富山の自然豊かな里山の食材を五感で味わう!温泉プールでカラダのリセット!森林のバイオマスが燃料!滞在してヘルスケアができる里山オーベルジュ&温泉ウェルネス
里山オーベルジュ&温泉ウェルネススパ 桜ヶ池クアガーデンは富山の南西部の山裾の里山に立地しています。コロナ禍を経て、特徴を持ったオーべルジュへの「進化」を目指しています。
目指している進化は4つございます。
①この土地の自然栽培やオーガニック栽培の農作物や富山湾の旬の魚介類にこだわり、最高の料理を提供すること。
②インテリアをボタニカルデザインに統一し、里山の植物をイメージした非日常空間で滞在できるよう演出すること。
③全国でも希少な温泉バイタルプールを生かし、カラダのリセットなどのヘルスケアで滞在できる商品を提供すること。
④地域の森林から作る木質ペレットを燃料とし、木質バイオマスエネルギーを熱源に活用すること。里山の持続可能な循環型社会の実現に協力すること。
今回のストーリーでは、今現在も進行中のこれら4つの進化について、経緯や今後の展望を含めてお伝えします。
「桜ヶ池クアガーデン」の成り立ちとこれから
桜ヶ池クアガーデンは23年前に旧城端町と地域住民がお金を出し合って建てられました。立野原の地名通りの里山の野原で、温泉を掘削し、温泉浴場と温泉プール、畑に一番近いレストランを備えたホテルとして開業しました。目標は停滞する地域の活性化で、地域住民の大きな期待を背負いスタートしました。
しかし、それなりに地域の温泉のあるホテルとして重宝されていましたが、普通の田舎の温泉ホテルからの脱皮ができず、地域外ではそれほど目立つこともなく、大きな賑わいもなく終始していました。23年の営業期間の中では、社会環境や観光産業が大きく変貌し、コロナ禍も経て、経営を続けるためには、大きく進化が必要と判断、賑わいを創出する為には、他のホテルと異なる商品をウリにすることが進化の絶対条件と考えました。
宿泊してもらえる環境をつくるにはどうしたら良いか、その試行錯誤の結果、四季の豊かな里山の環境を活用し、地域で生産する美味しい食材や里山の四季の草花を楽しんでもらえるオーベルジュとして進化することを考案しました。
ただ、それだけでは不十分なので、元々、スパとして素晴らしい設備を備えていてアピールができてなかった温泉の活用を加えることにしました。全国でも希少な健康づくりができる温泉プールを核として、泉質の良い温泉入浴・サウナ・ハマム・スタジオなどを活用、運動療法を中心としたヘルスケア施設で勝負することとなりました。
地元の里山で手に入る畑や山海の食材にこだわるオーベルジュ!
この土地の自然栽培やオーガニック栽培の農家からの農作物や自然のいけす富山湾の新鮮な魚介類の旬を味わう料理の提供にこだわりました。
「フランス料理 ラ グラース」は、この土地・山・海の自然素材を生かした料理。
「里山会席 月の兎」は、この地域の伝統料理を生かした里山らしい会席。
「パティスリー サクラ リエゾン」は、この土地の野菜や果物のヘルシースイーツ。
里山の食の旅で、滞在してもらえるレベルの料理をいかに提供できるかがポイントになります。幸い、立地する地域は自然栽培やオーガニック栽培の農家が多く、直接購入することができました。自然栽培のお米は玄米で提供し、各種野菜も農家から直接届きます。パティスリーは近くのイチゴ農園やカボチャ畑・ブルーベリー園・柿畑からの旬食材のスイーツをウリにしています。このように畑に近いレストランとパティスリーの強みを生かした料理でオーベルジュの食を確立していきたいと思います。
館内を大幅リニューアル。ボタニカルデザインのオーベルジュ!
オーベルジュのテーマを、里山らしく「ボタニカル」とし、具体的にはウイリアムモリスをはじめとするヨーロッパのボタニカルデザインでしつらえました。
ホテルのフロントのソファーやフロントの壁は、ウイリアムモリスのイチゴ泥棒の織生地に張り替え、客室やラウンジの壁はベルギーやスウェーデンのボタニカルデザインの壁紙に、椅子やソファーも同じように張り替えました。又、客室・レストラン・廊下などには絵画を60点ほど追加で飾り、見違えるような、まさしくボタニカルな里山のオーベルジュとして生まれ変わりつつあります。
滞在してヘルスケアができるオーベルジュ!
桜ヶ池の湖畔にある源泉の温泉、泉質はよく温まり肌に優しい塩化物泉です。
特徴は水着で入る温泉バイタルプールで、ヨーロッパのノウハウを導入した医科学的に創られた健康づくりができるプールです。
水温は3℃違いの不感温度に設定 ➡交代浴効果やデトックス効果
水深は0.8m~1.2mに設定➡浮力と水圧の変化でカラダが活性化
14種類の温泉水流のジェットで、足の裏から首までの全身マッサージでカラダをほぐしてくれます。
泳がなくても歩くだけで効果が出ます。
カラダの活性化や体力向上、そして免疫機能やデトックス効果などで、カラダのリセットや健康増進が可能です。温かい温泉の入浴とプールはリラックス効果が高く、ストレスの解消にはうってつけです。温泉プールとスタジオでは健康療法教室を毎日実施しており、宿泊者は参加することができます。
旅がもたらす、富山の里山での転地効果や周辺の自然環境、そして温泉の施設の効果を活用して、滞在しながらヘルスケアができるオーベルジュを目指しています。
地元森林のバイオマスエネルギーを活用。サステナブルなオーベルジュ!
当施設の熱源は、地元の南砺市と協力し、持続可能な循環型社会を目指し、南砺森林資源利用協同組合の木質ペレットを燃料とした木質バイオマスエネルギーを導入しています。太陽光発電をバイオマス棟や駐車場の屋根に設置し、緊急時には照明の電源となります。
進化のその先へ。多くの方に愛されるオーベルジュへ。
立地するのは散居村が広がるとなみ野の南西、山隣の西は金沢市、南は世界遺産の五箇山があります。その環境で、サステナブルな里山とオーベルジュの進化のために、サステナブルな山の資源を活用しながら守り、今後は全ての電力を自然エネルギーへ変更し、腐植土の再生や地域資源の有効活用など、自然環境にやさしいオーベルジュを目指します。食では、地域の農業と強く連携した料理の提供や近隣のワイナリー・酒蔵・ビールの醸造所と連携した商品の開発を推進してまいります。
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