対自分との会話 Part2

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自分との会話ということに気付いたのは中学生の時だった。
中学生と言えば、小学生と違って制服を着て少し大人になる頃ですね。
 
あの頃、私は入学して友達に誘われるがままにテニス部に入部し、
先輩にも好かれ同期にも親友がいて楽しかったと思う。
でも、皆さんにも経験があると思いますが・・・

人生で楽しかった時って一言で崩れちゃうんですよね・・・

それは、ごくごく普通にあること。
私はどうやら親友を傷つけることを言ってしまったらしい。
そこで、親友の友達が入ってきてややこしいことになってしまいました。
その親友の友達を仮に「大奥」とでも名付けましょう。
 
大奥
ちょ、あいつテニス部に来たんですけど、うざくな~い?
え~ マジ最悪なんだけど(笑)
こんな感じの会話を部活中に聞かされ、キツかったです。
それは、部活だけでなく、教室にも一気に広がって・・・
あれ、女子って本当怖いんですよ・・・
学校ほぼ全員無視(もしくは必要最低限しか絡まない)という状況へと。
学校が苦痛で苦痛で仕方なかったです。
 
 
そんな時に、ふと自分という人間について改めて考えるようになりました。

「そういえば、私はなんで人に嫌われるのだろう?」

親友に嫌われるならわかる。
どうやら、怒らせてしまったのだから。
でも、他の人にまで無視されるのは何故なんだろう?
私はかなり性格が悪いのか?
内なる自分
むしろ、大奥が関係ないのに悪化させてる方がおかしくないか?
いやでも、原因は私だし・・・。
内なる自分
なら、その親友とどうすべきだと思う?
話し合う必要があると思う・・・。
内なる自分
じゃあ、それをしよう!
これが、私の初めて自覚した対自分との会話だと思う。
対自分との会話って・・・

自分の本音を出すことが目的なんですよ

何かを悩んだとき、困ったとき、そこにどのような感情があるのか考える。

考えて自分に問うのです。

「なんで、そう思ったの?」
「それをどうしたらいいと思うの?」

その出た答えを疑わずに信じてあげるのです。

それが、あなたの本音なのですから。
 
 
結構信じることて難しいとは思います。
けど、自分のことを唯一絶対に裏切らないのが自分ではないでしょうか?
その自分を信じてあげてください。
だから、私は私の出た答えを信じました。
 
翌日、私は親友に話そうと思い、教室に朝早く来ました。
それから、教室が騒がしくなるころに親友がやってきた。
でも、話しかけられる状況ではなかった。
何故なら・・・

親友の横にいる大奥がこちらを睨みつけていたからです。

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