霊感が若干ある程度の男に実際に起きた霊体験①

僕は、小さい頃からオバケとか怖い話に興味があった。
でも、実際には体験しないことなんだろうという思いがあった。
小学校の最後の大きな行事、修学旅行に行った。
九州だった。
大仏を見たり、遊園地で遊んだり、
この奥に、その当時話題になったオウ○心理教の基地がありますよっと。
バスガイドさんに教わって、その頃からカルトな事が好きな私は喜んでいた。
写真もいっぱい撮った。
当時はデジカメなんか無かったので、うつるんです?だっかな、
どんな写真も撮ったかも確認できなかった。
無事、修学旅行も終わり、一週間ほど経っておかんに呼びたされた。
「あんた、何撮ったんな?」
と一枚の写真を出してきた。
僕は、あの時のことを忘れてない。
写真はなぜか背景がほとんど真っ黒。
センターに顔だけが浮いてて。
両サイドに火?真っ赤な手のひららしきものが写っていた。
顔は、男か女か判断できないがはっきり写っていた。
髪が長かったことと、こっちを睨んでいたことを覚えている。
そして、その燃えている部分からうっすら見えたのは、某遺跡の博物館で撮ったジオラマだったこと。
確かにジオラマの写真は撮ったが、後ろは壁だった。
確かに、そんな人はいなかったはずだ。
それから、カメラで写真を撮ること、撮ってもらうことが嫌いになってしまった。

実際に霊を見ることになるのは、10年以上先になるのであった。

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