俺のしくじり恋愛 エピソード7

バンちゃんのしくじり恋愛実話⑦

フリーターとして、昼と夜を別のバイトで掛け持ちしてやっていた時の事です。

ある新規オープン店の飲食店が出来るので、応募し採用になった。

そこで出会った新規メンバーの1人が、

可愛らしい天然系の女の子だ。

目がぱっちりしていて、凄く愛嬌があり、性格が良く、よく喋る子だった。新規メンバーという事もあり、開店準備から色々とコミュニケーションを取っていた為、

仲良くなるのに時間はかからなかった。

彼女は彼氏もいなかったので、2人でデートも2〜3回した。

その中で、接しているうちに感じたのは、素直で甘えん坊な所があり、守ってあげたくなるような女女した子だったので、その可愛らしさに惹かれた。

『天然系なので、全く邪悪な心を感じないいい子だなぁ〜』

と思っていた。

ある時、彼女がバイトを辞めるという事を聞き、

これは今のうちに気持ちを伝えないとマズイと想い、彼女のバイト最終日の少し前に、2人で食事に行く約束をした。

食事も終え、彼女に告白した。

『◯◯◯、俺と付き合って』

彼女はしばらく無言のまま・・・

『ゴメンなさい……』

『バンさんとは付き合えないです。。私、引越ししちゃうので、なかなか会えなくなる中で付き合うのは嫌なんで。。』

『バンさんは、頼りがいあるし、包容力あるし、私の話をたくさん聞いてくれるし。でも、東京じゃなくなるから、私遠距離恋愛は出来ないの。前にも一回失敗した事あるから。。』

『距離だったら、どこへでも俺が会いに行くし』

『前の彼氏もそう言ってくれたけど、お金もかかるし、時間も確保していかないといけないし、結局あまり会えずに終わって寂しい想いをしたんで、また同じことになるのが嫌なんで。』

『だから、悲しいけどゴメンなさい』

『そっかぁ。。仕方がないね』

『たまには連絡してな』

『うん』

という具合でまたしても恋は散ってしまった。。

『いいかげん、なんで上手く行かないのか?全く分からなかった。。』

今回ここで学んだのは、

女の子は(特に若い時は)付き合うと彼氏の近くにいたいという生き物だという事だ。

今現在、20代の若い子にリサーチしまっくった結果、やはり付き合うなら遠距離は厳しいという意見が圧倒的に多かった。。

デートは回数の問題ではない、一回辺りのデートでどれだけ距離を縮められるか!という事。

恋愛って難しい。。そう思い出したのもこの頃だった。。

次回に続く……。

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