高校デビューをバカにするな。人はいつか必ずデビューする。

このエントリーをはてなブックマークに追加



4月になり新年度が始まりましたね。

たくさんのワクワクとドキドキと不安を胸に新しい環境に飛び込んだ人が多いこの時期、いつも決まって思い出すのは自分の高校入学の時のこと。


以前に『思春期にモテたくてダイエットに挑戦したら、贅肉が落ちて自信がついた話』というストーリーでも書いたのですが、太っていたことが理由で自分に自信を持てず中学3年間をネクラデブ街道をまっしぐらに過ごしていました。

しかし、高校入学をキッカケにそれではいけないと思い"高校デビュー"を試みるも、物の見事に失敗しました。

その後何度も挑戦を試みたのですがデビューできたのは高校3年目。

出遅れ過ぎたデビューだったのですが今は笑って話せるし、勇気を持って踏み出して良かったなと思っています。

これから新しい環境で"新しい自分をデビューしたい"と思ってる方の背中を押せればと思い、僕のデビューストーリーを書きたいと思います。





高校デビュー失敗


高校デビューとは書きましたが、そもそも僕は"中学デビュー"すら失敗しているのです。

デビューという概念を持ち合わせていなかった小学校時代。

決して多くはなかったのですが休み時間に誘われれば一緒にサッカーをしたりドッジボールをしたりとするぐらいの友達はいました。その中でも12人ぐらいはいつも一緒にいた覚えがあります。

小学校の全員が同じ中学校に一緒に入学するので進学で"友達できるかな"という不安はありませんでした。友達の友達もまた友達って言うでしょ。


中学校に入学してみると僕のクラスに小学校時代の友達は一人もいませんでした。

見事に僕だけ誰とも一緒になれず、しっかりと孤立してしまいました。

しかし隣のクラスには友達がいるから休み時間や登下校は一緒にいれるからそこまで不安はありませんでしたが、入学して2ヶ月後には小学校時代の12人のグループの僕以外は全員"ヤンキー"になってしまいました。

いつもいたグループの中心にいた守島くんのお兄ちゃんが2つ上の中学3年で校内1のヤンキーでみんなそのヤンキーグループに入ってしまいました。

臆病な性格だったのと親のせいでタバコが嫌いだった僕はヤンキーにはならず、小学校時代の友達からは離れてしまい、その上クラスに上手く馴染めずに中学校入学早々大転倒をしました。

それ後一度も立ち直せずに過ごした3年間だったのでどこかで覚えた"高校デビュー"に憧れを抱いていました。


そして"高校デビュー"を目論み挑んだ高校初日にとりあえず友達を作ろうと勇気を振り絞って話しかけた山内くんも"高校デビュー"組でした。

もちろんイケてない2人はデビューのノウハウも知らず共倒れしスタートダッシュは失敗。


しかし、高校生活をいえば"部活動"。

中学時代に3年間野球部をやっていたので高校でも野球部に入部しようと思っていたら同じく"高校デビュー"を目論んでいた山内くんも中学時代を3年間野球部で過ごしていました。

部活動で爽やかな汗をかき、モテモテの高校生活を送れれば文句はない。

山内くんと野球部に入部して"高校デビュー"してやろうと誓いました。


そして入学2日目。

僕の進学した高校に野球部がなかったことを知りました。

高校生活わずか2日で夢は断たれました。




学校1の大イベントペアダンス

僕の通っていた高校では夏に体育祭があり、応援合戦のプログラムの中のひとつに男子と女子がペアで踊るペアダンスという1年間で1番の大イベントがありました。

このペアダンスの事前のペア決めで気になる女子を指名して体育祭で一緒に踊り、その夜に告白するという伝統行事があるというのを噂で聞きつけこのイベントを楽しみにしていました。


どの子とペアになりたいかは全く悩むことはなく、クラスで気になっていた女の子を指名しようとワクワクして迎えたペア決め当日。

黒板の"吉本"の名前の横には"山内"がありました。


男子が多かったみたいです。



秋も冬も季節と同じく僕の高校生活も寒くなる一方でした。






諦めずにデビューに挑んだ高校2年目

散々に終わった高校1年目。

2年こそしっかりとデビューをしてやると意気込み挑んだ始業式。

次こそ人選ミスをせずにイケてる友達を作って波に乗ろうとじっくりクラスメイトを見定める。


今回は今までとは少し違って、クラスに1人はいるマイペースでいつも休み時間は寝ているけど話してみると実は面白くてスポーツ万能の女子受けが良いちょっと大人っぽい感じのすました顔の金田くんに声をかけました。

すると、意気投合しすぐに仲良くなりました。

金田くんは音楽が好きでドラムをしているとのこと。僕の目に狂いはありませんでした。

そんな金田くんにかっこいいバンドを教えてもらったり楽器を教えてもらい、クラスでは僕と金田くんはみんなより一歩上にいるような感じになっていて超高層ビルのエレベーターに乗ったかのようにスッと高校2年目でデビューを成し得ました。


知らず知らずにデビューをした高校2年の夏休みが明けて初日。

教室に金田くんの姿はありませんでした。

なんと、金田くんは頭が悪過ぎて学校の授業についていけず自主退学していました。


すごい勢いで昇っていたエレベーターのロープは千切れて気づいた時には地上どころか落下した衝撃から地下に埋まってしまい、クラスでの居場所をなくしてしまい僕の高校2年目は終わりました。




救ってくれたのはバイト先の先輩でした

そんな僕も学校終わりに行くバイトだけは楽しみでした。

辛い学校生活の話を聞いてくれる優しい先輩に恵まれ、いつもアドバイスをもらっていて、ある日突然突きつけられたが『ダイエット』でした。


そもそも自分の性格にも見た目にも問題はたくさんありました。

太っていたせいで自分に自信がなくて人に話しかける勇気もなかったのにそれを改善しようとしなかった自分が悪い。わかっているけど行動に移せない。結局は自業自得。

そんなダメな自分から脱却させようと先輩がダイエット企画を考案してくださり、僕は高校2年の後半に12kgのダイエットに成功しました。





ダイエットに成功した高校3年

標準と言われるぐらいの体型になり自分にも少しずつ自信を持てるようになってきて、バイト先の先輩にアドバイスをもらいファッションにも気を遣うようになり、美容師の友達を紹介していただき髪の毛のセットにも力を入れるようになって挑んだ高校3年目。


3度目の正直。もう恥ずかしいとは言ってられない。

高校通算3回目、高校野球なら甲子園常連の強豪校。

今まで開けたことのなかった学ランの第一ボタンを外し、ズボンをずらした腰パン。

ちゃっかりだてメガネなんかもかけてみる。


クラスが当たりだったのか始業式初日にイケてるグループに侵入成功。

同じ高校でも全く知らなかった顔ぶれが並んでいたのでいかにも自分も今までイケてましたよ感プンプンで接したのが功を奏したようです。



とは言うものの恐らく気持ちの持ち様で、自分に自信がなく自分から輪に飛び込む勇気がなかっただけだったと思う。今までもその勇気と自信を持ち合わせていたら友達はたくさんできていたのだろう。

"高校デビュー"をバカにするような言い方する人がいるけど、高校デビューは恥ずかしいことでもなんでもない。僕も何度も高校デビューを恥ずかしく思って諦めそうになったけどデビューする勇気から逃げてる自分の方が恥ずかしく思えたから頑張れました。

周りの目を気にする事ではなくて自分との戦いだったんだなと思います。

もちろん高校じゃなくても大学でも専門学校でも社会人でも。



人はいつか必ずデビューする。

理想の自分になりたくて。



なにも恥じる事はない。

なりたい自分があって、今までの自分にお別れしたくて一生懸命になるのはかっこいいことだと思います。遅い早いはなく、変わりたいタイミングで。

最初は着飾るだけでいい。新しい環境と新しい生活をキッカケに新しい自分に変わっていきましょう。





今でもやり直したいぐらいに悔しい思いをした学生期間の方が多かったですけど、その期間のおかげで学んだこともたくさんありました。

"高3年デビュー"を今では誇りに思い笑って話せるいい思い出です。



読んでよかった
このエントリーをはてなブックマークに追加
このストーリーをブログ等で紹介する

ヨシモト ユウタ

唐揚げと長澤まさみを愛するタヌキ型人間。 ブログ『さっきもUたやん』→http://horahareta13.hatenablog.com を中心にイラスト交えて言葉遊びをしているフリーのライター。おもしろいことが好きなだけ! お仕事/ご依頼ください!→horahareta13@gmail.com

ヨシモト ユウタさんが次に書こうと思っていること

|

ヨシモト ユウタ

唐揚げと長澤まさみを愛するタヌキ型人間。 ブログ『さっきもUたやん』→http://horahareta13.hatenablog.com を中心にイラスト交えて言葉遊びをしているフリーのライター。おもしろいことが好きなだけ! お仕事/ご依頼ください!→horahareta13@gmail.com

ヨシモト ユウタ

唐揚げと長澤まさみを愛するタヌキ型人間。 ブログ『さっきもUたやん』→http://horahareta13.hatenablog.com を中心にイラスト交えて言葉遊びをしているフリーのライター。おもしろいことが好きなだけ! お仕事/ご依頼ください!→horahareta13@gmail.com

ヨシモトさんの他のストーリー

  • 8年間のバンド生活を辞めた今でもメッセージを届けたい理由

  • ヨシモトさんの読んでよかったストーリー

  • 私が変態になるまで STEP2 16歳 〜初めてのアルバイト 暴力スナック〜