22歳の女の子が現場監督として働いて見た、建設業の現実と問題 7

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私は苦肉の策として


その短いスカートの下に

作業着を履いて出ることにした。



これなら風が吹いてスカートがめくれても

作業着だから問題ない。





ミニスカートを期待していた

周りからのブーイングを振り切り



その姿で私はステージに立ち

ビンゴ大会のプレゼンターをつとめた。





多分この嫌がらせは


Aさんと仲の良い


Bさんとの連絡を

私が一方的にやめたこと聞いて


その行動が気に食わなかったんだ


そう察した。





そして、心の中の私は泣いてた。


「何でこんな目にあわなきゃいけないの?」って





作業着を下に履いた姿で

自分の思うようにならなかったのが気に食わなかったのか


その日を機にAさんからのいやがらせが


一気に強まった。






最初は無視だった。


挨拶を無視されるのは

別にそんな問題ではなかった



ただ、Aさんは立場的に

複数の責任者でもあったため


仕事での報告の要件や、質問があるたびに

話しかけにいくと

睨みつけられ


返事なんてもちろんなかった。






ただそれ以上に辛かったのは


大事な報告や連絡が私だけこないという問題


社員への連絡伝達係は

Aさんの役目だったため


無視の対象である

私なんかに当然連絡はくるはずがなかった。



そのせいで


会議の集まりも私だけ、遅刻して参加したり


提出日を知らされずに、当日になって言われたり


と仕事にも少しづつ支障が出てくるようになってしまった。





他にも


大勢の人がいる前で

名指しで私の悪口を大声で言われたり



例えば

Aさんと現場内のエレベーターで乗り合わせた時のことだった。


エレベーター運行係の方に


降りる階を間違えて言ってしまい

その後すぐに訂正したのだが


それを見て


Aさん
本当に迷惑!ふざけんな


そんなニュアンスで大声で叫ばれた。



もちろん、何かが気に障ったのだろうと思い

後で謝りに行くも、それも無視される始末




しまいには


私の作った書類をみんなの前で理由もなしに

ビリビリに破かれたりもした。



その時は近くにいた職人さんからも

職人さん
大丈夫?


って心配されたが




私は泣くのをこらえて


作り笑いで


大丈夫です!


と答えるのが精一杯だった。




そんな日々が1ヶ月以上


私は誰にも相談できず

ただ耐えるしかなかった。




しかし同じ社内で起きていることなのに

周りの人は誰も助けてくれないのか?



それが、誰も気づかないのだ。




現場は基本、いつも1人だから。




新入社員だから

誰かが常に見てくれる、なんてことはない。



もちろん、仕事は教えてくれるけど



でも教育制度が整っている会社のように

OJTのような制度はないに等しいため



教育してくれる人も都度バラバラ



だから

誰も私がこんなことをされてるなんて


わかるわけもないし


考えてもない。




以前ニュースにもなった

現場監督の新入社員の過労自殺。



とても悲しい事件だったが


相談できる相手がいない空間の中


寝る時間もろくになく


同じ空間で働き続けたら


誰だって嫌になる。



でも、

これが今の建設業の現実なのだ。






そして私はあることがきっかけで

ついに耐えることができなくなってしまった。

読んでよかった
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井上 美結

過去に現場監督として働いた経験から そこでのハラスメントや嫌がらせをきっかけに建設業の働き方に疑問を抱く。 建設業で働く女性がストレスなくより働きやすくなるために 建設業女性に特化したマッチングサイトの運営を準備中。

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井上 美結

過去に現場監督として働いた経験から そこでのハラスメントや嫌がらせをきっかけに建設業の働き方に疑問を抱く。 建設業で働く女性がストレスなくより働きやすくなるために 建設業女性に特化したマッチングサイトの運営を準備中。

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