熱中できる「何か」に出会えた幸せ

高校時代、野球ばかりしてきた自分には大学受験とか頭になかった。
ただ、一日一日を野球一筋でがむしゃらに走り続けた高校時代…。
そんな日々も終わりを告げ、気付いたら大学受験に向けて周りの友達はスタート切っとった。
置いてかれたみたいで、ホンマに焦るばっかの毎日やった。
勉強もしたないし、どないしたらええねんって気持ちばっかりが先走っとった。
そんな自分にも1つだけ大学に入る道があった。指定校推薦があった。
運良く明治大学の推薦が取れた。
生まれて18年間、神戸で生まれ育った自分がいきなり東京で一人暮らし。
阪神大震災も経験した。
それでも神戸に残った。
神戸の街がホンマに好きやから…。
そんな自分が東京で一人暮らし。
不安がなかったわけちゃうけど、一人で上京してきたことに後悔はない。
ここから、推薦入試に救われた僕の大学生活が始まる。
思い描いていた大学生活。
勉強・サークル・遊び・バイト、毎日が楽しい大学生活を思い描いていた。
でも今にして思えば、思い描いていた大学生活はただの憧れやったんちゃうかなって思う。
今まで自分がしてこんかった、自分とは違ったの生活にただ憧れとっただけやってんなって…。
過去の自分。
過去の自分は、小学校から野球を始め、高校まで真剣に野球と向き合い、常に野球に全力やった。
そんな自分が今更、サークル・遊び・バイトでどんだけ楽しい生活しても満たされるはずなんかなかった。
野球はサークルで続けながらも、甲子園を目指した高校時代とは場所もメンバーも環境も違う。
このまま、くすぶったまんま大学生に埋もれていきそうやった。
大学入学して3ヶ月もせんうちに、大学生活が物足りんくなっとった。
もっとひたすらに打ち込める「何か」、もっと自分に刺激のある「何か」、もっと生活を充実させてくれる「何か」を求めるようになっとった。

こうやって振り返ってみたら、議員インターンシップに出会ったんって偶然じゃなかったんかなって思う。
もともとインターンシップとか興味もなかったし、そもそも政治とか何もわからへんし。
そんな自分やからこそ断言できる。
あのタイミングで議員インターンシップに出会ったからこそ自分の生活が変わった。
ピンポイントであのタイミングやったからこそまた頑張れる「何か」に出会えた。
これってホンマに偶然ちゃうと思う。
出会うべくして出会った、必然やったんちゃうかなって。
将来こうなりたいからとかで参加したんちゃう。
とにかくなんでもいいから自分の生活を変えるキッカケが欲しかった。
新しく夢中になれる「何か」がほしかった。
やっと見つけた。新しい「何か」。
それを与えてくれたキッカケが議員インターンシップ。
どうしても満たされることのなかった大学生活を変えてくれた。
この活動を通してしか出会えなかった人達と出会わせてくれた。
こんな自分でもやればできるんやっていう自信を与えてくれた。
どんな興味ないことにでも挑戦していける勇気を与えてくれた。
本気で打ち込める「何か」を見つけるキッカケを与えてくれた。
なによりも、くすぶりかけとった自分の心に火を着けてくれた。
ホンマにホンマに議員インターンシップに出会えたことに感謝。

僕は今、議員インターンシップを提供するドットジェイピーというNPO団体でスタッフをやっています。
スタッフになった理由は議員インターンシップを、自分を変えるキッカケにしてほしいからです。
自分は議員インターンシップによって、やりたいことができました。
今はやりたいことがたくさんありすぎて、ホンマに充実した毎日を送ることができています。
将来のやりたことは決まっていませんが、、、
これから色んなことにトライして、自分が一番やりがいの感じられる「何か」を探していこうと思います。
この「何か」は、以前の「何か」とは全く違った「何か」になりました。
以前までは、自分はどこに向かっていて何をしたいのかがわからず視界は完全に霧に覆われていました。
でも今は正反対です。
やりたいことがいっぱいあります。
目の前に無数の道が広がっているのがはっきりと見えています。
もう自分の視界から霧は完全に消え、これから自分がどの道を歩んでいくのかが楽しみで仕方ありません。
僕みたいに自分を変えるキッカケを全国の大学生に届けたい。
それだけの思いで自分は今、スタッフをやっています。
自分一人でできることなんてたかが知れているかもしれません。
でも、自分には志を同じくする仲間が全国にたくさんいます。
みんな、同じ方向を向いて全力で活動しています。
こんな仲間を心から尊敬し、誇りに思います。
僕はこれからも「感謝」の気持ちを持ち続け、この仲間と日本を変えていく活動に本気で取り組んでいきます。
今の生活に「感謝」。
仲間たちに「感謝」。
自分を変えてくれた議員インターンシップに「感謝」。

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