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学童を創ったママスタッフたちのコロナ禍での奮闘!~生きる力を育む探究型学童~

著者: 株式会社ビスタクルーズ

探究型学童「エミリーキッズラボ」事業部責任者の山下昌恵と申します。

この目黒区駒場にある民間学童が2020年夏に開校してからもうすぐ1年が経とうとしています。


探究型学童エミリーキッズラボ事業部責任者 山下昌恵


数年前から学童の企画準備を進め、ようやく開校という矢先にまさかの新型コロナウイルス感染拡大。探究心を養い「人間力を育む学童」という、これまでにないコンセプトはただでさえ伝え方が難しく、プロモーションに悩みます。チラシ配布やイベントもままならず、私たちの学童について直接お伝えする機会が持てないことは非常に困難でした。


社内のママスタッフたちはこのコロナ禍で、新しい学童のオープンと集客に試行錯誤を重ね、今日に至っています。


学童のオープンでチラシ配りやイベントに奮闘

各部署から集まった同じ想いのママスタッフたち


探究型学童「エミリーキッズラボ」は、株式会社ビスタクルーズのママスタッフたちが生み出した学童です。

元々、株式会社ビスタクルーズはフリーランスエンジニアやフリーランスコンサルタントと企業をマッチングするエージェント業を行っている会社です。


ITの最前線に身を置くプロフェッショナルたちと関わる中で、私たちママである社員は、「時代の変遷の速さ」「自身の子どもの教育への懸念」そして「次の時代を担う子どもたちに必要なものは何か?」を考え始めるようになっていました。


そうして、「目まぐるしく変わる未来を生き抜くために子どもたちに必要な力を身に付ける」教育サービスを立ち上げるべく、プロジェクトが発足したのです。


当時プロジェクトに参加したママスタッフは8名。各部署からそれぞれ集まったママメンバーで構成されました。


想いを同じくしたママスタッフ同士で毎日話し合い


“これからは従来の暗記型&詰め込み型教育ではなく、自分で課題を見つけ自分の頭で考える「学び」が必要だ……”


想いは同じでしたが、個人のバックグラウンドによって子どもにとって良い教育の概念が全く異なります。具体的な教育手法について、なかなか定まりません。


「私はこう考えます」

「いいえ、私は逆にこう考えます」

一人ひとりが真剣で前向きなゆえに、毎日のように話し合いを重ねました。


ママスタッフ同士で、積極的に意見交換しました

教育のプロフェッショナルとの出会い


具体的な教育手段を模索する中、産学連携の事例が豊富な昭和女子大学とご縁をいただき、人間社会学部 初等教育学科の鶴田先生が私たちの想いに賛同してくださいました。プロジェクトアドバイザーとして参加くださることが決まり、イエナプランという教育メソッドをエミリーキッズラボに導入することになりました。


子ども一人ひとりの個性を大切に

①好奇心をもとに学びにつなげること

②答えを教えるのではなく自分達で発見していくこと

③チーム学習やコラボレーションをとりいれること


3つの原則を採り入れ、子どもたちの生きる力=「創造力」「主体性」「共感力」を育むための探究型学童を開校することに決定。

好奇心を刺激する「いろいろラボ」、好奇心を深堀する「探究ラボ」、過ごし方は自分で決める「自己選択」、多様な価値観を認め合う「異年齢での生活」を組み合わせ、人間力を育む仕組みを作りました。


学校教育経験のある頼もしい教室長スタッフも仲間に加わり、加速度的に教室やカリキュラムの準備が出来上がっていきました。


エミリーキッズラボ目黒駒場校 教室長 大木陽介


コロナ禍での集客に悪戦苦闘


開校の準備を進める最中、世界中で新型コロナウイルスによる感染が拡大し、日本でも2020年4月に緊急事態宣言が発令されました。

夏の開校に向けて、説明会や地域型のイベントやチラシ配りを行う予定でしたが人との接触が憚れる中でしたので思うように集客ができませんでした。

この時、リアルなコミュニケーションが必要な従来型のマーケティングを行っていたサービスはことごとく、同じ歯がゆい気持ちを体感されたことと思います。


説明会をオンラインに切り替え、ウェブ広告を打ちましたが反応はいま一つ。8月の開校時には児童は全くいないも同然でした。

2020年秋にはだいぶ感染者も減り、集客方法を様々に工夫しました。

近隣の商店街の皆さまのお力を借りたり、いろいろラボに無料モニターで参加していただいたりして、クチコミを広げていただきました。


PR TIMESを通じてプレスリリースを打ち、LINEを導入し、FacebookページとInstagramを採り入れました。

直接手渡しできないチラシは、私たちが各ご家庭のポストに入れさせていただきました。

そして、少しずつ体験会にお子さま方が来てくださるようになりました。


集客方法を工夫し、コロナ禍でのプロモーションに悪戦苦闘


好奇心をゆさぶる体験を、もっと子どもたちに


2021年夏に、探究型学童エミリーキッズラボは開校1年を迎えます。

まだまだ少人数ですがこの学童の想いに賛同してくださった保護者様方のお子さまたちに通っていただいております。心より御礼申し上げます。





保護者の皆さま、お忙しい中アンケートのご協力まことにありがとうございました!



私たちは、子どもたちの新しい好奇心やキラキラした笑顔を目の当たりにするたびに、もっとたくさんの子どもたちに「好奇心をゆさぶる体験」をしてもらい、一人ひとりの「好き」を見つけてほしいという想いを抱いています。


日々、自分たちの在り方を見直し、ターゲットユーザーの再設定・コンセプトやキャッチコピーの再洗い出しを行っております。


ダイナミックに変化する次の時代に翻弄されることなく、楽しく自由に強く生きていく、


エミリーキッズラボでは今後も、そんな子どもたちを育てていきたいと考えています。




探究型学童エミリーキッズラボ目黒駒場校(民間学童・アフタースクール)


所在地:東京都目黒区駒場1-33-8 コードンブリューⅡ 1F

(京王井の頭線 駒場東大前駅 徒歩2分、東急田園都市線 池尻大橋駅 徒歩15分)


開校時間:平日13:00〜20:00

お問い合わせ:03-4550-0132

電話受付時間:平日10:00〜19:00

https://kidslab.emilee.jp/


※メインのアイキャッチ画像は、コロナ流行前にモニター体験を行った際の写真です




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