高三、卒業式を直前に、休学した僕の話。

2013年、1月5日。

卒業式まで登校日数があと10回もないころ、
僕は自身の通う都内の高校を休学し、南半球に飛んだ。



特に名前は言わないが

僕が所属していた同期の美術部の半数は、東京大学に現役で進学している。
然ういう訳で現在、自身の同級生達はいわゆる一流と言われる大学に進学をし、第一希望が叶わなかった友達は、私立のトップ校を蹴って好き好んで浪人を選んでいる。
うらやましがる方も入れば
「受験から逃げるだけじゃん。」そう激励を飛ばしてくれる方もいた。

そう、何故僕が休学したか。

いわゆる高校留学というやつだが、その理由は自身にも未だに分からない。
こちらに来る前にあれこれと理由は考えた。
  • 第2言語の習得
  • 金髪美女とつきあう
  • モラトリアム
  • 好きな絵を描く
  • 日本を外から見る
  • 海外に通用する力を付ける
  • 武勇伝をつくる
既に、此方にきて半年が経った・
ここに上げたもの以外でも理由として引っさげて来たものは相当数アリ、ほとんどはクリアした。だが、頭で考えたコト達は、正直クリアした所でどーでもよいのだ。
勿論嬉しい、それをクリアし多くの壁を乗り越えたときは。
ただ、それが自身の留学の目的であったか?と自身に問えばそれははなはだ疑問なのである。私が16歳の時に留学をしていたのなら、今までクリアしたり習得したもので満足がいくだろう。
ただ、私は18歳の高校の卒業式を目前に留学を始めたのだ。
親友達が必死に勉強している頃、センターまであと2週間というところで僕は一人留学を始めた。帰るのは2013年の12月1日。
留学と平行して、日本の受験の勉強をし、アメリカの大学に行きたいのでSATとかいうNative でも難しい様な英語の勉強をしている。
此方にわたる前は、この留学の11ヶ月はモラトリアムになると思っていたが案外そうでもない。自分でも言うのもなんだが、頑張って勉強しなければ成らないのだ。

まあ、理由は良いだろう。自身でも分からない。

だから、これから何回かに分けて
ほぼ知らない一個下の学年と卒業式に出る事を選んだ自身の心情や、同級生への思いや、此方の国で体験した事。留学生ならではの詰まらん悩みだったり、失恋だったり、インターンについて書いていったり、いかなかったりしようと思う。



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