっていたから。



「工事部ってことは、私現場監督になるの?」


「じゃあ土曜・祝日のない生活になるってこと!?」


「毎日朝早くから夜遅い時間まで労働作業になるの!?」



いろんなことが頭をよぎり始め出し、


混乱と未知数なる不安から


目から涙が溢れてきた。






それを悟ったかのように慌てて



総務人事部長
現場配属にはなるが

CADオペレーターとして勤務してもらうつもりだ。

だから、現場監督ではなく設計業務をして欲しいと思っている。



総務人事部曰く


私は工事部という肩書きではあるが


実際やる仕事は、


CADオペレーターと言って、

施工図を書くだけの仕事を担当してもらうから

安心してほしい。という内容だった。





また担当現場も大きい現場だから


ちゃんと女子トイレも用意してあるから

その辺りもしっかりと対応しているからと。



私もそれを聞いて

まぁ、それなら大丈夫かもしれない。

と少し気持ちが和らいだ。




そして配属日当日。


配属日は、まず最初本社に集まり

そこで社長に挨拶してから

各々の現場代理人が新入社員を呼びにきてくれる流れだった。


※現場代理人=工事現場の最高責任者。



私は支店初の女性工事部員として

かなり注目をされていた。


だがみんなには

「この子は希望してこの部署に入った。」

と思われていたため

不安や不満があることを誰かが知っていることはなかった。



そして現場代理人に連れてかれて

初めて見た、私の工事現場。





※画像はイメージです。




ただ、ただ大きい。


そして人が多い。


男性がいっぱい。


うん、まぁ予想通りだった。




そして私の現場監督生活が始まった。


私は実家通いだったこともあり


朝は4:30〜5:00の間に起床。


びっくりされるかもしれないが

この時間に起きないと間に合わないのだ。



というのも現場の朝礼は8:00からだったが


私たちがデスクワークをする事務所があるビルから

現場までは、歩いて5分かかるため

結局着替えたり、装備したり、持ち物を用意したりと考えると


朝7:00過ぎには出社しないと間に合わなかった。







もうこの辺りから内勤(設計・見積)との違いを感じた。


内勤は朝8:30の出社時間に

会社にいればそれでいいのだから。




現場は違う。


定時より前の時間である

朝8:00の全体朝礼までに


その日使う道具や図面を用意したりと

しなければならないことがたくさんある。




初めて現場に入った日。

私は緊張と若干の期待もあった。



ここでどんな生活が待ってるんだろう!!


そう思った矢先



最初の問題は起きた。


読んでよかった
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井上 美結

過去に現場監督として働いた経験から そこでのハラスメントや嫌がらせをきっかけに建設業の働き方に疑問を抱く。 建設業で働く女性がストレスなくより働きやすくなるために 建設業女性に特化したマッチングサイトの運営を準備中。

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井上 美結

過去に現場監督として働いた経験から そこでのハラスメントや嫌がらせをきっかけに建設業の働き方に疑問を抱く。 建設業で働く女性がストレスなくより働きやすくなるために 建設業女性に特化したマッチングサイトの運営を準備中。

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