不動産投資をやると決めた(2)知らないなら学ぶしかない

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起業ということ、チームをつくるということ、リーダーということ

まず間違いなく受けるであろう反論は
「そんな他の専門知識までどうして必要なんだ」
「そんなこと知らずとも 不動産投資は出来る」
でしょうね。

でもロバート、キム(彼の奥さん)の信念だったようです
「起業する」という心構えと
リーダーになる、ということ
そして何より信頼出来る「チーム」構築

結論からいえば もの凄いトレーニングだったと思います。

だからある程度までは
金融業(バンカー・ローン仲介者)であろうが
弁護士さんであろうが
会計士さんであろうが
Realtor(不動産屋さんでしょうか?)であろうが
対等に話ができるまでトレーニングを受けました。
だって
それらのひとを選ばねばいけないのですから
それらの人がチームとして気持ち良く動けるよう
配慮しなければいけないのですから
そして最終決断は
自分にあるのですから。

クラスのこと

どのトピックのクラスも
丸3日間 朝〜夕方までの集中コースです。
ライブコースは
全米各地で行われますが
スケジュールを確認しながら
自分で設定しなければいけません。

B・Sという有名な講師がいるんですが
頭の良さ、クリエイティビティもさることながら
ひどい訛りなんです。
他の講師が 彼をからかって真似するほど。

・・・・で、当然ですが
私には理解がかーーーなーーーーりーーーー辛かった。
オンラインコースでは
文字を追いながらじゃないと理解出来ない
でもそれでは 彼の強調していることが受け取れない

ライブコースも あまりに集中しすぎて
3日目の昼休みになった瞬間
机に突っ伏し 一瞬で寝て
隣の人に起こされるまで寝ていたのは私です。

一番つらかったクラスは
財産危機管理と税制のクラス。
アメリカ人でも音をあげるか
途中で居眠り、というクラスでした。

ここだけは
ロバート・キヨサキのチームの会計士と弁護士が
直々に教えてくれます。

年俸が億に近いらしい彼らの授業は
専門用語もばんばん出るし
アメリカの金融システムの成立から知らないと
????で終わる話や
他国との関係で左右される部分や
知らない人間には「風が吹けば桶屋が儲かる」的な
ちょっと聞いただけでは分からない話を
がっちり教え込まれます。

そして最後にいわれたのが
これを全部知っている会計士なんて国の数%もいない
でもそれを学んだことに自信を持って下さい
細かい 難しい所は 皆さんのチームの会計士にまかせればいい
でも 彼らが知らないことを前提でいなければ
危機管理をするひとはあなたたち以外にいない。
Trust but verifyです。

私がいまだに一番苦慮するところです。
Trust but Verify.
信頼しろ、でも見極めも必要だ。

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どのクラスで教わることも
とても楽しく新鮮で重かった。
私は今まで 社会の一部をきちんと見ていたと思っていたけれど
本当はつま先の先しか見ていなかった事にも気付きました。

インベスターって名前は
ほぼ8割のひとが嫌な印象を持っていると思います。
私もそうでした
でもちがう、と言うことに気付きました。
たくさん学びたくさん情報を得続けているから
他人の気付かないところが見えるのです。

でも世の中のひとには
それは「ずる賢い」と見えるのでしょうね。

本当の不動産投資は
もの凄く知的なチームプレーで成り立つもの
そう思います。



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