俺のしくじり恋愛 エピソード9
バンちゃんのしくじり恋愛実話⑨
今回のこのお話はちょっと変わったお話です。
僕が騙された話になります。
ちょっと長いやり取りなので、時間がある方はどうぞ。『ハニートラップ』に気をつけましょうというお話です。
これは今でこそ、出会い系アプリが流行っていますが、その一昔前に『じゃらんの出会い系雑誌』なるものが存在していた頃のお話です。
当時、恋愛に上手くいかなかった自分は、
新たな出会いも日々探していました。
そこで発見したのが、じゃらんの出会い系でした。顔写真と名前と住んでる地域とメールアドレスが記載されていて、ダイレクトに連絡が取れるという優れものでした。(昔はそこらへんの規制も緩かったので)
まぁ、
『この子いいなぁ〜家も近いし』
といった理由で、目ぼしい女性をピックアップして、メールをするといった具合でやってました。
返信がこないのが普通で、
返信が来ても会える所まで行けないという事も多々ありました。
そして、ある時、一通のメールが来ました。
『初めまして。◯◯です。メッセージありがとうございます。良かったら一度、お茶でもしませんか?』
というメールでした。
『初めて、返信ありがとうございます。是非よろしければお茶しましょう』
と返信した所
『では、是非会いましょう!楽しみにしてるね⤴︎』『待ち合わせ場所ですが、◯/◯(◯)の◯:◯◯に五反田のアンナミラーズ(喫茶店)で待ってます』
『分かりました。当日よろしくです』
という感じでメールのやり取りをしたかと思います。
当日、五反田のアンナミラーズに約束の時間に行ってみると、写真で見た女の子がちゃんと来てました。こういうのは、当然にすっぽかしや別な人が来ているという事もあるので。
『どうも、初めまして』
とお互いに挨拶し、話出しました。
途中から、
『バンちゃんさんは、今よりもお金ってもっと稼ぎたくないですか?』
と聞かれました。
『まぁ、もっと稼げるに越した事はないけどね』
『バンちゃんさんの人間性や考え方なら、私はもっと稼げる人だと思うけどな。バンちゃんさんは、稼いでいるメンター的な存在の人っていますか?』
『ん〜先輩とかにいない事もないけど、まぁメンターというより先輩としての友達かな』
『そっかぁ〜そういうヒトが近くにいたら、もっと成功しそうな気がするな。ちょっと私の尊敬する人を紹介したいんだけど、会ってみない?絶対会うと思うんだよね。あっ、誰にでもこの人は紹介してないからね!バンちゃんさんみたいな人には直接合わせたいと思ったんだ。会って話してみてそう思ったの。』
『まぁ、会うのは構わないけど。』
『そしたらさぁ〜今日ってこれから少しだけ時間ある?30分くらいでいいんだけど。』
『30分くらいなら大丈夫だけど。』
『じゃあ、ここから近い所にその社長のオフィスがあるから行こう!紹介するので』
『あっ、分かった』
何だか、恋愛の出会いとして来たのだが、
方向性が変わって来てしまったようだ。。
まぁ、ひとまず行ってみるか。と思い彼女について行きました。。
すると、そこのオフィスはコールセンターのようなデスクと電話器がダーと並んでいて、バイトのような人達が、ひっきりなしに電話をしていました。
『なんだこれ?うわっ、ハメられたな』
と思った時、ホスト風のイケメン兄ちゃんがホスト風スーツを着た出で立ちで現れた。
社長デスクの所へ通され、
『どうも、初めまして!わざわざ足を運んで頂いてありがとうございます。どうぞおかけ下さい』
と座らされました。
僕は内心、何でもいけど、怪しさ満点なので、
サラっと話し聞いたらサクっと帰ろうと思ってました。
すると、先ほどの女が、僕をっとティーアップし始めました。
すると、その社長も
『へぇー素敵ですね!こいつがそこまで言うのは珍しいんですよ!気に入られてますね!カッコいいですもんね!』
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