まずは淡々と自分の人生について書いてみる

伝わるストーリーを書きたいと思いますが、それほど劇的なストーリーもないので全体的に振り返ってみた。

なんか面白そうな事も書ける・・・かも

次回へ続く・・・かも


1970年生まれの43歳 妻と長男長女の4人暮らし。
自己資金は使わずに収益不動産2棟所有。
年間家賃収入は約2千万円。
順風満帆なサラリーマン生活を送りながらも、
子供のため、家族のため、自分のために
会社を退職し、育メンパパ生活を満喫中。
「静岡大家のブログほか」
何も持たないものが成り上がるには武器が必要です。私は不動産以上の武器を知りません。ですからこの武器に出会えたことを感謝しています。時にはつらいこともありますが、リスクを引き受ける覚悟できれば必ず成功できると信じています。
不動産投資は素晴らしい
人生は素晴らしい
私の経験を通してこの2つの事柄を、これから不動産投資をしたいと考えている人に向けて発信しています。
静岡大家の経歴

幼少期

東北の寒村で生まれた父と母のもとにこの世の生を受ける。両親は2人とも貧しい家庭で育ち早くに上京したため、財産などというものにはまったく縁がありません。私は雇用促進住宅という「ザ・団地」にて生まれ育りました。お金が貯まって家を建てることができた人から抜けていくという感じの世界です。当時は子供も多く楽しいところでしたが、やはり友達がどんどん引っ越していくのは寂しかったように記憶しています。そして我が家も中学校入学と同時に引越しをしました。産まれて初めてのマイホームです。小さく汚い中古住宅だったのですがうれしかったのを記憶しています。というわけで住宅には思い入れがあります。後に就職活動では建築とハウスメーカを志望することとなりました。そしてもちろん今でも「住」に関しては思い入れは強いです。

東京の大学を出て地元で就職

時代がよく何の問題もなく就職できました。しかも会社なんてほとんど調べずに入社したにも関わらず地元の優良企業でした。会社にはこだわりませんでしたが業種にはこだわったため、それなりの思いを持って仕事に没頭していました。サラリーマンとなった以上、出世して偉くなることを目指しモチベーションとしていました。しかし時代がよかったので就職ができましたが、よく見ると私以外が全員コネ入社です。私が有能なのではなくて他に文系を募集していなかったため残っていた私を採用してくれたというのが真実です。ここでも強運ぶりを発揮しました(笑)

投資と人生を考え始めた30代

時代が変わりリストラの声が聞こえ始めてきました。リストラされるなら一番手は私だとかなりの自信を持って信じていました。なぜなら実力が同じなら、なんの後ろ盾もない人間の方が切りやすいからです。人事の仕事をしていたので社内の縁故関係はかなり熟知していました。自分がまったく後ろ盾がないことも承知していました。それでも私が優秀ならこんなことは考えなかったでしょう。しかし残念ながら優秀でもありませんでした。人事を担当してきましたから、会社に「おいてもらっている」ような人もたくさん見てきました。私はそうなりたくない、リストラにあっても笑顔で会社を去りたいと思っていました。
それなりの危機感を覚えた30代・・・何はなくとも「金・カネ・かね」だと考えました。株やFX、副業などを考え実践していましたが簡単に儲かるはずもなく、むしろなけなしの貯蓄を減らしてしまう結果となりました。
そんな時に出会ったのが不動産投資です。地主や大金持ちにしかできないと思っていたものがサラリーマンにでもできるという、まったく信じられないお話でした。しかし、とにかく話を聞いて関連書籍を読んでみました。
衝撃
という言葉がふさわしかったですね。何も資産を持たない、むしろマイナス要因しかない私が成り上がるにはこれしかないと考えました。
この会社に入って本当にサラリーマン家庭というのは安定しているし裕福なんだと実感しました。会社には私の幼少時代とは明らかに違う人種しかいませんでした。
このサラリーマンというポジションを失いたくはないという思いは強烈にありましたが、サラリーマンで頑張っても報われないということもたくさん見てきました。
それからは来る日も来る日も不動産の知識を仕入れたり、物件情報を仕入れたりの毎日を過ごしていました。
しかしここで問題が・・・
私の性格は、すべてを理解できないと飛び込めない。すべてを理解しても飛び込まない。石橋を叩いて壊す臆病者の性格です。
そして実際に不動産を購入したのは38歳のときです。実に5年以上も「お勉強」に費やしてしまいました。なかなか不動産を決めきらずに、時間の経過とともに知識だけが増えていきました。知識が増えることはいいことです。しかし投資手法に関しても知識だけが増えてしまい、自分でも何をどう目指しているのかがわからなくなってしまいました。
私が数年も不動産購入に時間を費やしたのは明らかに機会損失です。いろいろ勉強する時間が持てたことはいいことですが、時間をかけすぎました。時間は後戻りできないのです。早くとりかかることも大切です。
感動の一棟目購入
順調に仕事をしていましたが部署異動することになり、そこから転落人生が始まりました。しかし不動産の方では暇な仕事の合間を使えたためか不動産1棟目を購入することができました。
仕事ではつまらない日々が続きましたが、プライベートでは念願の子宝にも恵まれました。しかし幸せもつかの間。妻が産後うつの状態に・・・少し会社を休むことができないか会社に相談するも、
「迷惑かけるなら女房にかけろ」
とはっきり拒絶されました。まあ、そんな余裕のある会社はありませんから仕方ありません。ここではっきりしているのは、育児休暇なんてのは公務員くらいしかとれないってことです。いなかの土建屋にはそのようなものが定着するのはまだ数年はかかると思われます。
憧れのリタイア生活!?
40代ともなれば会社での自分のポジションはわかってきます。仕事も単調になり力が入らなくなりました。日々続く不毛な会議のオンパレード・・・誰のための仕事なのか・・・
そんな仕事への熱の低下。自分が一番許せない状態に我慢の限界が近づきした。そして妻のこともあり会社を辞めることを決意しました。不動産はあるものの会社を辞められる状況ではありません。しかし「今」妻をサポートしなくて「いつ」サポートするのかということを考え、そして子供が親のサポートを必要とするのはそう長くないと思い退職に踏み切りました。
と、その前に・・・
サラリーマンとしてできること。そう、もう一棟の購入です。以前売りに出ていた物件が再度でてきたので購入しました。利回りはよくありませんが立地は気に入っていました。それに退職を決めた今となってはあまり物件を選んでいる時間がありませんでした。
そんなわけで、退職前に一棟買いたすことができました。
もともと不動産で得たキャッシュフローには手をつけておらず、生活レベルもあげていなかったのでそれなりの貯蓄をすることができていました。そして自分の心に問い続けこの決断をすることができました。

現在の静岡大家の状況

肝心の不動産は築後30年を迎えるにあたり、厳しさを増しています。空室5戸です。空室率40%以上ですし、家賃下落スピードも当初のシュミレーションよりも早いです。キャッシュフローも当然悪化しています。
結果的に言えば経済的にはマイナスです。しかし子供の可愛い時をともに過ごせ妻も精神的に落ち着いてくれたようです。そういう意味では完全に大成功です。
子供は3歳までに、産んでくれた恩返しをしてしまうといいます。まったくその通りで全身全霊で子供からいろいろなものを受け取っていると感じます。
子供を育てていかなくてはなりません。もうすでに恩返ししてもらってますから(笑)いわば前借りをしているようなものです。この幸せに見合う借金を返せるのか不安に思っている暇はありません。この幸せを享受しつつ、子供を大切に育てていこうと思います。
そんなわけで退職して早2年が経とうとしています。こんな幸せな時をくれた不動産に感謝しています。そして多くの方に不動産を持つことの素晴らしさを伝えたいと思っています。
最後にメッセージ
私のようにゼロまたはマイナススタートの方にとって不動産は本当に使える武器です。私は優良な会社に運良く入れたというラッキーな部分もあります。(優良といっても地方ですから知れてますが・・・笑)
しかし突破口は誰にでもあります。世の中は公平にはできていないけどチャンスはあります。捕まえるのも取り逃がすのもあなた次第。ただ言えるのは準備をしていない人にはチャンスは見えないということです。準備をした人にしか見えないチャンスをつかまえましょう。

ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

著者の静岡 大家さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。