STORYS.JP

白濱 優子

白濱 優子の人生のストーリー

ストーリーをリクエストする

白濱 優子の人生のストーリー

ホームレスと交際0日婚をした私がやっと見つけた幸せの形 ①ホームレスの彼との出逢い

ジェットコースターのような乱高下する人生は、友達のユウくんに誘われて、キャンプに参加したところから始まった。季節は秋。1泊2日のキャンプに、私は「暇だし」という理由で、特に期待する事なく参加した。私も含め男女8人が東京郊外のキャンプ場に集まったのだけど、私の知り合いは誘ってくれたユウくんだけ。私の他に女子が1人いて、残った5人の男の中に「彼」は居た。 やや小柄でモンベルの緑のアウトドアウェアを着てい

ホームレスと交際0日婚をした私がやっと見つけた幸せの形 ②ホームレスと交際するという事

1泊2日のキャンプの中盤、夜の9時ごろだっただろうか。ちょっとしたアクシデントが起きた。その時、私たちは、みんなで火を囲みながら一風変わったカードゲームをしていた。 それは順番にカードを引き、そこに書かれた文章を読み上げ、周囲の人はその理由を当てるというゲームだった。その文章というのが変わっていて、こんな具合だった。 「裸で鉛筆を持って倒れて死んでいる男がいる。なぜか?」 一見して不条理な内容。カー

ホームレスと交際0日婚をした私がやっと見つけた幸せの形 ③私が結婚を決断するまで

私は、たまのぶの何事も包み隠さず(素人童貞である事すらも)話す姿勢が好きになっていた。もう少し正確にいうなら、「彼」のその姿勢が私には少しまぶしかった。彼は私には持っていないものを持ち、明らかに自分の人生を楽しくしていた。 私と彼はお互いに地元で行き詰まり、東京に出て来て出会ったのだが、生きる姿勢はだいぶ違っていた。 出会って5日後、私たちは初めて電話をした。かけたのは私の方からだった。私はお互いの

ホームレスと交際0日婚をした私がやっと見つけた幸せの形 ⑤寒空の下で書いた婚姻届

私とたまのぶは、結婚の証人になってくれる共通の知人の中田さんに会うため、アーバンキャンプの会場へと向かっていた。季節は初冬で、日没後の路地を歩くと、吐く息が白かった。私のバッグの中には、まっさらな婚姻届けが2枚入っていた。 中田さんは少し遅れて来る事になっていたので、私たちは、たまのぶの友達のメイちゃんたちと先に合流する事にした。メイちゃんは、私より少し年下の、かなりフリーダムな感じの女の子で、キャ

ホームレスと交際0日婚をした私がやっと見つけた幸せの形 ④真剣に結婚を考えた時の話

私は10代の頃、結婚をすると劇的に人生が変わると思っていた。 結婚したら、相手と一緒に住んだり、家事をしたり、子供を産んだり、本当は嫌な事も相手に合わせてみたり、良くも悪くも相手の色に染まり染められるイメージがあった。 私はそれが恋愛の延長にあるものだとは気づかないでいた。私の中で、恋愛と結婚の間に、大きな断絶があっだのだ。だから劇的に変わると思っていた。 結婚したら相手の色に染まる事もあろうだろう

ホームレスと交際0日婚をした私がやっと見つけた幸せの形 ⑥初めての二人きりの夜

山村さんに結婚届の証人になってもらった数日後、私とたまのぶは、もう1人の証人候補、元彼の中田さんに会いに行く事になっていた。本当は翌日にでも会いに行きたかったのだが、中田さんが忙しく少し先に伸びてしまい、もどかしい日が続いた。中田さんには「たまのぶと合流してから、そっちの新小岩のシェアハウスに向かうね」とだけ連絡してあった。 私は24時ちょうどにJR新小岩駅に着くと改めてメッセージした。中田さんは、

ホームレスと交際0日婚をした私がやっと見つけた幸せの形 ⑦急ですが結婚しました

たまのぶはホームレスとして、当時は主に恵比寿駅東口にある通称「たこ公園」に住んでいた。たこの形をした遊具があったので、その名前がついていた。 たまのぶは早朝、サラリーマンが出勤する前に起き、夜遅く、終電の頃に公園の土管に寝に帰る。昼間は近くに借りたコワーキングスペースでWebサイト構築の仕事をしていた。つまり、たまのぶがホームレスをしている事は、そこに住んでいる他のホームレスか、終電を逃したサラリー

読んでよかったストーリー

書きかけのストーリー

白濱 優子さんにもっと聞きたい話リクエストする

|