どうして僕はベンチャー企業に移ったのか、少し考えてみた。

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世間はGW。僕はそんな中、せっせと仕事をしている。

普通だったら「ブラック企業だ!」とかなんとか言って、twitterやfacebookに不満をぶちまけていることだろう。

でも不思議とそれがない。

会社でmacを支給されているからなのか。

普段から自由に働いているからなのか。

はたまたやり手の社長にだまされているだけなのか。

というのは冗談だけど、、、

ある程度守られた、そして給与も頑張れば水準以上もらえそうな会社にいた僕が、どうして何も整っていないベンチャー企業に行こうと思ったのか。

新しい仕事について3ヶ月が経った今、自分の思考を整理する上でもこれまでを少し振り返ってみようと思う。


1.そもそも、なぜベンチャーというリスクを選んだのか?


最初に親にこの転職の話をした時、思いっきり反対された。



基本的には僕の伝え方が悪かったのだけれど、とにかく反対された。



ある程度収入も安定していて、土日も基本的には休めて、ボーナスも出る。



そういう会社から、ボーナスがとか以前に、月給も固定されない(必要最低限は保証されているが)会社に行くと息子が言うもんだから、止めるのもよくわかる。



ベンチャーは、リスクがつきものだ。



もちろん、普通の一般的な会社でも、大企業でもビジネスをやる上では色々とリスクはつきまとう。



それでも、圧倒的にベンチャー企業の方がリスクがつきまとう。と、僕は思っている。



そもそも経営基盤的に資本が少ないとか、そういうこともある。



トラブル対応だって自分たちでしなくてはいけないし、上司が責任を…とかいうこともあまりない。



そして何より、会社がパタッとつぶれることもある。自分がそこで路頭に迷う可能性がある。そこが一番のリスクだと思う。




現代では、大手企業も簡単に勢いを失い、倒産する。



でもその確率からいうと、当たり前だがベンチャーの方が高い。例えば前にいた会社は、倒産、ということはまずあり得ないと思う。



物事において絶対は無いが、前の会社は超大手巨大企業の子会社だったので、ほぼ絶対倒産はしない。(吸収合併とか、組織改編とかあるかもしれないけれど。)



今いる会社はどうか?



たぶん、明日や明後日にははつぶれない。でも、仮に大きな賠償金を支払わなくてはならない問題が起こったり、急にマーケットの情勢が変わり、うちの提供しているサービスに誰も見向かない状況が来たら、すぐに終わってしまうだろう。そのくらいの規模だし、そういう会社なのだ。




少し前置きが長くなったけれど、じゃあどうして僕がわざわざベンチャーに行こうと思ったのか。



結構答えは単純で、「今のタイミングでチャレンジしないと後悔するかも」と、直感的に思ったからだ。



どうでもいいかもしれないが、僕の直感は良いものも悪いものも含め、結構当たる。



下手な占いよりは当たる。そこに従った、ということ。もう少し理由を考えてみると



まずは、周囲に沢山のサンプルがいたこと。



サンプルと言うと失礼だけど、周囲に沢山楽しそうにベンチャーで働く友人がいたからというのもある。彼らを見ているとものすごくエネルギーを感じたし、「ああ、仮にこいつらの会社がつぶれたとしても、こいつらは頑張ってまた何かを始めて(or企業に入って)活躍していくんだろうな」と感じたのだ。そこに何となく自分を重ね合わせていたのもあるかもしれない。



そして、今の会社の自由さ、それに伴う責任。それが自分を大きくするのではないかと思った。



これが一番大きい。



スマートに仕事をするのもカッコいい。けれど、20代のうちに、がむしゃらに働く時期も必要だ。



ここならがむしゃらになれるかも、頑張れるかも、という直感。それがあった。



だから、半分親を押し切る形でベンチャーの門をたたいてみた。


まあ周囲からすると、やっぱりチャレンジングだとうつるらしい。

そらそうだよね。

年を重ねるに連れて自動的に給料が上がっていく訳でもないし、将来的なプランは一般的な大企業とは違い、想像しにくい。

将来的なプランが想像しにくいというか、そもそも会社の未来さえも分からない、という方が正しいのかもしれないけれど。


2.実際に3ヶ月働いてみてどう感じているのか?


章のタイトルと話がずれてしまうが、うちの会社がどんな会社なのか、少し書いておく。

基本的な業務は不動産の仲介業務。(その他もあるが、とりあえず割愛。)

一応の勤務時間は9時〜18時。

普通の不動産業者さんとは違い、店舗は無い。集客はネット上だけ。

ネット上に物件の写真や記事をアップし、問い合わせが来たら日程を調整し、内覧する。という流れ。

もちろん括りは不動産の仲介であるから、やることは街の不動産屋さんに近い。形上の違いはインターネットだけでしか集客していないこと、店舗が無いこと、営業車もないこと。

お客さんのニーズを内覧前に把握するのはなかなか大変だ。(と思っている。)

内覧前にやる気がなさそうでも申込をくれたり

逆に問い合わせ物件に決める気満々でも、内覧後に音沙汰がなくなったり。笑

とはいえ、これだ!これはいい!と思った物件を取材して、ホームページ上に掲載する。

そして反響が来て、お客さんに住んでもらう、というのは自分のおすすめを受け入れてもらえた気がして何だか誇らしい。


そんな僕らの働き方は、ものすごく自由だ。

一応月曜日のミーティングは全員出席義務があるけど、それ以外は自由。

直行直帰ももちろん出来るけど、出勤時間も退社時間も割とフレックス。8時に来たら17時に帰ってもいいし、逆に21時から契約の仕事があれば12時に出勤しても良い。

朝も「自宅作業」してから取材や内覧に行ってもいい。

最初のうちはこのやり方にも戸惑ったが(そもそも慣れていないので当たり前)、今では自分の思ったように仕事を進めることが出来る。

別に夜遅くの方が集中できるのであれば、早めに家に帰ってそこで仕事をしても良いし、天気の良い日はカフェのテラス席で仕事してても良い。(たぶんね。みんなオフィスにいることも多いけど。)

そこらへんの許可は、一切必要ない。メールをちゃんと出して報告しておけばOK。特に、ここ3ヶ月でそれに関して何かを言われたことはない。

ということは

裏を返すとタイムマネジメントは自分次第。ここでの経験をどれぐらいプラスに出来るのかは、自分の裁量次第だ。

それにプラスして

大手企業のように、色々な軸から評価されるということはない。気に入られているからと言って、良いポジションに引き上げてくれるわけでもない。

ここは結構、シビアなところだ。

でも僕は、それで良いと思っている。

最近気持ち悪いくらい耳にする話だが、これからは会社は守ってくれない、個人の時代になる。とか、個人が起業するハードルが下がっている。とか。

そういう時代がくるかどうかは、僕の中では実は懐疑的。会社という組織は消えないし、個人でやるより会社でやった方が安全だしきちんと稼げる。

ただ、、、

ある意味当たり前なのだけど

会社にいても大丈夫っちゃ大丈夫だし、

自分でやってもなんとかなるな、稼げるな。

という感覚を持てるかどうか、ということが今以上に重要になっていくのではないか、僕はそういう風に思っている。

それを踏まえた上での「個人の時代」なのかなと僕は考えている。


会社にいつまでいるの?

とか

会社員が知らない自由に生きるための方法

なんて本はいくらでもある。

でも結局、どんなにそういう本を読んだって、著者の方とつながったって、稼ぐ力は身に付いていない。結構ギリギリのところで戦う仕組みを日常に置くと、案外スキルもついていって、稼ぐ力も身に付くものだ。

だから、休みも不定期だしまとまってとれないけれど、仲間とワイワイやりながら楽しく働いている。

結構大変な中で、ああ、こういう風に仕事を処理した方が早いな

とか

今度はこういう風にしたら契約とれるかも、なんてことを知らず知らずのうちに考えていたりするものだ。

あとは、会社の規模も小さいので、自分の成績がダイレクトに会社に反映される。

この点も、意外と自分に良い影響を与えているように思う。

どのビジネスにも損益分岐点があるけれど

実はまだ僕は入って3ヶ月、損益分岐点を超えられたことがない。(社長、ごめんなさい。)

そこって「当たり前のように超えるべきポイント」なのだと思う。

裏を返せば、そこさえ超えていないという現実が、1月ごとにくるのだ。

なんだかんだで、プレッシャーである。

その損益分岐点って、意外と普通の大きな会社にいると意識しない。

自分の数字、部署の数字はもちろん気にするかもしれないけれど、これだけやれないと、会社消えるかもしれん、っていうレベルの話ではない気がするから。

ということで、ベンチャー行って良かったと思う点は3つ

・タイムマネジメントとそれがちゃんと仕事の結果として出ているかを常に考える必要がある。

(普通の会社にいても出来ることかもしれませんが、やっぱり僕は強制的にそういうことが考えられる環境にいないとダメな人間みたいです。)

・自分の数字、仲間の数字、会社の数字を平社員なのに色々な角度から見て(見えて)しまう。

・自分の思ったように働ける環境がある。


でもなによりもまずは会社を潰さないように、仕事の効果を数字に表していかないといけないね。笑


3.これからどうしていくのか?


さて、ベンチャーに入り、自分の思ったような働き方も出来ているし、仲間にも幸い恵まれている。

仕事は大変なこともあるが、楽しくやらせてもらっている。

そうすると、自分が置くべきベンチマークは何か?

それは

同期で、大手や給料の良いと言われている会社に入ったやつと、給与面で同等になること。笑

うそですごめんなさい。

いやでもはんぶんくらいはほんとうです。

やっぱ、やるからにはそこにも勝たないとね。

別に勝ったからといって、幸せになれる訳じゃないんだけどね。

自由に生きると、収入が下がるのは良くある話だけど、やっぱそこは超えたいじゃないですか。ねえ。


という冗談はさておき。。。


今のところは

会社の新規事業をちゃんと着地させて、売り上げをあげていくようにすること。

そこから次のステップとして

新規事業の立ち上げ屋さんになること。(とりあえず社内で。)

さらに次のステップとして

リトルトーキョーやB&Bのようなイカした場を作ること。(できれば、今の仲間と、つまり会社で。)


そうそう、たまたま会社で新規事業の部門にアサインしてもらったんだけど、めちゃくちゃ良い機会だと思うのね。

そこをまず必死に頑張ることが、超大切。

だからこれから当面は、新規事業の立ち上げを頑張る、という結論です。


まとまりが無いですが、このへんで。









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堀 正斉

早稲田大学卒業後、商社を経てR-Storeという不動産のセレクトショップで働いてます。会社員として働く傍ら、趣味でプログラミングをしてます。会社以外の場所で、仲間とともに仕事を創る「二足のわらじ的働き方」をふらふらと実践中。B&Bのような人も知も混ざる場を作りたい27歳

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