STORYS.JP

Okazaki Tatsuo

やさしいおばけ(YSCOBK)
東京、ベルリンを経て、地方へ展開する広告代理店代表、外道DJ。散歩と泥酔が趣味の意味不明。

[twitter] https://twitter.com/obake314
[blog] http://blog.livedoor.jp/elegirl/

ストーリーをリクエストする

Okazaki Tatsuoの人生のストーリー

大きな空腹と小さな夜景

 四六時中空腹だった時期があった。  「空腹」というのは、経済的に貧しかったということもあるが、なにより精神的ななにかが枯渇していたという意味だ。  そんな頃に、しりあった女性がいて、彼女は僕と同い年で、近くの女子大に通っていた。  自分がかわいいと思っている女性に「いい夜景をさがそう」なんてさそわれたらそりゃあだれだって舞い上がる。洗濯が終わるのも待たずに自転車をこいで、夜の町を疾走(SHISSO

30代の自分から20代の自分へ。誰にでもあるようなたわいもない記憶を。

九識の窓 / Windows 9x (1)

 眠っているところを宅配業者の呼び鈴で起こされた。届いたのはパソコンだった。宛名は同居している恋人のものだった。同居と言えば聞こえは良いが、実際は「転がり込んでいる」という方が正しい。自分のアパートに戻るより、彼女の家にいた方がバイトに通いやすいのだ。大学生である彼女の家賃や生活費は実家からの仕送りだといった。実家からの仕送りのいくらかは僕の電気代や水道代にあたっているわけで、こんなことが知れたら、

処理能力に限界のあるPCが、どう解消していいか分からなかった陳腐な混沌を吐き出すデバイスだった頃の話を思い出しながら。

九識の窓 / Windows 9x (2)

 実家に引いてあるインターネットは俗にいうダイアルアップという奴で、起動するのに電話回線を云々するツールを使っていた。使うだけ課金されると両親が言っていたので僕自身は大学のコンピュータ室でインターネットを使っていた。或いは、インターネットカフェで友人がシフトに入るときは、ただで入店させてもらって一晩中使ってみていた。学校も店もISDNという奴で自宅のより早かった。  インターネットを使うときは、好き

処理能力に限界のあるPCが、どう解消していいか分からなかった陳腐な混沌を吐き出すデバイスだった頃の話を思い出しながら。

カテゴリー

読んでよかったストーリー

Okazaki Tatsuoさんが読んでよかったストーリーはありません

書きかけのストーリー

Okazaki Tatsuoさんにもっと聞きたい話リクエストする

|