休学の負の部分を知った話の休学した後の話

次話: 休学の負の部分を知った話の復学後の話

書きかけてそのままにしてました.前回からかなり時間が開いてしまった....


前回の続きです。

僕は大学院を半年間休学することになりました。

ここから僕のクズっぷりが発揮され始めます。

僕は考えました。

「半年間何をしよう?」

思えば完全にフリーな時期というのを経験したことがありませんでした。なので、何をしたらいいのかわかりませんでしたが、家族は「休むために休学したんだから、休んでればいいんだよ」と言ってくれました。

しかし、2,3日後、何もすることがなくて発狂しそうでした。そんな時、休活ブログなるものを見つけました。みなさん休学して海外に行って人生が変わった、なんていう素晴らしい体験談がいっぱいありました。そこで、

「よし、バイトして海外に行こう」

と考えました。

翌日工場のバイトに応募して、3日後から働き始めました。工場のバイトはとてもきつく、毎日筋肉痛でした。そして2週間後のバイトの日、バイト先まで行って引き返し、河原で泣きました。

無断欠勤の電話が実家にいき、家族からどうしたのか、と問われました。僕は答える気力もありませんでした。そこで、母親に病院に行こう、と言われました。

バイトもできないクズ。そんな言葉を頭の中の自分が投げかけてきます。泣いて泣いて泣きました。

後日病院へ行き鬱病だと言われました。抗うつ薬を処方され、飲み始めました。これが幸か不幸か良く効きました。

「人生ってこんなに楽しいんだ!!」と本気で思いました。正直あんなに気持ちが軽くなったのは生まれて初めてでした。

そして、Web系の在宅ワークを始めました。よくある話ですねー。休学してWeb系(アフィリエイト)とかしながら生計を立てて、そのまま普通のサラリーマンより稼いでいる、なんて話を期待されたみなさん、すみません、ここでまた僕のクズっぷりが発揮されます。

1つ目の仕事をこなし、2つ目の仕事を愚痴りながらもこなし、3つ目の仕事で発狂して「もうできません」と相手に告げました。

もう僕は何もできない、とクズなりに絶望しました。

しかし、僕はまたWeb開発を始めました。作ったWebアプリを自宅サーバで公開して、満足していました。

次にiPhoneアプリを作りました。申請したらAppleにリジェクトされました。そこで僕は思いました。

「ああ、これじゃないんだなぁ。」と。

そこから開発はやめて、専門の勉強を始めました。始めたというより、戻ったというのが正しいですね。

そんなこんなで勉強しながらクズライフを満喫し、いよいよ僕も復学です。この節目に自分の休学した半年間を振り返ってみたくて書いてみました。

僕が言いたかったのは、休学には負の面もあるということです。休学して留学しよう!という流れは良いと思いますが、負の面もあることを忘れると、何もできてない自分に絶望してしまいます。

とはいえ自分を見つめ直せるのは良いことだと思います。僕の場合、システムエンジニアは向いていないというのがわかりましたし、アプリ開発も向いていないというのがわかりました。やってて思ったほど楽しくなかったんです。


読んでいただき,ありがとうございます.

この後僕は無事復学し,半年を迎えました.

この話はまた書くかもしれないし,書かないかもしれません.


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休学の負の部分を知った話の復学後の話

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