対自分との会話 Part3

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大奥というのは本当に強い権力を持っている。
内なる自分の言葉も忘れ、ただ怖かった。
 
それから、自分の存在などないかのように2・3か月が過ぎた頃。
小学生のころの友達に出会った。
 
友達
久しぶり、どうしたの?
最近、学校上手くいかなくて…どうしたらいいんだろう?
友達
そうなんだ。うーん、辛いね…。
ねぇ、本当どうしたらいいのかな?
友達
え、うん、分からないな…苦笑
 
この時、私は友達からアドバイスがもらえず、少しイライラしてました。
困っている友達に何か言えないのか?
どうして考えようとしてくれないんだ?
そんな、責める言葉しか思い浮かばず・・・終始浮かない顔をしていました。
 
それから、幾度となく同じようなことを他の友達にも相談した。
でも、結果はみな同じでした。
もう、私は友達に見捨てられたのかな?
そんな考えさえ思い浮かんだ・・・。
 
 

そんな中、ある一人の友人が大事なことを教えてくれました。

同じ相談を持ちかけて何もアドバイスをもらえなくて、つい溜息をつきました。
するとその友達がこんなことを言いました。
 
ある一人の友達
ねぇ、悩みは聞くけど、相談は乗れないよ?
え? どういうことなの?
ある一人の友達
だって、どうしたらいいのかって言うのは自分にしか分からないじゃん!
 
 
この会話で大事なことを思い出せました。
困っている状況が、一番分かっているのは自分。
そして、それをどう解決していくのか考えるのも自分。

解決のために実行する人は自分だからです!

 
 
ここで、思い出してほしいです。
この解決というのは自分が望んでいることなんです。
私が今の状況が嫌だから変えたい。
変えるためには今ある問題を解決したい。

だから、その解決するために悩んでいる。

それを他人任せにアドバイスをもらおうと考えることを放棄するのは違います。
 
 
悩むことはしんどいと思います。
けど、自分のことにもっと悩んで対自分との会話に時間を当てて下さい。
対自分との会話は自分のしたいことが素直に出ます。
そして、それを行動に移すことで大きな力を発揮します。
 
 
悩みを聞いてくれる友人
悩みを聞いてくれる家族

でも、悩み考えるのは自分!

 
 
そうやって、少し前向きに大奥に立ち向かう勇気を持ち。
もう1度、自分が本当にどうしたいのか対自分との会話をしてみました。
そこで、気づいたのが・・・

想像していた自分のしたい気持ちと対自分との会話で出した答えが違ったのです。

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