東京-京都をママチャリで完走した話①

次話: 東京-京都をママチャリで完走した話②
まあ、そうですね。
今年の3月、、
同志社大生の僕は、ふと思い立って友人とマクドで、
「うーん、、東京行かね?笑」
とノリでなったわけです。

で、出発は速攻で来週と、、あれよあれよというまに決まって、さあ行こうかと当日を迎えたわけです。

1日目

いよいよ出発の日。
しかし、当日の予報はまさかの雨ww
空を見上げると、もう今にもふってきそうです。
雨...やだなあ、とそんなことを思いながらまあ、友人のHRK氏、YY氏と共に出発した訳です。(12:00発)

あ、一応確認しておきますが、東京-京都は約500kmあります。
で、僕のマシンはホームセンターで買った¥6,980のママチャリで、服装は上ジャージに下同志社スウェットです。

京都駅を出発して、まあ市街地を滑走し東山をこえ山科から滋賀、大津くらいまできたわけです。ここまでかかったのはだいたい2.5hくらい、、いやーいい運動じゃね?とか、もう大津か!とか言っていました。
コンビニでいったん休憩して、さっさと行こうぜとなり再びペダルに足をかける。
で、滋賀県内を力走!
しかし、、全然滋賀を抜けられない、、
この頃には雨も強く降っていたので、HRK氏とYY氏はレインコートとレインパンツ笑を購入!(筆者はカッパ持参)
しばらく走っていたんですが、HRK氏のマシンがパンク!(o o;)
最寄りの自転車屋さんまで10km弱ということで、雨の中チャリを押してひたすら歩き続けました。泣

で、チャリも無事になおり、雨と寒さと戦いながら、チャリをこぎ続け、辺りは暗くなり時計を見るともう20:00くらいで、iPhoneの地図はまだ滋賀...
腹が減ったということでスーパーにより弁当を購入。スパーの玄関前で食事をしていました。
すると、親切なスーパーのおばちゃんが温かいお茶をくれた!!!
すっかり体が冷えきっていた僕らにはスーパーのおばちゃんが天使に見える。
しかも、まさかの店内全品半額!?に!!
粋なスーパーのおばちゃん、まじで助かりました。ありがとう。
この場を借りてお礼を言います。

なんやかんやしているうちに21:00も過ぎて、そろそろ出発。
もうすぐで滋賀を抜けるための最初の関門、鈴鹿関に!
まあ、有名な鈴鹿関、、山ですよね。
ここまで山を経験せずにきた僕らにとって、非常に辛い道のり。。
あと、あれです。道路がすごい怖いんですよね。
白線の向こう側はダンプとか大型車両とかがガンガン行き交っていて、ふらっとしたら即死ですよ。。
おまけに、山だから全然前とかも見えないし。
で、僕はこの時、道路の側溝に落ちましたよ。笑
膝を打って、買ったばかりのDOSHISHAスウェットに穴が空き、血だらけに...
なんとも切ないものです。。

がんばっているうちに、なんとか鈴鹿関を越え三重県内に入ったわけです。
当初の予定としては今日中に名古屋まで行く予定!笑
いやいや、なめすぎてましたね。笑

まあせめて、四日市までがんばろうということで、また走り出しました。
このころには雨も上がり非常に走りやすかったですね。
すーっと順調にきて日付超えるまでになんとか四日市までたどるつけるだろう、、
と、思っていた矢先!!
HRK氏のマシンがまさかの2度目のパンク!!!
四日市まであと20kmくらい...
しかも三重の田舎。周りには山しかなく自転車屋さんもありません。
あったとしても夜遅すぎてやってませんね。笑

Oh, my god...

そして、また歩き続けたわけです、、
しばらくあるくと、一軒のスーパーを発見!!しかも24:00まで空いてる!!
パンク修理キットとか売ってるかも!!
という期待を膨らませながら店内を物色。
しかし...スーパーにそんなものはありません。泣
期待した自分がアホだったと思っていると、何やらYY氏が店員のおばちゃんと話しているではありませんか!
こんなときになに談笑してんだよっ!
と言おうとすると、YY氏は機転を利かして、スーパーのおばちゃんに空気入れを貸してくれないか、交渉していたようです。
幸運にもおばちゃんの家は、そのスーパーから車で10分程度!
なんと、おばちゃんが家から空気入れを持ってきてくれることに!(((*o*))))
数十分後、スーパーの戸締まりをし、おばちゃんは家から空気入れを持ってきてくれました。
しかーし(O o)
HRK氏のチャリはもはや穴があいており、空気入れだけでは修復不可能...
困った僕らをみた、おばちゃんは、なんと街まで車で乗せていってくれることに!!しかも、自転車も車に詰め込んで!
感謝感謝ですね。
お言葉に甘えて、市街地まで乗せていってもらい、適当な自転車屋を探すことに!
何軒か自転車屋さんはあったんですが、急に
おばちゃん
え?どこに泊まるつもり?(・・)
僕ら
マクドとかっすかねえ
おばちゃん
今日はうちに泊まりなさい
え???
いいんすか??半笑

その後、おばちゃんは家族に確認をとり、なんと泊めてもらえることに(o o)
驚きですね...
まだこんな人が世の中にいたとは...
チャリ旅企画に急に田舎に泊まろうが混ざってきましたww

そうこうしているうちにおばちゃん宅に到着!
温かいスープと布団が提供され、おばちゃんに泣く程感謝しながら、1日目は幕を閉じたのでした。。。

1日目
京都〜三重(四日市)約100km

→2日目以降は次回

ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

続きのストーリーはこちら!

東京-京都をママチャリで完走した話②

著者のShinozaki Yusukeさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。