年を取って、外見も醜くなって、肉体も弱くなってから、その人の本当の人間としての価値がわかるのではないかと思う、今日この頃であります。

今朝、朝鏡を見たときに、自分の首にたくさんのしわが増えていることや、顔のたるみがすごくなっていることにきがついた。

わー!、だれこの醜いおばさん顔!

自分では、普段あまり見えないので、(なるべく見ないようにしているといったほうが正解)気が付いていないけど、年齢は確かに私の外見をどう考えても、魅力的ではなくしている。体力もまえよりなくなっていっている。トイレにも何回もいくし(失礼!)、あと行動がのろいし、反応がおそい。

もう若い子たちのように外見の美しさを武器にして、生きていくことはできないのである、あたりまえのことであるが。中身だけが勝負の時期に来た。自分をどれだけトレーニングし続けることができるか? 食事にきをくばり、体をきたえ、いつも学びながら、働く、そして、いろんなことに興味をもちつづける。そして、周りに愛をあたえつづける。そういう生き方をしていきたい。

そう思って、いつものように近所のジムに行ったら、私と変わらない年齢なのにいつも筋肉を鍛えていて、おなかが3段ぐらいに筋肉で割れているジェニファーにあった。いつみても、すごいフィットした体である。髪の毛は、白髪なのに、体はその辺のおねえさんより、ぜんぜんしまって、すてきである。その隣にはいつもおしゃべりしながら一緒に歩く、スーが、ブリーチしたしろい歯をひからせながら美しい顔を私に向けていった。

スー
あなたもに私と一緒にボートトックにいく?

美しさや健康を保つことにも年をとればとるほど努力がいる。私は中身が大事だけど、まだまだやっぱり外見もこれ以上醜くなりたくない。彼女のお誘いは魅力的と一瞬思ったが、それでも彼女の誘いを断って、重い教科書とラップトップを背負って、大学の授業にむかった。



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