バレンタインだけじゃない、日常に寄り添うチョコレートを。高級チョコレート専門店の半額で提供をつづける、ひとくち-HITOKUCHI-の挑戦とそのストーリー。
ひとくち-HITOKUCHI-はインドネシアで農家と協業して作られた厳選された高級チョコレート原料をメインに使って作られたチョコレートを製造販売する、渋谷区恵比寿にある会社です。「毎日の生活の中でたのしんでもらえる上質な本格チョコレート」をコンセプトにしています。
代表の荻曽友貴は何か気に入るものがあれば夢中で没頭するタイプ。大学時代、それまで料理なんて興味もなかったのに、ふとしたキッカケで始めたお菓子作りに喜びを見出し、趣味が高じて本場の洋菓子について研究をしにパリにまで行くほどです。
そんな荻曽が、自分自身が、そしてまた大事な人にも食べさせたいと思うチョコレートを独学で開発したのは2019年。飽きのこない、毎日食べたくなる味わい。純粋な原料のみを厳選して使い、無添加で安心。香り高く口どけの良いこだわりのチョコレートを引っさげ、荻曽は初めての起業に至ります。今でこそたくさんのお客様からおいしかった、と喜びの声が届くようになりましたが、2020年に創業してやっと約1年、たった1年ともいえますが、ここまで長く感じる道のりでした。
ひとくち-HITOKUCHI-は、オフィスの置き菓子として販売するところからスタートしました。荻曽のこだわりがたっぷり詰まったチョコレートは、味はもちろんのこと、シンプルなデザインにサイズ感も良いパッケージで、仕事中のちょっとした時、休憩に、また同僚へのお礼や部下への労いに、と大変好評を集めます。味わいも口どけもスーパーマーケットやコンビニエンスストアで買えるチョコレートを食べるのとは全然違う、それがデパートまでわざわざ行かなくても買える手軽さが良い、プチギフト、ちょっとしたお礼のお菓子に最適とたくさんの喜びの声をもらうことができました。
そんな中起きた、新型コロナウィルス感染症の発生、緊急事態宣言の発令。オフィスから人が減り、売上に大打撃。この影響は大変なものでした。
オフィス販売時代購入いただいていた方からのラブコールもあり、それまで準備していなかったECサイトを急ピッチでオープン。でも、当たり前ですが、ただサイトを開けただけでは新規の売り上げが入るわけではありません。
ナッツのチョコレート、プラリネチョコレート、柑橘のチョコレート。厳選された原料を使った高級専門店クラスの品質と味。手の届きやすい価格設定を含め、全てが自慢の製品。もっとたくさんの人に知ってもらいたい!知ってもらえたら気に入っていただける自信がある。
裾野を広げるための手段に悩みながら手探りで進み続け、ラジオ出演、インフルエンサーによる拡散など、徐々に露出の機会も少しずついただけるように。その都度目に見えて売り上げが上がり、成果を感じるようになります。
(J-WAVE 「STEP ONE」出演時、リポーターのトンツカタン森本晋太郎さんと)
確実に自信の裏付けとなる実績が積まれていき、いよいよ満を辞して発表する場に、荻曽は「クラウドファンディングサービス」を選ぶことにしました。
荻曽は珍しいガジェットや新しいコンセプトの製品を見たり買ったりするのが好きで、普段からサイトを眺めたり購入したりしてクラウドファンディングサービスの利用に馴染みがありました。ひとくち-HITOKUCHI-の製品の特徴や込められた思いを消費者に届けるには、まさにぴったりフィットする場所と考えたのです。
選んだプラットフォームは「Makuake(マクアケ)」。日本最大級のサービスです。クラウドファンディングへの出品は荻曽のの予想を大幅に上回るほどの応援をいただき、なんと、『開始5時間で目標金額達成』という華々しいスタートを切ります。さらに支援数を伸ばして最終は目標金額の1062%、Makuakeでチョコレート歴代2位の支援金額を達成したという、自信以上の結果を出すことができたのです!
このタイミングを機に、定期購入のサービスも新規スタート。
フランスやベルギーなどヨーロッパの国では、ショコラティエの作った上質なチョコレートが日常に溶け込んでいて、普段からおいしいチョコレートと飲み物のマリアージュを楽しむ習慣があります。日本でもおいしいチョコレートは買えますが、デパートまで出向いて買うとなると、どこか特別感が出てしまう。バレンタインの時だけのお楽しみになってしまう…。日本でも上質な本物のチョコレートを毎日の暮らしでもっと気軽に楽しんでほしい、ひとくち-HITOKUCHI-のチョコレートならば味わい、価格設定ともに日常で楽しんでもらえる、という思いと自信が込められています。
高級チョコレートのある暮らし。ちょっとしたそのひとくちが、心を豊かにする。ひとくち-HITOKUCHI-はこれからも、そんな幸せを届け続けていきたいと思います。
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