【番外編】萌え系お好み焼き屋のコンセプトをなぜ変更したか(1)ターゲットは誰

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そもそものコンセプト

フランスでは、日本のPOPカルチャーを展示する、
JAPAN EXPOに毎年約20万人の動員があります。

そんな理由で、当初お好み焼き屋をただ出すだけでは面白くない、
フランスで流行っているアニメ等日本のPOPカルチャーを取り入れるのだ!
と言って、萌え系、つまりはコスプレお好み焼き屋をするつもりで居ました。

実際に来てみて…。

パリに引っ越して来て、ゲーム屋の集まる場所、
漫画の置いてあるお店、漫画カフェなどを調査しました。
その中で、Kawaii Cafeという、フランス人ヲタ2人が経営している、
ヲタクの聖地のような飲み屋があることはわかりました。
何度か通い、話を聞いていると、
フランスのオタク人口や、何が人気かを知るに至ります。

フランスのオタク?

まず、ゲームやアニメ好きな人たちは一定数居る。
がしかし、多い訳ではなく、JAPAN EXPOのようなお祭りの時に、
フランス各地、そしてヨーロッパからやって来る、
基本的には、年齢層は若く、ゲーム好きな人が多い。
イベントがあれば集まりはするが、普段から外食する機会は少ない。
行くとしてもファーストフードであり、日本食だとラーメンである。
第一の疑問
外食しない人たちをターゲットにしてもしょうがなくないか?
第二の疑問
そもそもターゲット数が少なくないか?

その後暮らしてみて。

Parisに、友人が増えてきました。
日本人の友人はおもしろがってくれたし、
フランス人もおもしろがってくれたけど、
ニーズが見えてきました。
その時点で(現時点もですが)お好み焼き屋さんがあるのは、
オペラ駅付近の日本人街と呼ばれる地域に2軒のみ。
Parisに住んでいる日本人で、その地域で働いている人以外は、
日本食に必要な素材を買いに行くのと銀行に行く以外は、
意外と、オペラ付近には行かないということ。
また、フランス人からすると、
ツーリストの多い地域であり、チープな店構えのお店が多いので、
仕事帰りや、改まった機会(おしゃれデートなど)では、
あまり行きたくないと考える人もいる。
ということがわかりました。
実際自分も住んでみて、私自身どこの場所が好き、
どこの場所ならお好み焼きが流行りそう、などわかってきたので、
方針を変えて、萌え系ではなく、
おしゃれな空間のお好み焼き屋を作ることにしたのです。
そうであれば、おしゃれな場所=おしゃれな人が来る。
つまりは、客単価も数段上がります!

決断してみて

萌え系のコンセプトをやめたことに後悔はありません。
たまにイベントとしてやってもいいとは思っていますが、
それよりは、誰でも来ることのできる、
間口の広いお店になったほうがいいからです。
デザインが上がりつつありますが、
とても満足のいく内容になっています。
完成が楽しみです。
オープンは、12月の予定です。
読んでよかった
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これは気になる!

ちょっと待ってねん。

オープンしたら行きます!

田淵 寛子

2014年3月、パリでお好み焼き屋を開きます。 コラムはこちら↓ http://www.junkstage.com/hiroko/

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田淵 寛子

2014年3月、パリでお好み焼き屋を開きます。 コラムはこちら↓ http://www.junkstage.com/hiroko/

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