(2) 12歳のときにインターネットとロリポップに出会った話、そしていまのぼくとペパボの話

前話: 12歳のときにインターネットとロリポップに出会った話、そしていまのぼくとペパボの話
次話: 【完結】12歳のときにインターネットとロリポップに出会った話、そしていまのぼくとペパボ改めGMOペパボの話

「ピーガガガッガピー!!!ピー!ピーピーピーピーピー.....」

怪しげな音が室内に鳴り響く。
何のことは無い、インターネットに接続しているだけなのだが、当時はこのように大騒ぎだったのだ。
さて、インターネットを手に入れた著者12歳。
Netscapeでネットサーフィン三昧。
右上に表示されているネスケのアイコンは、時折流れ星が流れて、いちいち感動したことを覚えてる。
Shockwaveの公式サイトでゲームをしたり、AQUAZONEで熱帯魚を飼っては全滅させの繰り返し。熱帯魚が死んだ時の描写が結構リアルでね、魚の体が白く濁った感じになってるのを見てうえっってなったりしたものだよ。。。。
クラリスワークスで町内会の資料を作ったり、年明けに最初に起動した時に表示される謹賀新年にまたまた感動したり。
頭のてっぺんからつま先までMacに浸かっていた。
何もかもが新鮮でリアルでひたすらに興奮していた。
インプットを続ければアウトプットをしたくなるのが人の性だろう。
やはりぼくも、とにかく「ホームページ」が欲しくなり、無料作成サービスを探し始めた。
とはいえ、覚えているのはgeocitiesとtripodぐらいなのだけど。
ぼくはその時に出会ってしまった。
そう、ナウでヤングなレンタルサーバーだ。
candy.com だっただろうか。お菓子の名前.comだった気がする。

「な、なんじゃこりゃああああ!!」

衝撃もいいとこだった。
その当時のインターネットといえば基本的にどんよりしていた気がする。
少なくとも「かわいい」の対極に位置していただろう。
インターネット上で「かわいい」に出会ったのも衝撃だったし、バナーのビビッドな色彩もやはり衝撃だった。
あの瞬間から、ぼくのインターネットに色がついた。
いま思うと、まさしくカラーミーだった訳だ。
はい、英文法的におかしいみたいな指摘はごめんなさいね。
それいったらSTORYSだってうわなにするやめろ
~もうちょっとだけ続くのじゃ~


ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

続きのストーリーはこちら!

【完結】12歳のときにインターネットとロリポップに出会った話、そしていまのぼくとペパボ改めGMOペパボの話

著者の中野 晃子さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。