理想の仕事も、理想の結婚も、「コレ」を本気で考えたら見つけられたという話。

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ご挨拶

初めまして、川口美樹と申します。本題に入る前に、簡単に自己紹介をさせてもらった方が、この後の話がわかりやすいと思いますので、ちょっとだけ経歴をお伝えしますね。

僕は24歳まで芸能界で俳優を志して活動していました。もともと高校までバリバリの進学校にいたのですが、何を思ったのか日本大学の芸術学部に入学し、そのまま芸能界に入りました。

ただ芸能界の独特な文化に馴染むことができず、様々な経緯を経て独立する道を選択しました。(その辺の経緯はこちらの STORYに詳しく書きました。)独立してからは、仕事ばっかりに取り組んできましたので、恋愛方面の経験は乏しかったと言わざるを得ません。

しかし妻と出会い、結婚するまでの一年間を通じて、一転して恋愛に強く興味を持つようになり、ライターとして恋愛コラムを書くようにまでなってしまいました。

それは独立を通して得た体験と、妻との結婚までのプロセスに非常に共通点が多く、「恋愛も仕事も、本質的なことは同じなんじゃないか?」という発想を抱いたからです。


このSTORYでは、僕なりの経験から考えた、恋愛と仕事に共通する5つの仮説についてお話ししていきたいと思います。そして最後にそこから導き出される「独立して体感してきたことと、結婚して体感したことに共通していた、たった一つの真実」についてまとめたいと思います。


少しの間だけお付き合いくださると嬉しいです。


<目次>

・恋愛も仕事も、良いご縁は「信用」から生まれる

・恋愛も仕事も、まずは相手の話を聞け

・恋愛も仕事も、自分の「好き」より、相手の「好き」を重要視すべし

・恋愛も仕事も、自分に相応しい人(仕事)に出会えないのは、自分がそれに相応しい人間じゃないから

・恋愛も仕事も、理想はどこかにあるものではなく、自分で作っていくもの

・結論(まとめ)



恋愛も仕事も、良いご縁は「信用」から生まれる

これはまだ僕が大学生だった時に、歌舞伎町のバーのママに、「どうしたら彼女ができるのか?」を相談した時の話です。

彼女を効率よく作る方法ってあるんですかね?
ママ
何言ってんの、そんなもんは無いわよ。
ですよね…
ママ
まぁ、でも出会いを求めるなら、友達からの紹介をもらいなさい。その方が恋人ができるのは早いから。
へぇ、そうなんですか?
ママ
紹介される側からすると、タイプじゃない人は紹介されないっていう安心感があるのよ。

会う前からお互いにある程度の「信用」がある状態なわけ。
確かに自分の友達に変なやつ紹介する人いませんもんね。でも、なんで紹介の方が早いんですか?
ママ
出会う方法って、ナンパとか合コンとかネットでの出会いとかいろいろあるけどさ、、、会って仲良くなるまでに時間とお金がかかるのよ。

自分の好みの人間がいるかどうかもわからない場所に行って、高いお金払って、しかも周りにライバルがいる中で、いいと思う子をゲットするんだから、相当な労力よね。

コスパが悪すぎるわ。
ふむふむ。
ママ
その点、紹介は楽ね。

知り合いからの紹介である時点で「ある程度の好みの条件をクリアしてる人に会える確率が高い」し、合コンみたいにライバルもいない。

相手にとってそれは同じこと。つまりお互いが「好みかも」と思う相手と会えることが確定している出会いが紹介なのよ。
おおお!!紹介のコスパすごい!

妻とは「知人の紹介」で出会いました。知人といってもカフェ会で知り合った程度の文字通りの知り合いです。とはいえ、その人とは一回話しただけでかなり意気投合しました。


その人からある日突然「紹介したい女の子がいるんだけど」とメッセージがラインで来て、「まぁ、(断る理由もないし)いいですよ」ぐらいの気持ちで返答しました。それが妻だったのです。そんな出会いでも結婚することあるんですね。不思議なご縁ですよね。


、、、と、言いたいところですが、実はこの選択が実に理にかなっていた選択だったのだと、後になって気づいたのです。


「信用」を借りることができると意思決定が早くなる。

僕は研修の講師を仕事にしていますが、年齢が30にもなっていないので、企業の中に入って人に何かをレクチャーできるような信用力は世間一般的にはありません。ですから26歳の時に研修会社に登録してもらえるように足を運んだ時には、「川口さんのコンテンツは面白いんだけど、年齢がね…」と言われ、取り合ってもらえなかったのです。

そこで新規の営業に行くのをやめ、紹介でしかお仕事をもらわない作戦に変更しました。人からの紹介の場合、紹介者から「この人なら大丈夫」というお墨付きをもらっているようなものなので、とてもスムーズに物事が運びます。

こちらに営業力がそこまでなくてもコンテンツの力があれば、契約を取ることは、簡単とは言わないまでも、自分で営業に行くよりもはるかにハードルが低くなります。

マーケティングの世界でも「知人からの紹介」が購買理由としてもっとも強力なんて言われてますよね。僕は妻と結婚できた時に、このロジックが恋愛にも適応されたのではないかと思ったのです。

合コンやネットでの出会いは、最初に相手による「審査」があります。「外見はどうか」「コミュニケーションは円滑か」「性格に問題はないか」などのジャッジが下されているわけです。

一方紹介の場合、これらの項目はある程度クリアしていると紹介者が判断しているので、それが信用となり、ジャッジする側はウェルカムな状態で会ってくれるわけです。

企業の採用で言ったら、履歴書を書いてエントリーして第一面接をする、というフローをすっ飛ばして、リファラルやスカウトでいきなり役員面接に飛ぶようなイメージでしょうか。


信頼関係を構築するための入り口を紹介者の「信用」によってスルーできるので、とにかく意思決定までが早い。

実際、妻との出会いも非常にスピーディーでした。初めて会って、その日に次のデートが決まり、3回目のデートで彼女のうちにお邪魔しました。ここまで約1ヶ月。そこからお付き合いがスタートしました。

もちろん、地道に信用を築いて行くことを否定したいわけではありません。僕の親友たちは皆、大学から5年も6年もお付き合いして結婚したカップルがほとんどですし、両親は職場内恋愛でした。


いずれの場合にも「この人なら大丈夫だという信用があった」からこそ、結婚に至ったのだと思います。


僕が言いたいのは、恋愛も仕事も、良いご縁は信用から生まれるということです。僕の場合は、第三者からの紹介の場合で、その信用を前借りすることができたので、実現までのスピードがかなり早まったのです。


恋愛も仕事も、「話し方」を学ぶよりも、「聞き方」を学んだ方がモテる?

「相手を虜にするLINE返信術」「雑談上手こそ恋愛上手」「また会いたいと思わせるトーク術」、、、。「何を話したらいいかわからない」と悩んでいる人をターゲットにして、数々の本やセミナーで「トーク術」が売られています。

トーク力がつくことに越したことはないですが、僕はそれよりも650倍ぐらい「聞き方」の方が大事だと思っています。


僕が独立して最初にやった仕事は、美容やダイエットのアドバイザーでした。適切なアドバイスをするために「相手の話を親身になって聞く」必要がありました。

ターゲットが女性でしたので、肌の悩みや体調の悩みは、メンタルの悩みと直結します。ですから「恋人との関係はどうか?」「仕事はうまくいっているか?」などの突っ込んだ話も聞いていました。

それが癖になり、プライベートで人に会うときも、僕は相手の話を聞くことから関係構築をはじめるようになりました。先に相手の話を聞くと、相手は「たくさん自分の話を聞いてもらえたから、今度はあなたの話を聞かせてほしい」という気持ちになります。

一番その効果を実感したのが、人生で3人目に好きになった人とのエピソードです。初めて会ったときは、恋愛感情もないまま会ったのですが、いつものように相手の話を聞いていたら、なんと相手がポロポロと泣き始めてしまったのです。

いわく、「こんなに自分のことを親身になって聞いてくれた人は初めて」だったらしく、帰り際に「今度はよしきさんの話を聞かせてくださいね!」と言われ、次のデートに誘われたというわけです。(ま、最終的にはダメだったんですけども。)

もちろん妻との出会いにも功を奏しました。妻は「話を丁寧に聞いてくれるから信用できる人だと思った」そうです。世の中にはどれだけ自分の話をしたがる男性が多いのだろうかと、ある意味納得しましたが、それだけ「聞ける」人が不足しているということなのだと思います。


プレゼン力よりもヒアリング力でモノが売れる


相手が欲しがっているものを提供すれば喜ばれる。恋愛もビジネスも、基本的なコミュニケーションの原則は同じだと思います。

ビジネスにおける商品は様々な形がありますが、恋愛における商品は「自分」です。自分という商品を選んでもらうためには、色々な角度からヒアリングをして、相手のニーズを探る必要があります。そして相手の求めている人物に自分という商品がハマれば晴れてお買い上げとなるわけです。


営業を経験したことがある人なら、ヒアリングの重要性を先輩や上司から叩き込まれたことがあるのではないでしょうか。どれだけ商品に自信があっても、いきなりプレゼンからはじめる人間はいませんよね。


プレゼンは自分を知り、相手を知った上で初めて行うことができるものです。

しかし、なぜか恋愛になるとヒアリングを抜かしてしまいがちです。聞かれてもないようなことをどんどんアピールしてしまうし、相手がほしいと思っていないようなことをどんどん提案してしまう。

男性だろうと女性だろうと、相手の趣味・嗜好、どんな経験してきてどんな価値観をもち、将来どうなっていたいのか、を相手から引き出さない限り、自分をどれだけ熱心に売り込んでもうまくいかないのではないでしょうか。

服装を爽やかにした方がモテるとか、メイクはナチュラルで控えめの方が男ウケがいいとか、「アピールするため」の外見磨きの必要性は理解できます。


しかし、経営者の先輩に、「外見磨きは自分をアピールするためにするのではなく、相手に安心して気持ちよく話してもらうためのおもてなしだ」と教わった時に、本当にその通りだなと思ったのです。


もちろん、外見的な魅力だけで一時的に成果を出す人間はいます。シャンプーや化粧品のほとんどは、中身の成分よりも外のパッケージデザインと広告にお金をかけてますし、実際に売れてます。しかし外見をどれだけ取り繕っていても、中身が本物でなければ成功が続くことはありません。


女性は話を聞いてもらいたがっている。対して、男性は自分のトークスキルを磨こうとしている。これは男女の立場を入れ替えても同じことが言えると思います。


これほどわかりやすい需給のミスマッチが起きている市場はありません。相手の話を真剣に聞くという姿勢を持つだけで、恋愛市場ではそれ自体がものすごく価値になるようです。


恋愛も仕事も、アピールに必死になるのではなく、相手の話を聞くところから始めた方が良いのではないか。これが僕が自信の経験から確信を持って言えることです。


恋愛も仕事も、自分の「好き」より、相手の「好き」を重要視すべし

付き合いたいと思う人に告白し、実際にお付き合いすることができる。なるほど。これほどハッピーなことはありません。ところが、人によっては夢破れて悲しみに明け暮れる結果にもなります。私の大好きな漫画『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ)にはこんなセリフがあります。

「自分の一番好きな人が」
「自分のことを一番好きになってくれる」

たった それっぽっちの条件なのに
どうしてなの
永遠に揃わない気がする

このまま ずっと
ずっと(2巻P38より)


山田ーーーーー!!!!わかる、わかるぞー!!涙、と共感した読者は私だけではないはず。(分からない人すいません。)


僕の告白経験は、4戦3敗の戦績が、3敗は全てこちらからのアプローチでした。そんなアプローチ下手な僕でも結婚することができた(これが1勝)のは、妻の方から自分のことを好きになってくれたおかげだと思っています。

結果、「自分のことを好きになってくれた人を好きになることでも、きちんと幸せになれる」と考えるようになりました。そして、その幸せは「自分が好きな人とお付き合いする」時の幸せと変わらないものです。(そもそも幸せは、比較で語るものじゃないですけどね。)




自分を好きでいてくれる人とお付き合いする場合、

・告白に失敗するリスクが極端に低く


・相手に好きになってもらう努力ではなく、相手を好きになる努力をするようになり、


・お付き合いを重ねていくにつれて、欠点よりも長所が見えやすくなる

といった特徴があると思います。


自分が好きになった人とお付き合いする場合、好きになった時がピークになってしまう傾向にあり、そこからコミュニケーションを重ねると、嫌なところが目立ちやすくなります。それが不満となり、最初の頃のときめきが風化されていってしまいます。



一方、お付き合いが始まってから好きになっていく場合、そもそも期待値が高く設定されていないところからスタートしているので、その人の長所が見つかる度に「こんなにいいやつだったんか!」とときめきを重ねて行くことができます。

それが次第に尊敬に変わり、「こんなに素晴らしい人が自分のことを好きでいてくれるなんて、なんてありがたいんだ」という感謝に変わります。

そうするとこの人のためにもっと頑張ろうという気持ちがわき、相手もさらに自分を好きになってくれるので、良いスパイラルが生まれやすくなります。


僕も妻に対して付き合いたての頃は、「この子はすごい俺のことを好きでいてくれてるなー、ありがたいなー。」という感覚でしたが、今は「おぉ神よ、あなたは私に最良のパートナーを与えてくださりました。」ぐらいの感覚になっています。


ロイヤルカスタマーはだいたい想定外のお客様

ビジネスをされている方は体験されたことがあると思うのですが、最高のお客さんになってくれる人って、自分の想定していない人だったりしませんか?


「この人、めっちゃ自分のこと親しみを持ってくれて、いろんなお客さんを紹介してくれるけど、未だに何がそんなに響いてるのかよくわからない」と思う人、いませんか?



逆に、「この人にお客さんになってもらえたら最高だろうなー」って思う人に限って、だいたいお客さんになりません。おそらく、こちらが意図してお客さんにしようとコントロールしようとしてまうからなのでしょう。



一方、「なんでこの人が?」と思う人は、こちら側に「この人をなんとかしてやろう」という邪念がない状態の時に自分の商品に惚れてくれているため、本人の内的な動機から動いてくれています。

つまり、こちらが意図せずお客様になってくださった消費者こそ、長く続くお客様になる可能性が高いのです。

ソシャゲの運営が、非課金ユーザーよりも課金ユーザーに手厚いのは、顧客になってほしい人に色々施策を打つよりも、自ら顧客になってくれた人にどうやって喜んでもらうかを考えた方が売り上げが上がると考えているからでしょう。


人材教育でも、「こいつに俺のノウハウを叩き込んでやる!」と思った新人に限って他に行ってしまい、そこまで期待していなかった人が、社内で頭角を現し、会社に多大な利益をもたらすことがあると思います。



私は恋愛にこの法則が適応できると思いました。こちらが「こうなってほしい」と期待してしまう人をどうこうするよりも、こちらを見て自主的に「あなたと関わりたい」と言ってきてくれる人につくす。


そうすることで、お互いにとってハッピーな関係性が築けると思ったのです。

つまり、恋愛も仕事も、自分の「好き」の実現のために努力をするのではなく、相手の「好き」の実現ののために努力をすることで、より長く続く関係性を維持できるのではないかと思ったのです。

恋愛も仕事も、自分に相応しい人(仕事)に出会えないのは、自分がそれに相応しい人間じゃないから

女性にとっての恋人探しはキノコ狩りに例えることができます。

例えば、高収入で仕事も安定していると言われている医者が松茸、年収300-400万円の平社員が椎茸だとしましょう。

あなたはどちらのキノコを食べたいでしょうか。


この条件だけ聞くと松茸を選びたがると思います。では条件を加えて、腕の悪い素人が調理した松茸と、ミシュランをとったお店のシェフが調理した椎茸ならどうでしょうか?ミシュランの椎茸の方を食べたいと思いませんか?

男性もキノコと同じで、肩書きや収入と言った素材だけでなく、出会う女性の料理(=育て方)の腕によって、その真価がいかようにも化けてしまうのです。言い換えれば、すでにいい男だと言われている人たちは、誰かに調理された後だ、ということです。

これが「いい男はすでに恋人持ち」の裏側でないかと思います。いい男と出会えた女性がいたのではなく、いい男になりそうな人に目をつけていい男に育てた女たちがいたのです。

男性側からすると、自分が椎茸だろうと卑屈になる必要もなく、松茸だったとしても油断をしてはなりません。自分がいい男になるには、いい男にしてくれる女性の存在が必要であり「こいつは料理のしがいがあるぜ(じゅるり)」と思われなければなりません。

シェフが食材を選ぶように、食材もシェフを選びます。それと同じように、女性がいい男に出会えない理由は、その人にいい男を料理するほどの腕がないからなのではないでしょうか?男性がいい女に出会えないのは、料理のしがいがある素材だと思われていないからではないでしょうか?


つまらない仕事はつまらない人に、面白い仕事は面白い人に任される。

面白い仕事に出会えるかどうかは、自分が面白い人間であるかどうかにかかっている気がします。

極論ではありますが、よっぽどのブラック企業での仕事でもない限り、世の中の全ての仕事は面白くすることが可能です。

マックのアルバイトだって、単にタスクをこなすだけの仕事ならつまらないですが、「この完成されたオペレーションはどのように出来上がったのか」「売り上げが上がる最高の接客とは何か?」「世界一レジ打ちの技術は?」と視点を変えてみると、楽しむ工夫が無限にあります。


つまらない人は、たとえどんなに面白い仕事でもつまらないものにさせてしまいます。面白い人は、たとえどんなにつまらない仕事でも面白くできます。だから面白い人のところに面白い仕事が集まる。これが世の中の摂理ではないでしょうか。

僕はありがたいことに面白いと思える仕事を任せてもらえるようになりました。それはできる限り自分が面白い人間であると思われるように努めてきたからだと思います。

僕は決して松茸ではありませんでしたが、最高のパートナーだと思える人に出会うことができました。仕事を通じて自分を磨いてきたことで、妻というシェフのお眼鏡に叶う椎茸になることができたのかもしれません。


つまり、恋愛も仕事も、自分が欲しいと思う人や仕事に出会えないのは、自分がそれに相応しい人間になれてないからなのではないかと思うのです。


恋愛も仕事も、理想はどこかにあるものではなく、自分で作っていくもの

理想のパートナー探しと、理想の職探しは似ています。僕は人のキャリア相談に乗ることがよくありますが、「自分にピッタリの仕事を探している」人が、希望の仕事に就けたケースをあまり見たことがありません。


こういう人はどこかに自分にピッタリの仕事があって、それにさえ出会うことができたら自分の人生が輝きだすと信じているように見えます。


婚活市場にも、そういう婚活してる人がいます。どこかに自分の理想とする人がいて、その人にさえ出会えれば自分が幸せになれると信じている人です。構造は全く一緒です。



個人で仕事をしていると、好きを仕事にしているように思われがちですが、実際は「任される仕事に真摯に取り組んだ結果好きになっただけ」なのです。


そして最近ことさら痛感することは、今の仕事は「自分が選んだ」のではなく、「仕事が自分を選んでくれた」のだということです。


今の仕事がなければ、今の仕事に出会っていなければ、今の自分はありません。全てはその仕事が自分を選んでくれたおかげです。

その仕事に選ばれたからには、その期待に応えられるように努力をする。そうすれば仕事も「成果」という形で応えてくれる、そうやって理想の仕事に近づいていくものだと思っています。


女として見れなくなった奥さんを好きになる努力した先輩の話

先輩が夫婦円満の秘訣について語ってくれたことがあります。その先輩はいま、結婚7年目、お子さんが2人。子煩悩であり、奥さんを溺愛している、絵に書いたような幸せなパパさんです。私も将来はそのような家族を作りたいと思えるような人です。

しかしその先輩も、結婚3年目に「奥さんを女性として見られなくなった」時があったそうです。それは1人目が生まれて奥さんの意識が子どもに注がれた時期と被っていました。

先輩
そんときにさ、職場の上司に相談したんだよ。その人、超円満でさ。奥さんのメシが楽しみだからっつって飲み会断るような人だから、話聞いてみたわけ。
どんな相談をしたんですか?
先輩
奥さんを女性として見られなくなってきました。好き、っていう恋愛感情がなくなってしまったんです。って
ふむふむ。その方はなんて?
先輩
『馬鹿やろう、好きじゃなくなってからが勝負だろうが』って怒られた(笑)
どういうことですか?
先輩
『恋愛感情ってのは人間の本能、つまり子孫を残したい、っていう欲求から来るもんで。

子どもを産んだ時点で目的は達成してるんだから、生物学的に恋愛感情なんてなくなって当たり前。

しかし、人間には理性がある。お前は本能で嫁さんを好きになったかもしれんが、これからは理性で好きになれ。好きになる努力をしろ。』

って言われたんだよね。
好きになるのに努力が必要なんですか?
先輩
そ、仮に異性として見られなくなっても、人として好きになる事は、努力でできるっつーんだよ。
確かに。
先輩
『好きじゃなくなったから別れる、なんてのは最低な人間がする選択だね。

離婚の原因は大概「自分が相手を選んだんだ」という勘違いにある。これは実際には違う。相手に自分が選ばれたんだ。

お前は奥さんに選ばれた。そのことを忘れるなよ』

と、こういうわけだよ。
つまり?
先輩
つまり、俺は自分が嫁さんを選んだと思っていたから、その選んだ当時の嫁さんじゃなくなった瞬間に好きじゃなくなった。

でも、そうじゃないんだよ。

俺は嫁さんに選ばれたんだから、その期待に答える努力をしなきゃいけないんだよ。それをしないまま文句をいうのはおかしいだろってこと。
なるほど。それで好きになる努力をしたわけですね?
先輩
した。嫁さんのすごいなって思うところを書き出して、そのポイントを見つけるたびに、嫁さんを褒めたし、本当にお前と結婚してよかったって口に出してた。

すると面白いもんでさ、気分が上がったんだろうね。

今度は相手がこっちの期待に応えようとしてくれたのか、作ってくれるご飯もどんどんうまくなるし、ダイエットなんか始めて、子ども産む前よりスタイルよくなったりしてさ。

でさ、キレイになるから、服とか化粧とかもちゃんとしてくるじゃん。そしたら、俺も嫁さんを女性として見れるようになってきたんだよね。
相手を自分から積極的に好きになることで、相手も自分にとってふさわしい相手になって行く、と。深いですね。
先輩
ま、何かを変えたきゃまず自分からって話だな。

もし、あなたがまだ理想とするパートナーに出会っていないのなら、あなたが理想とするパートナーから見てふさわしい努力をできていないのかもれません。


同じように、もしあなたがまだ理想の仕事に出会っていないのなら、その理想の仕事にとってあなたはまだ力不足なのかもしれません。


その仕事にとって自分は理想の働き手になっているでしょうか?自分は仕事を好きになる努力しているでしょうか?


自分の外側に理想を求めるのではなく、まずは選んでくれた相手の期待に応える。そういった努力をしていった先にこそ、自分の内側に自分の理想とするものが出来上がってくるのではないでしょうか。


つまり、恋愛も仕事も、自分の理想はどこかに落ちているものではなく、自分の努力で作り上げていくものなのです。



結論(まとめ)

・恋愛も仕事も、良いご縁は「信用」から生まれる

・恋愛も仕事も、まずは相手の話を聞け

・恋愛も仕事も、自分の「好き」より、相手の「好き」を重要視すべし

・恋愛も仕事も、自分に相応しい人(仕事)に出会えないのは、自分がそれに相応しい人間じゃないから

・恋愛も仕事も、理想はどこかにあるものではなく、自分で作っていくもの


これらの仮説はあなたにとって説得力のあるものでしたでしょうか?

僕は皆さんに問いかけたかったことは、冒頭にも申し上げた通り、「恋愛も仕事も、本質的なことは同じなんじゃないか?」ということです。

ここまで語ってきた5つのことに共通して言えることは、


それって相手のためになることを本気で考えたの?



ということです。



モノが売れない。


モテない。


いい仕事につけない。


いい出会いがない。



それらの問題に向き合うためには



それって相手のためになることを本気で考えたの?


と自問自答する必要があると思うのです。


恋愛でも仕事でも、相手の話を聞き、相手の期待に応え、相手を(その仕事を)好きになる努力をした先に、信用が生まれ、成果にもつながる。


そういうもんなんじゃないかと思うのです。

それが僕が、「恋愛も仕事も、本質的なことは同じなんじゃないか?」と考える理由です。


みなさんにとって、このSTORYが


それって相手のためになることを本気で考えたの?


って考えるきっかけになれば嬉しいです。


ご静聴、ありがとうございました。

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Kawaguchi Yoshiki

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