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中村 鷹

なかむら たか 言語教育士

アジア・ヨーロッパ・アメリカ諸地域にて、
大学、語学学校、企業内研修所、
行政機関等における各種言語コミュニケーション教育に携わる。
言語教育を通じて対等な社会づくりをめざす。

冒険と科学と芸術を求めて、深度30mから標高6000mまで
あちこちへ

そんな中で起きた、いくつかの覚書き

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中村 鷹の人生のストーリー

自由を求めて 「異質」からの脱出編

 タイトルほど、そんな大げさな話じゃない。何か少し、吹っ切れたり自由を感じたりしただけのこと。  あれは、仕事の一環でやっていた読書レポート集づくりで、芥川龍之介の『鼻』を読んだときのことだ。  読んで直ぐに頭に浮かんだことは、映画『 Forrest Gump(邦題:フォレスト・ガンプ/一期一会) 』と小説『 アルジャーノンに花束を 』のストーリーだった。それから、幼少期とその後の自身の経験が織り交

「他と違う」って、とっても自由で楽しいことかもしれない。そんな話。かな?

無名教師の冒険 星にのばされたザイル編

 冒険と言ってもたいした話じゃない。仕事柄、旅が多く危険とも遭うもんだが、ここでは仕事を離れての話。 Les Alpes françaises  あれはまだ、フランスにいた頃、地元の友人らに連れられてアルプスに登るはめになった時だ。山登りなんて興味もなく、山の名前も知らなかったが、3000m付近の頂上に着く頃には、すっかりアルプスの自然の美しさに心を奪われ、声を上げるほど感動するようになっていた。

一歩を踏み出す、それより大事なことがあるかもしれない。そんな話。かも!

聴く琥珀と飲むルビー バッハのバイオリンパルティータ編

 琥珀といっても宝石のことじゃない。聴く琥珀とは、バイオリンのこと。  あれは、J.S.バッハの「無伴奏バイオリン・パルティータ第3番の前奏曲( Johann Sebastian Bach 1720 “Preludio” from Violin Partita No.3 in E major, BWV1006 )」を聴いたときのことだった。  音楽家バッハについては、ここで説明するまでもないだろう。

見えないものが見えてくる、それがバイオリンかもしれない。そんな話。かな?

自由を求めて 「力」編

 「力」と言っても、実はそんなに大げさな話じゃない。ここでは「力」に振り回される悲劇から、ふっと自由になれたような、そんな話。 「力」こそ全て  あれは、芥川龍之介の 『羅生門』 を仕事の一環でやっている読書レポート集づくりのために読むことになったときのことだ。  読んで、まっさきに「暗い」というイメージが思い浮かんだ。そのイメージから、次に思い浮かんだのが中学生の頃のこと。それから、物事をはかる「

「力」を使うのに大事なもの…って「ものさし」かもしれない。そんな話。かな。

無名教師の冒険 剣修行編

剣の修行といっても、大したことじゃない。ここでは剣の師匠がどれほど大きく見えたかって、それだけの話。 「夫剣者瞬速 心気力一致」  こんな言葉を、ある日の稽古が終わった後で、師匠から呼ばれて頂いた。 …突然、こう呟かれたわけではないよ。念のため。  これは、北辰一刀流剣術の開祖である千葉周作成政の言葉といわれ、「剣とは速さであり、心と気と力が一致したもの」という意味だと言われている。  古い時代には

剣の速さ、それは単なるスピードじゃないかもしれない。そんな話。かな!

自由を求めて 民衆を導く女神編

 民衆を導く女神…といっても、そんなに大げさな話じゃない。それでも、確かに自由と女神は切り離せない。あちこちに像もあるし。 民衆を導く女神  この絵は、1830年のフランス7月革命を主題とした、ドラクロワの作品(Eugène Delacroix. 1830. La Liberté guidant le peuple. Paris. Musée du Louvre.)。絵に興味がなくとも、どこかで見た

自身の弱さと向きあえば女神に導かれるかもしれない。そんな話。かな?

無名教師の冒険 宇宙飛行とラグビー編

 宇宙飛行といっても、それほど大げさな話じゃない。ラグビーとそんなに関わりがあるわけでもない。しかし、それでも共通したモノは確かにある。 宇宙への第一歩  この写真は、1961年4月12日午前9:07(モスクワ時間)、ユーリ・ガガーリンが乗った「ボストーク1号」の打ち上げ前に、バイコヌール基地(今はカザフスタン)にて撮影された。  約10分後の午前9:18、地球周回軌道に入ったボストーク1号は、約9

技術を生かすのは心かもしれない。そんな話。かも?

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読んでよかったストーリー

古屋 憲章
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1

細川英雄のインパクトと私、あるいは「時には起こせよムーヴメント」―『研究活動デザイン』(東京図書)の書評のような何か―

 日本語教育の世界に 実践研究フォーラム (以下、フォーラム)という集まりがある。フォーラムは、2004年に立ち上げられた。当時、委員長を務めていた 細川英雄 は立ち上げの経緯に関し、『 研究活動デザイン 』に詳しく記述している。その記述を読むと、現在のフォーラムで継承されている下記のコンセプトも、そして、現在、活発に議論されている実践研究という概念も、全て当時の委員会の議論の中から立ち上がってきた
Matsui Takahiro
47

人にとって第一言語は本当に必要かということについて考えた話

「まずは第一言語を」は本当か? こちらで会う人によくする質問がある。それは「あなたの第一言語は何ですか?」というものだ。この文章を読んでいるあなたなら,なんと答えるだろうか。 この質問で驚かされるのは,多言語国家であるフィリピンではフィリピノ語,英語,ビサヤ語など多様な答えが返ってくるということではない。それは,この質問に即答できる人はそれほど多くないということだ。「それは仕事で?家庭で?」「マニラ
古屋 憲章
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6

自律学習への違和感

 自律学習に関し、考えてみたい。なお、ここに記述する内容は、私が自身の経験から得た実感であり、明確な根拠があって述べているわけではないことをあらかじめお断りしておく。  私は約3年前から「 わせだ日本語サポート 」という実践に携わっている。「わせだ日本語サポート」は、早稲田大学に在籍する留学生の自律的な日本語学習のサポートすることを目的に開設された。具体的には、週2回/1回3.5時間(※1)サポート
古屋 憲章
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教育実践とテクノロジー

1.eポートフォリオ編  先日(2012年12月15日)、 日本教育工学会研究会 に参加した。今回の研究会のテーマは、「eポートフォリオの活用と普及」であった。そのため、教育分野におけるeポートフォリオの活用に関し、多くの発表があった。中でも、eポートフォリオを用いた教育実践の報告は、私にとって、非常に興味深く、また、参考になる点も多かった。しかし、一方で自身の教育観を実現するための手段としてeポー
古屋 憲章
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8

日本語教師は職業か

1.「日本語教師は職業か」という問い  日本語教師は職業ではない。生き方だ。  私の恩師である細川英雄(注1)先生のことばである。日本語教師とは、生計を維持するために従事する仕事ではなく、ことばにより他者と関わりながら生きていくという構えであるというような意味であろう。けだし、名言である。  さて、このことばには、「一般的には、日本語教師は生計を維持するために従事する仕事だと思われているけど、実は・
ほそかわ ひでお
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1

職業ではなく、生き方を探せ。

世の中の多くの人は、職業につくこと、つまり就職することが重要だと考えている。 しかし、本当にそうだろうか。 どんな有名な大企業に就職しても、自分のしたいこと、やりたいことが見つけられなければなんにもならないし、自分が生きていく意味も失ってしまうだろう。 昔、理系の優秀な大学を出て、大手企業に就職した、年長の知り合いがいた。 入社当初から社長になることをめざし、トントン拍子で出世したが、途中で人間関係
古屋 憲章
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1

日本語教育の罪深さ

 先日(2013年2月)、劇団風琴工房<  http://windyharp.org/playguide.html  >による演劇「国語の時間」<  http://windyharp.org/kokugo/  >を観た。  「国語の時間」は、一九四〇年代、大日本帝国の統治下にあった京城の小学校を舞台に、朝鮮人でありながら、日本語を「国語」として教える教師たちの群像劇である。(「国語の時間」公式サイト

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