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上場企業の社長、女子校の家庭科で株の授業!「投資知識の格差」を是正する新サービス

著者: 株式会社ZN



2022年12月6日、福岡県大牟田市の私立女子校、明光学園高等学校(以下「明光学園」)で、プレミアグループ代表取締役社長、柴田氏による株式投資の講義が行われる。高校生に対する金融教育の一環だ。


2022年度始動の新学習指導要領に、高校家庭科で資産形成を学ぶことが盛り込まれたことが背景にある。岸田政権が掲げる投資を促す政策「資産所得倍増計画」も追い風だ。個人金融資産の約半分が預貯金である日本人も、投資を学ぶ時代に突入したといえる。2019年に話題になった「老後2,000万円問題」だけでなく、本年(2022年)に起きているインフレは、投資教育を肯定する理由としては十分だ。


しかし、私たち日本人は元々義務教育下で投資理論を学んでいない。「自分が投資をしてきていないのに、生徒に教えるなんてハードルが高すぎる」というのが先生方の本音ではないだろうか。そのような中、前述の明光学園は、「株式投資の本質」を生徒に伝えるために、「上場企業の社長」に出張授業を依頼した。このユニークな取り組み「上場企業の社長に学ぶ株式投資授業」は、金融教育に情熱を持つ2人の立役者が企画したものだ。



金融教育事サービスを提供する株式会社ZN(所在地:東京都大田区、代表:遠藤功二、以下の表記:ZN)と、個人投資家向けに投資情報の提供を行っているNPO法人イノベーターズ・フォーラム(所在地:東京都渋谷区、代表:松田憲明、以下の表記:IF)は、学校向け出張授業「上場企業の社長に学ぶ株式投資授業」を実施する。

「上場企業の社長に学ぶ株式投資授業」が福岡の女子校で行われる


「上場企業の社長が、高校生のために教壇に立つ」というこの前代未聞の出張授業。舞台は福岡県大牟田市の私立中高一貫女子校「明光学園」だ。 


登壇するのは上場企業の社長



講師は東証プライム市場に上場しているプレミアグループ株式会社、代表取締役社長の柴田洋一氏に引き受けていただいた。授業には高校1年生の女子生徒全員が参加予定だ。

 

講師の柴田氏が率いるプレミアグループは、自動車購入者向けのファイナンス事業を柱に、故障保証事業や自動車卸売販売なども手掛けることで顧客の豊かなカーライフ作りを支援している。


「若者の車離れ」といわれる昨今の逆風下にもかかわらず、同社は好業績を継続し、2022年11月1日時点の株価は2017年12月21日上場時の初値から4倍超に膨らんだ。(分割等考慮後の株価で計算)  

プレミアグループは「株主から預かった資金を増やす」という上場企業に求められる使命を果たしている企業の1つだ。配当も実施している。


この出張授業では、株価上昇に成功した企業がどのような経営をしているのか、という事例を社長が直々に語る。生徒は「論より証拠」で株式投資の本質を理解できるというわけだ。


従業員644名(2022年3月時点)の人生を預かり、業績に対する責任を負う超多忙な経営者が、1つの学校に来て生徒の目の前で授業をしてくれる。これほど希少で贅沢な株式投資の授業は聞いたことがない。


 

 

仕掛人は2名の経営者

この出張授業を支えるのが、ZNの遠藤とIFの松田だ。明光学園とプレミアグループの間を取り持ち企画から実行までを支援している。 


 

基礎固めの事前授業を提供

実はこの企画には、当初根本的な問題が見つかった。社長の授業を理解するためには株式投資のための経済的知識が必要だが、生徒たちにはそれがない。小学校〜中学校までの義務教育下では投資の仕組みを学ぶ機会がなかったことが原因だ。どれだけ栄養価の高い話をしても、聞き手が消化吸収できなければ徒労に終わってしまう。社長の時間を浪費するわけにはいかない。 

 

そこで、生徒たちの基礎知識を固めるために、事前授業を行うことになった。講師はZN代表の遠藤だ。証券会社、銀行を経て2020年4月に、FPとして独立している。専門は金融教育だ。「知識がないために損をする人」をたくさん見たことで、教育に興味をもった。「金融業界は、知識が損得を左右する。特に投資の知識は家庭環境による個々の格差が大きい。全国の学生に平等に投資の知識を届けたい。」と語る。 

 

事前授業の冒頭で遠藤は次のように説明する。「私は今、1枚の千円札が2枚に増える手品をしました。ただ、手品にはタネがあります。お金は手品では増えません。投資で増やすのです。」生徒の心を引き付けるために工夫を凝らす。


リスクを学ぶためにグループワークで行う投資ゲームは、盛況だ。事前授業の進行を務めた家庭科担当の中島先生は次のように語る。


生徒たちは株式投資ゲームを通して、株価や株数の捉え・会社の状況と株価の変動について、また、お金が増えたり減ったりすることを過去の実際の株価を活用してワイワイガヤガヤ楽しみながら学べていました。

授業後に株式投資をやってみたい!という子もいて、生徒たちは株式投資を自分ごととして考えることができたようです。

この授業は資産運用についての学習に留まらず、将来就職先を選ぶ際の企業研究や社会貢献などにも関連づけてわかりやすく丁寧にご説明いただきました。

授業前後にはオンラインでの打ち合わせを行い、こちらの不安や意向を授業に反映してくださり生徒にとっても、家庭科教員にとても有意義な授業となりました。

この授業はまたお願いしたいです。



 


事前授業のもう1人の立役者が、IF代表の松田だ。授業の企画から実行までをマネジメントしている。松田は、ファンドマネージャー経験者や著名個人投資家などのスペシャリストが執筆した質の高い投資情報を網羅したメールマガジン、「億の近道」を1999年の創刊以来、ほぼ毎日配信している。


過去の相場暴落時に「情報を持たざる者」が理不尽に損をする姿をみて問題意識を持った。「個人投資家と機関投資家の情報格差を埋める」が松田の理念だ。頻繁に開催している投資勉強会には、毎回数十人の個人投資家が集まる。 

 

投資家と交流するうちに松田には1つの想いが生じた。「投資は早く学んだほうがいい。知識が蓄積されるからだ。できれば学生に学んでほしいが、日本の学校では投資の授業は行われていない。学生に投資の知識を届ける仕組みを創りたい。」 

 

そんなある時、億の近道の執筆者から「投資教育に力を入れているFPがいる」と紹介されたのが遠藤だ。投資におけるリテラシー格差を是正したいという想いが一致し、パートナーシップを結んだ。


2人で「学生に届けられる質の高い投資の出前授業とは何か」を議論した結果、「上場企業の社長に学ぶ株式投資授業」というアイデアに行き着いた。IRセミナーで聞ける「経営者の話」を学生たちにも伝えたいと思ったのがきっかけだ。 

「上場企業の社長に学ぶ株式投資授業」には成功体験がある

 

実は、「上場企業の社長に学ぶ株式投資授業」は2022年2月に開催実績がある。その時の 講師として全面協力していただいたのは、上場企業、株式会社LibWorkの代表取締役社長、瀬口力氏だ。小学生の高学年〜高校生までを対象に参加者を一般募集したところ、30人近くが集まった。


講演中の「社長の資産」や「時価総額の成長率」等のパートをきいた参加者からは「すごい!」という驚きの声があがっていた。大きな刺激になっただろう。事後アンケートでは回答者の100%が「面白かった」「参考になった」と答えている。「手応えあり」だった。 

 

(参考)PRTIMES 10代のための「上場企業の社長に学ぶ株式投資セミナー」開催のお知らせ(2022年2月26日(土)16時〜18時開催) 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000061286.html



講演動画はこちら↓

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2月のイベントの当日、瀬口氏の講義を参加者と共に聞いていた遠藤と松田は口を揃えた。 

 

「これが株式投資の本質だ」 

 

株式投資は短期売買目的のマネーゲーム、またはギャンブルと評されることがある。しかし、それは株式投資の1つの側面でしかない。企業の成長が株主に経済的利益をもたらすという資本主義の仕組みが本質だ。ゆえに株式投資をするためには経済だけでなく経営の知識が欠かせない。 

 

投資家は、会社の理念や経営者の資質、ビジネスモデル、社風や人材といった「会社の中身」を丹念に研究する必要がある。株式投資は、単なる利殖のための経済活動ではなく、探求学習的な側面を持つ。


学生が学ぶことで、社会への視野が広がり自己の可能性の拡大に繋がる。将来、行き当たりばったりの就職活動に終始するのではなく、未来を見据えて会社を選べるようになるだろう。 

 

 株式投資のキャリア教育的要素は他にもある。自身を企業に置き換えることで、「今何を学ぶべきか(知的財産として自分は何を取り入れるべきか)」を戦略的かつ合理的に判断する力も養えるはずだ。学生が株式投資で得られる収穫は、お金だけではない。 

 

「上場企業の社長に学ぶ株式投資授業」が明光学園の家庭科授業で行われる。 

 

 2022年12月6日。師走の慌ただしい時期。明光学園内は期末考査が終わり落ち着いている頃だ。1年次向けの家庭科授業、3・4時限目に上場企業の社長、柴田氏が登壇する。この出張授業は、数千の上場企業と教育現場を結ぶ1本の架け橋だ。企業が投資教育を担う時代の幕開けと記憶されるだろう。 


 

※「上場企業の社長に学ぶ株式投資授業」を取材されたいメディア関係の方は、株式会社ZNの遠藤までお問い合せください。 



(会社概要) 

株式会社ZN 

代表取締役 遠藤功二 

東京都大田区山王2-5-6 SANNO BRIDGE 

電話:070-8418-5744 

メール:koji.endo@fpkun.com 

URL: https://fpkun.com/ 

 

 (講師実績) 

  • 金融機関に属さないFP団体である「FP技能士会」 副代表 
  • 町田市 まちだキッズアントレプレナープログラム マネー教室講師(2021年、2022年) 
  • 町田市主催 真光寺中学校 金融業界のキャリア授業講師 
  • 公立高校にて金融リテラシー講座講師実績あり 
  • 公立高校高校にて奨学金講演実績複数有り 

 

 (略歴) 

  • 2006年〜2011年 三菱UFJモルガン・スタンレー証券勤務 
  • 2011年〜2020年 オーストラリア・ニュージーランド銀行東京支店勤務 
  • 2020年〜現在  株式会社ZN 代表取締役就任 教育を専門とするFPとして活動中 

 

 (保有資格等) 

日本FP協会認定 CFP®︎ 

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格) 

MBA(経営学修士) 

 

 

(会社概要) 

NPO法人イノベーターズ・フォーラム 

理事長 松田憲明 

個人向け金融リテラシー向上「億の近道」主宰 

1999年より啓蒙型無料メルマガ「億の近道」を ほぼ毎日配信。 

2017年まぐまぐ大賞資産運用(株式)部門1位。 

個人投資家向け勉強会を主催。40社以上の上場企業経営者が登壇。 

億の近道URL:http://okuchika.net/ 

メール:matsuda@iforum.jp 





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