英語が嫌いで苦手だった僕が高校でTOEFL iTPのスコアを147上げて、日本の大学の推薦を蹴りイギリスの大学に進学する話

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僕は今年の秋から、イギリスのサウサンプトン大学に進学します。

サウサンプトン大学は世界ランキング100位以内に入ったこともある「イギリスのトップ校」
そんな大学に、京都の私立高校から直接進学します。


もちろん、入学には英語力も必要でした。

今でこそ「英語は得意!」と言えますが、高校当初はぜんぜん。


むしろ英語が大の苦手

ちなみに目安としてだしたTOEFL iTPですが、当初は380。これは英語を知らなくても、勘でマークシートを塗りつぶせば取れる点数です。
それを527、海外大学への進学レベルまであげました。

そんな僕が高校で英語嫌いを克服し、サウサンプトン大学に合格するまでの話。


~項目~

・英語なんて大っ嫌い
・恥をかいた英語の授業
・タイのエリート集団との遭遇
・タイで味わったレベルの差
・夢を見つけ、初めて知ったイギリスという選択
・好結果のスパイラル
・突然の通知


英語なんて大っ嫌い!!


高1の春、僕は焦っていました。

入った高校のクラスには、偏差値70近い人たちがいる。

しかし僕はと言えば・・・内部進学で、ゆとり世代で・・・

英語ももちろん、下から数えた方が早い。


英語での会話なんてもってのほか。
中学でも、ふつう勉強したらテストで80点くらい取れるのに、僕は毎日勉強しても取れません。

だから英語なんて大っ嫌い!



恥をかいた英語の授業


英語が嫌いでしたが、英語を話せるようにはなりたい。
だって英語なんかに会話の邪魔されたくないじゃないですか。

けど何を勉強すればいいのか分からない・・・

そうこうしてる間に、オリエンテーション期間もすぎ、授業が始まりました。


「高校の英語の授業とか、絶対ムズいやん・・・」

絶望の淵の僕にとって、初めての英語の授業は驚きでした。

会話で使えるフレーズ集みたいなプリントを配って、覚えるだけ。

「え、覚えるだけ?めっちゃ簡単やん」


そんな簡単なわけがありません。

発音はしっかりさせられるし、授業の後半には、そのフレーズを使って会話をしなければいけません。

必死でプリントを丸暗記しても、それ以外の単語は全然分からない。

会話でいきなり"by the way"なんて言われたら
\(^_^)/←こんな状態


授業で毎回ダメージを受ける日々。

前でしゃべらされると、恥をかく。

だけど他に何をすればいいのか分からない。

とりあえず配られたプリントは、すべて暗記していました。だって他になにもできないから。
(単にヒマだったという噂もあります)



タイのエリート集団との遭遇



僕のいた学校には、毎年5月に、タイのトップ校から10人程度の生徒がやってきます。

彼らは本で言うなら”灘高レベル”
いや、それ以上かもしれません。

毎年、科学系のオリンピックでメダルを獲っている高校です。

もちろん英語もおてのもの。


僕はあまり関心がありませんでした。

「だって英語できないから、しゃべれないもん・・・」


しかし友達が、タイ人の1人をホームステイとして引き受けていた関係で、英語で話す機会がたくさんありました。

初めは何を話せばいいのか分からない。

みんな色々な文章を話せても、僕は習ったことしか話せない。

それでもなぜか嬉しかったです。

「英語ができないと思っていた自分が、たとえ習ったことだけであっても、タイの人と話すことができた!」

結局そのタイの友達とは、他の友達と一緒にカラオケに3週間で2回も行くほど、仲良くなりました。


これが僕の中で、英語の立ち位置が変わった時。



タイで味わったレベルの差


その年の夏、交換研修としてタイに行くチャンスがありました。

僕は仲良くなった友達と会いたい、安い、ということで申し込み、無事行けることになりました。

(単にヒマだったという噂も。)


ちなみに東南アジアと言えば、こんな感じだと思っていました。


実際の様子は知らなかったことは秘密です。(タイ・バンコク)



まあ行く前にはしっかり英語も勉強して、テストの点も取れ出していたので、まあまあしゃべれるんじゃないかとワクワクしていました。


ワクワク


しかしタイのエリート集団に完全にやられました。


タイ人に話しかけられても、

タイ人
Hello, I'm ○○. Are you from Japan?
Hello, I'm Wataru.
YES.
タイ人
t?:a;f#ap;lt; ←何言ってるか聞き取れない
Ahh... ←首をかしげて苦笑い
タイ人
Oh OK. haha

こうして僕と話すのをあきらめ、愛想笑いをし、話を打ち切ります。

まさに屈辱。爆破。どかーん


けど英語できひん俺が悪いんやんな~

その通りです。
自己分析は得意な僕


しばらくの間、途方に暮れていました。

「もう、英語なんていつしゃべれるか分からんし嫌や・・・」



夢を見つけ、初めて知ったイギリスという選択


高1の秋

僕に大きな転換点がやってきます。

夢を見つけました。


「F1のエンジニアになって、世界最速のマシンを作りたい!」


この夢を見つけたとき、どうすればなれるのか調べまくりました。

すると見つけた答え。

「モータースポーツの本場はイギリス。
イギリスではF1について学べる学部がある」


行きたい。

直観的にそう思いました。


けどどうやって??


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