あれから3年たった東北でヒッチハイクした話 第2回

3日目に、佐々木さんという方に女川を案内してもらった。

佐々木さんは、現地に住んでいるが、県外から来るボランティアの人たちと協力して

地域再生に力を注いでいる方だった。


具体的には、

「蛤浜」(はまぐりはま)という場所で、カフェや民宿を始め、キャンプ場を0から作ったりして、

人を集め、そこに雇用を生みだそうという活動だ。


ここの地域をモデルにしたら、もっと復興が進んでいくのではと思ったのが

今回東北を訪れた大きな収穫だった。


蛤浜での活動は亀山先生という方が震災での経験をキッカケに始まった活動だ。

蛤浜プロジェクトインタビュー


また、この地域は有名なリアス式海岸と呼ばれる海岸のため、山と海が目と鼻の先にある。

震災の時はこの地形のせいで津波が高くなってしまったという事実はあるが、


逆に観光としてとらえるならば、海で遊んだ後に夜は飯盒炊飯してキャンプファイヤー

なんて技が出来る。そんな所なのだ。




こんな場所東京近辺にはない!!と思って勝手に感動していた。


↑キャンプ場の炊事場。作る人は全員ボランティアでまかなっている。



↑築100年の建物をリノベーションして、民宿を作っている。大工や設計もボランティア。しかも設計は大学院生がやっているというから驚き!


↑手作りの竃。特殊なもので、型を手に入れるために全国を探しまわったそう。

まさにDASH村のような仕事。




そして、一番感動したのが、元々亀山先生が貯金をすべてはたいて作ったというカフェ!!

名前ははまぐり堂!⇒はまぐり堂のHP


中は古民家風な作りで、本当に居心地が良く、時間がゆっくり流れている印象。

音楽家等も多く訪れ、プロの生演奏!なんてこともあるそう。



この地域には、有名企業(普通に名前聞いたことある大企業)や、アメリカの有名なH大学等が

研修でわざわざ訪れるらしく、徐々に注目度があがってきているそう。


食べ物は時給自足。自然を使って人を集め、それによってお金を稼ぎ雇用を生む。

このコンセプトに本当にひかれた。


こんな風に今でも頑張って新しい活動をしていっている人たちがいたことは

何か勝手に救われたような気がした。

自分も何かできないかな、何か貢献したいな、そういう気持ちに本当になった。


これを読んだ人、ぜひ一度でもいいから足を運んでみてほしいです。


足を運べなくても、数時間でも、数分でもいいから震災の日のことをおもいだして、

どんな形でもいいから東北に貢献してみようかな、って思うだけでもいいのです。


ありがとう東北!!




大学生が東北をまわってみての感想でした。

蛤浜に興味あるかたは、私にいってくれれば人繋ぐことできると思います。

興味ある人はこちらにメッセージを ⇒ npykph1821sw@gmail.com


おわり


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