俺のしくじり恋愛 エピソード6

バンちゃんのしくじり恋愛実話⑥

社会人になってからは、就職氷河期という時代だった為、旅行の専門学校に通って、国内旅行の主任者資格(国内旅行の代理店をもてる添乗員の国家資格)を取得し、旅行会社に就職しようと思い、何社も回ったが入社する事は出来なかった。

今思えば、ここで就職していたら、今の自分はいなかったかと思うのどが。。

社会人は、フリーターとして、様々なバイトをやっていた。そこで出会う女性との恋愛がこの後も自分を成長させてくれるのである。

ある時、夏限定のビアガーデンのバイトをした。

そこで知り合った女の子に好意を持つことになる。

ビアガーデンは夏季限定の為、比較的みんな出勤率が高い。15〜18名くらいのメンバー構成でシフトを回す。全体的に皆んな仲が良くチームワークはあるメンバーだった!

そのメンバー達で、飲んだりカラオケに行ったり、海に行ったり、様々な楽しみ方をした!

その中の1人の子が、ややギャル風の女の子が1人いて、見た目はギャルっぽいのだが、中身は真面目で優しい子だった。その子ともたくさんのコミュニケーションを取り仲良くなった。

僕の後輩連中5人を集め、その子の女の子友達5人を集めてもらい、合コンもやった。

夏が終わりに近づき、ビアガーデンも最終日となった。最後にみんなで、遊びに行きました。

彼女への想いは日に日に好き度が増す一方で、

だんだん苦しくなって来たので、最終日の帰りに告白しようと思った。

駅に到着したので、別れ際に

『ちょっといい?』

と言って話を切り出した。

『今日まで楽しかったね!ありがとう!』

『いえいえ、こちらこそ』

『◯◯っちと一緒に海行ったり、合コンしたり、飯食ったりしたけど、夏の1ヶ月半を一緒に過ごして、◯◯っちが好きになってしまった。もっと◯◯っちと一緒に楽しい日々を作りたいんで、付き合って欲しい』

って伝えた所、

『バンさんは、優しいし、空気読めるし、面白いし、一緒にいて楽しいけど、

(この告白をしている時に訪れる、相手からのこの『でも…』とか『けど…』これは、NGというサインという事が告白を重ねていくうちに気づいた。)

『兄貴分的な見方になっちゃって、彼氏としては見れないかも。。ゴメンなさいm(_ _)m』

『でもありがとうね。嬉しかった』

『また会おうよ』

と伝えられた。。

『分かった、ありがとう。じゃあ、また!』

という事でまたしても俺の一夏の恋愛は終わった。。

『またか…』

今回ここで学んだのは、

告白の場所も少し考えなくてはいけないという事。

優し過ぎるのも兄貴分的な存在として見られてしまうという事。

皆んな一緒に会う頻度が高くても、個別にちゃをやと会っている時間を確保し親密度を上げなければ、成功率は上がらないという事。

まぁ、色々なチャレンジをしながら、試行錯誤をしているが、なかなか結果は出ない。道は長そうだ。。

次回に続く……。

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