「お酒飲めない物語」第1話

次話: 「お酒飲めない物語」第2話



ご存知の方も多いかと思いますが、私、小玉歩はお酒が飲めません。

コップに注いだビールは、3口くらい飲むと顔が真っ赤です。

そして心臓がバクバクいいだします。


お酒を飲んで気持ちが良くなるという感覚が全く理解できませんで、飲むほどに体調が悪化していくわけです。

ですから、飲み会のテンションがマックスに高いのは乾杯の瞬間。

あとは右肩下がりに、私のテンションは下がっていきます。


お酒が強い人は本当に羨ましいし、お酒で気持ちよくなる感じも、本当に羨ましいなーと思って生きてました。


逆に言えばお酒飲んで訳わからなくなってしまうような事がありません。

飲みすぎると吐くか寝るかなので・・・

記憶が無くなって知らないうちに家についていたということも当然ありません。


自分がお酒を飲めないと明確に認識したのは、大学生になってからでしたね。

周りはガブガブ飲むのに、自分はビールをジョッキで1杯を死ぬ気で頑張って飲む訳です。

それを必死に飲み終えると、もう一口も飲みたくなくなります。

ところが、部活とかに入ると、先輩が一気を煽る訳じゃ無いですか。

あれが、苦痛で死ぬかと思いました。

大学の飲み会は恐怖でした。


大学生活も何年か経つと、就職だなーって感じの頃になります。

そうすると、強烈な不安がやってくるのです。

社会人って接待とかあるじゃないですか。

こんなにお酒が飲めない自分に、接待なんてできるのだろうかと不安になったわけです。

実際の接待の場面とかは分かりませんが、たくさん飲まないといけないかなーと想像していたわけです。

また、会社の飲み会なんかも、お酒が飲めない自分のせいで空気がおかしくなってしまうなと不安になっていました。


どうでしょうか?

私みたいな方っていますか?


ちょっと飲むだけで心臓バクバク。

顔も真っ赤。

お酒のシーンがいやだわーなんて人。


実は私はそのタイプの人間です。


そんな謎の不安を抱えた、大学生の小玉歩。

社会人になって、いったいどうなったのでしょうか?


「お酒飲めない物語」第2話へと続く!!!!

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