台湾人の友達

<前述>
ご存知の通り、台湾は日本の植民地でした。そのため日本語が話せる年配の方も多いし、一部の台湾語も日本語に影響されているほど、日本の影響を深く受けている国です。統治されていた植民地の中で、国民全体が日本に対して好意を持つ国は台湾のみなのではないかと思います。
<作者紹介>
Daniel Changは13歳~28歳まで日本に滞在しており、高校を3ヶ月で中退し、肉屋、キャバクラ、パークハイアット東京、日本hp、大日本印刷での業務を経て、数年前に台湾へ引っ越した。現在日本語、中国語、英語に精通し、台湾、日本、シリコンバレーを飛び回るIT起業家。
さて、今日シェアさせて頂きたいのは、「友達」関する日本と台湾での違い。
以下は僕が台湾に引っ越して3ヶ月ほど立ち、台湾人の知人とランチしていた時の会話。
知人:Danielはもう台湾に帰ってきて3ヶ月立ったね。
僕:うん。あっという間の3ヶ月だった。
知人:友達はもう何人くらい出来た?
僕:友達?友達はゼロ人だよ。
知人:え?前回AさんとBさんで一緒に食事したじゃない?
僕:ああ、彼らは友達じゃなくて、知り合いだよ。
知人:そうなの?じゃ、私も友達じゃないってこと?
僕:うん。。。そうだね。まだ友達じゃないね。
知人:。。。
僕:(事情の深刻さに気づかず、飯を食べている僕)
そう。台湾では仕事関連ではない限り、一度でも会えばみんな友達なんです。「知り合い」という言葉は使われていなく、「知っている人」という表現しかない。それを使うと、失礼に当たる事が多々あるし、自分が「冷たい」人だと思われる事があるので、使う人は皆無に等しい。
今後台湾へ遊びに来ることがあれば、会った人間は皆友達になるという事を覚悟にして下さい。
トラビアとして、日本におけるFacebookのユーザー比率は15%程度だが、台湾は60%を超えている。1年前のデータによれば、FacebookユーザーベースのTop21の中で、台湾における市場シェアはNo.1でした。それは日本人は台湾人よりプライバシーを重視している他、知り合ったばかりの人を「友達」という呼ぶのに抵抗を感じるために、Facebookが「Acquaintances」(日本語版だと「知り合い」かな?)を日本市場のために設けたとも噂されている。
しかし、Facebookの努力も虚しく、匿名パワーに勝てず、Twitterが日本市場を圧倒している。
台湾が特色は街であったり、グルメだという事で知られているが、台湾の本当の宝そんなものではなく、実は台湾人なんです。今後も「人」にフォーカスして、色々書いていきたいと思います。(リクエストも受け付けます)
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