STORYS.JP

西嶋 タクロウ

オウンドメディアでノンフィクションを執筆しています。「人々の生活から社会を覗いてみよう」というコンセプトで、書いた内容に対して興味関心を持って頂ければ幸いです。

ストーリーをリクエストする

西嶋 タクロウの人生のストーリー

【プロローグ/佐藤さん】母親の凶報から人生を見つめ直し、日本版マイケル・ジョーダンを発掘する男、佐藤さん。

「お母さんは、俺のこと認識できないんだよね」 大手居酒屋チェーン店。花金の金曜日は、大勢の客の声が飛び交っている。 店員も忙しなく動き回る。着席した直後にオーダーした飲み物を、ようやく運んできたところで、彼は淡々と述べた。 ビールが大好きな彼は、笑顔でジョッキを手に取ると、ぐいぐいと呷り飲んでいく。 「あー!やっぱ美味いなー。これこれ!」さながら、子供を愛でるような視線をビールに注いだあと、顔を上げ

【1話/今の佐藤さん】母親の凶報から人生を見つめ直し、日本版マイケル・ジョーダンを発掘する男、佐藤さん。

ビール大好き佐藤さん 「自分が何をやりたいのか、明確にならないまま就職したからなぁ」 相変わらずビールを飲み続ける佐藤さんは、少し視線を外して、何もないだろう斜め上を見つめて呟いた。確かに、対話相手を直視するには少しばかり勇気がいる、小っ恥ずかしい内容だ。 居酒屋は深夜帯に突入し、さきほどまでの喧しさは無くなり、徐々に落ち着き始めていた。卓上には、ほとんど食べ終えてしまった皿が並んでいる。客足が途絶

【2話/ゆとり世代】母親の凶報から人生を見つめ直し、日本版マイケル・ジョーダンを発掘する男、佐藤さん。

1989年の社会 佐藤さんは一九八九年生まれ。 昭和天皇が崩御し、「激動の昭和」と呼ばれた、日本で最も長い元号が終焉を迎えた年である。と言っても、激動から突然として平穏に切り替わることもなく、目まぐるしく変化した年だったようである。 少しだけ、時代背景を遡ってみる。 天皇崩御後、小渕恵三官房長官が新元号の記者会見で「平成」と発表しスタートした。国内政治では、この年に3人の首相が就任、2人が辞任に追い

【3話/無意識の恐怖】母親の凶報から人生を見つめ直し、日本版マイケル・ジョーダンを発掘する男、佐藤さん。

人生は2択。安定か、刺激か 食べる、寝る、性を満たす、運動をする、研究する、誰かに認められる、孤独を貫く、豊かな生活が可能な賃金、必要最低限の賃金、静かに安定した生活、激しく変動著しい生活。人の心が満たされる条件は、それぞれ異なる。しかし、大分類は二つだけだ。安定か、刺激か。 もちろん安定と刺激の定義は人によって異なるだろう。同じ環境に身を置いていても、安定した静かな日々か激動の日々なのか、人の持つ

【4話/真っ向勝負】母親の凶報から人生を見つめ直し、日本版マイケル・ジョーダンを発掘する男、佐藤さん。

無意識・無計画・安定志向 日を改めて、佐藤さんと会うことになった。今の佐藤さんからは到底想像もつかない「無意識・無計画・安定志向」だった、当時の過去を掘り起こすためだった。 私の知る佐藤さんの行動には、とにかく論理が必ず内在する。今回の取材場所も、居酒屋の個室だったが、やはりビールを注文した。実は必ずビールを注文するのも、好き嫌いを超えた理由がある。 「アメリカの留学時代、何も主張できなくて。英語も

【5話/薄れる冒険者としての自我】母親の凶報から人生を見つめ直し、日本版マイケル・ジョーダンを発掘する男、佐藤さん。

クラスの中心 佐藤さん 「小学生までは、周囲なんて全く気にせず好き勝手にやってたよ」 好き勝手という言葉から、周囲の心配や迷惑をよそに、本能的に動いていた自分を少し恥じているように思えた。しかし、好き勝手やるのが小学生の本来の姿だ。漢字ドリルの代わりに女の口説き文句を記憶していなくて良かったと思う。 「外で遊んだりする方?」まず、分かりやすい指標を聞いてみる。 「放課後は、毎日サッカークラブとか野球

読んでよかったストーリー

書きかけのストーリー

西嶋 タクロウさんの書きかけのストーリーはありません

西嶋 タクロウさんにもっと聞きたい話リクエストする

|