日本でもぜひ取り入れたい、アメリカの素晴らしいところBEST10

はじめに。これはあくまで「私の考えるBEST10」です。

私自身まだアメリカに住んだことはありませんが、アメリカ人の旦那さんと帰省したり、アメリカに関する本を読んだり、色々聞いたりするにつれ、「これはいいなぁ!」と思うところがたくさんあったので、勝手にご紹介します。

アメリカに関しては特に、色々な人が色々なことを言います。嫌いな人もたくさんいるだろうと思います。大きな国なので、州によっても人種によっても、全く違う顔を見せるアメリカ。一概に「アメリカってこう」「アメリカ人ってこう」と決めつけず、いいところはいいねぇと言える広い心でいたいものですね!



<1>人生の幸福度が右肩上がり

あるときこの記事を見つけ、ショックを受けました。

年齢別人生の幸福度。日本は15歳以降、右肩下がり。

アメリカは逆に、50代頃から右肩上がり。

どっちの人生が幸福なんだろうか。日本では若くないと幸せじゃないのだろうか?

人生の大半を日本で過ごしている私には、このグラフは絶対間違っているとは言えません。

アメリカちょっとうらやましい、と思いました。



<2>返品制度

アメリカはなんでも返品出来ます

Amazonで10ヶ月使用した抱っこ紐が返却できて全額返金されました(!)。

よくティーン向けハリウッド映画で見ますが、ドレスを一晩借りて返すの普通です。

洗って色落ちして縮んじゃったから返金しますもOK

鉢植えの花でも返品OK

壊れたら返品しますもOK

普通にうらやましい。

日本でそんな状態で返品出来るところはひとつもないでしょう。


<3>家の値段が上がるところ・Tiny House

日本では、家は買った瞬間中古になります。

アメリカでは修繕し、より良くして高く売ることも可能です。夢がありますね。

「金持ち父さん」は日本では通用しません・・・。

そして、アメリカで最近はやりのタイニーハウスって知ってますか?

アメリカといえばとにかく広い家、というばかりじゃないんですよ。

日本でも写真集とか出てます。シンプルに生きようというコンセプト。

すごく小さくて、かわいくて、エコなんです。

小さいからとても安く出来るし、若い人でもお金がなくても家が持てるので人気です。ローンとか電気代とか掃除とか気にしなくて良くなります。それによって、生活の質は逆に上がるという考え方が私は好きです。移動出来るものが多いので、土地だけ買って家移動とかも出来る(!)ので、旅が好きな人、色んなところに住んでみたい人とかいいですよね。







<4>プロム

憧れのプロム!説明不要だと思います。全女子の憧れ!!!

だいたい日本においてドレス着る機会って、自分の結婚式か友達の結婚式。以上。

もっと着た〜〜い!(ですよね?)

数年前、義妹ちゃんの結婚式で、ハリウッド映画でよく見かけるあの「ブライズメイト」をしたんです!小さな頃からドレスを着たりメイクをしたりして、腕を磨き上げてきたアメリカ女性のヘアメイクの技術、ハンパなかったです。みんな巻いたり結ったり飾ったり、自分で普通にしてました。そんな経験ほとんどない昭和生まれのワタクシ、美しい金髪のハタチの子に、髪の毛巻いてもらいました・・・チーン。


<5>子供を守る姿勢が一貫してる

・性犯罪者をネット検索可能

↑これ最高に素晴らしい抑制効果だと思うんです。新しい家を買うとき、引っ越すとき、子供の学校決めるとき、ネット検索で性犯罪者がどこに住んでる誰か簡単に調べられます。親としては安心です。社会で、地域で再犯を抑制出来る良い制度だと私は思います。これがない日本は、例えば隣のダンディなおじいさんが実は何十年前に性犯罪を犯していたとしても知るすべはありませんね。

・11歳以下の子供(自分で自分を守れない年齢の子供)を家にひとりにするとネグレクト(児童遺棄)とされる。(日本では鍵っ子は普通にひとりですよね。私もでした)

・お風呂一緒に入ると犯罪

・言葉で罵倒しても犯罪になる可能性あり。通報など、周りも協力的。




<6>仕事に年齢関係なし

日本では子供を産んだ母親がフルタイムの仕事を再び得るのは至難の業。周知の事実ですね。

35歳以上になるとフルタイムの求人すらない(現在年齢制限は載せないようになっているようですが、「実質」は同じでしょう)。

アメリカでは雇用機会均等法により就職時に年齢、性別、既婚、未婚などの差別があってはいけないと決まっているので、履歴書に年齢、性別を書くことはなく、写真を貼る必要もありません。

面接ですら個人的なことは一切聞かれません。子供の有無、通勤時間、未婚か既婚か。関係なし!

日本では「結婚したら仕事を辞めますか?」なんて面接で聞かれたり、普通ですね。

聞いた話ですが、アメリカでは82歳の客室乗務員、週3日スーパーで働く102歳のおじいさんがいるそうです。アメリカ在住の日本人の女性は50歳である仕事の現役引退後、まだ体力も時間もあるから働きたいと思い、受けてみたら受かって、客室乗務員になったそうです。日本では、若く美しくなくては客室乗務員にはなれないですよね・・・。

アメリカでは、健康でやる気があれば、機会はあるのです。年齢で落とされることはありません

そういう前提があれば、自分の人生の中でのキャリアの描き方も、変わってきますよね。子育てが一段落して、40代で大学戻ろうかなと思えたり、50代で技術を習い、その後のキャリアにしようかなとか、人生において選べる仕事の幅もぐんと広がるのではないでしょうか? 私は、そんな人生ってわくわくして素晴らしい!と思います。




<7>ブルーカラーの評価が高い

・修理、修繕の仕事に携わる人は高給取り。

(大工、機械工、電気工、庭師など)「大工さんと結婚したの?玉の輿ね!」と言われるそうです。

・看護師の地位が高い。正看護師は四大卒。

キツくて技術のいる仕事ほど、高い給料と尊敬を得られるのが理にかなっているような気がするのは私だけでしょうか?


<8>養子

アメリカでは、子供を養育出来る収入のある健全な大人なら独身でも里親になれます。

シングルマザーで仕事をしていて、更に南米から重度障害児の養子を取って育てたり、こども3人が高校卒業して子育てが落ち着いたので新たに養子を取ったり、アメリカでは養子を育てることは普通です。

日本では、里親になる審査基準が非常に厳しく、養子に取りたくても取れないという現状。

先日見た番組でやっていたのですが、日本では親が育てられない子供の8割以上は児童養護施設に行くそうです。一対一で愛情を得られる里親の元に行けるのは全体の15%。アメリカでは80%近く、オーストラリアでは98%です。日本では30%を目標にしているようですが、全世界から見ると圧倒的に少ない数です。もちろんシステムだけでなく、親権の問題などもありますが、この問題はもっと政府主導できちんと整っていくといいなと思います。

それから、養育出来ない場合に「養子に出す」という選択肢もきちんと整っている。日本ではコンビニのトイレで高校生が出産して、そのまま赤ちゃんを捨てたなんていう話を見ます。赤ちゃんのことを考えると本当に心が痛いですし、妊娠してしまった10代の子に対するケアなんかももっと必要だと思います。




<9>セントラルヒーティング

皆さん、北米、アラスカなどと聞くと「寒そう」と思いますよね?

氷点下30度って、信じられないくらい寒そうですよね?

しかし!実は日本の方が寒いんです・・・

アメリカでは全ての家に「セントラルヒーティング」というものがあり、家の中はどこへ行っても暖かく、夏は涼しく快適で、Tシャツ1枚で一年中過ごせます。そしてどこでも車で移動するので、普通に生活していて「寒い!凍える!」ということはどんなに氷点下でもほとんどないのです。

それに比べて日本!例えば木造一軒家なんか、真冬はエアコン切った瞬間にもう寒い。夏も切った途端に暑い。つけっぱなしだと空気も乾燥するし、電気代が高くなります。エアコンの効いてない廊下やトイレは冷え冷えしています。エアコンも、高いところは温めても低いところは寒かったりします。

セントラルヒーティングがあれば、ガレージに駐車して家の扉を開けた瞬間、廊下もどの部屋も均一に暖かいのです!ちなみにフルで毎日使ってもMax2万円とか、そんなものらしいです。うらやましい!




<10>笑顔、挨拶、助けあい

アメリカでは、たいてい目が合うとにこっとしてくれます。

私の一番好きな英語は「Have a nice day!」です。会う人会う人に、「良い1日を!」って素敵だなぁと思うんです。お店に行くと店員さんに「良い1日を」って言われて。コールセンターにかけても言われて。店員さんだけが言うのではなく、客側も店員さんに「You, too!」と言います。そういうの、いいなと思います。

助け合い。数年前アメリカでスーパーに行った時、クレジットカードがなぜか使えなくて、レジで一人わたわたと焦りまくっていたら、後ろに並んでたお姉さんが「私が払うわ」と、颯爽と払ってくれました!びっくり!!!「いいですいいです」って断固として断ったんだけど「いいのよ。美味しい夕食をね」とにっこり。唖然としてるうちに颯爽といなくなってしまいました。

私の印象ですが、アメリカには「ペイフォワード」「困ってる人を助ける」という概念が根底にあるような気がします。それは宗教的なものかもしれないし、移民の国で生きていく知恵、助け合いの精神かもしれません。日本で、レジのところでわたわたしていたら、白い目で見られるのがオチでしょうね・・・。

それから、男性が駅の階段で荷物持ってくれたり、ドアを手で押さえて通してくれたり、男性が優しい印象があります。そして妊婦に優しい。東京の電車で私が妊娠中、席を譲ってくれたのは若い女性だけで、バスでは大抵立ちっぱなしでした。

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どうでしょうか?まだまだ「いいな」はたくさんあるのですが、その中でも「日本と違うな」というところをピックアップしてみました。また実際に住み始めたら、「実際に住んでみて気づいた!日本でもぜひ取り入れたい、アメリカの素晴らしいところBEST10」を発表したいと思います♪

最後に。賛否両論あるかもしれませんが、あくまで私の意見です。異論、反論などありましたら胸にそっとしまっておいて下さい。私は、日本はこうだ、アメリカはこうだ、と決めつけることは違うと思います。日本人はこう、ガイジンはこう、と決めつけるのも違うと思います。いい部分は継承、継続し、他の国の素晴らしいなと思うところは柔軟に取り入れて、より日本が住みやすい、居心地の良い国になっていったらこんなに嬉しいことはない、と思っています。

アメリカに関して悪いことを言う人はいくらでもいるのに、いいことを言う人をネットであまり見かけない気がします。悪いところを悪いということは誰でも出来ます。実際に悪いところもあるのでしょう。でもそこはあえて、良いところ、素敵だなと思うところ、感動したこと、そういうのをシェアする方が私は好きです。なので、声を大にして、アメリカのいいところを発表しました!^^ また発見したらシェアしま〜す♪

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