“衛生用品”販売の難しさをチームで乗り越え 安心して使えるアルコールジェルの提供をスタート
コロナ禍の新たな生活様式において、手洗い・消毒は欠かさないものとなる中、当社では、2020年7月にアルコールジェルのサブスクリプションサービス『CLINTE』(クリンテ) https://clinte.jp/をスタート。既に多くの企業様にご利用いただいております。
今回は『CLINTE』の責任者であるビジネス開発事業部 販売&新規ウェブビジネス推進部 部長 林茂樹さんに製品化までのお話しを伺いました。
―『CLINTE』サービスはどのように誕生したのですか?
日本において新型コロナの感染の危険を感じたのは、2月に「ダイヤモンドプリンセス号」が横浜に入港し、集団感染が確認されたころではないかと思います。
3月頃より国内にも徐々に感染が拡大し、当社においても、社内用の除菌消毒液を入手するのが困難になりつつありました。そこで、ある仕入先から「弱酸性次亜塩素酸水」の紹介を受け、先ずは社内用として、次に販売用として仕入れを行いました。しかしながら、次亜塩素酸水については、製造メーカーも一日で数万ケースの注文が入り、供給が全く間に合わないという話も聞かれ、社内でもすぐに供給不足の波に飲み込まれ、買いたくても買えない時期が続きました。
そんな中、アルコールジェルのオリジナル商品が作れる製薬メーカーとの出会いがあり、世の中の消毒液不足の一助になればという想いで、プライベートブランドとして製品化を行い、今回発表しました「CLINTE(クリンテ)」が生まれました。
―現在は多くのアルコールジェルが市場に出回っておりますが、
「CLINTE」の強みはどこでしょうか?
CLINTEの強みは、大きく分けて3つございます。
① アルコールジェルを国内で製造しており、安定供給が可能なこと。
国内製薬メーカーで製造されているため、輸入等に依存することがなく、
非常時でも供給が可能です。
② 画期的なサブリスリプションでご提供
揮発性の高いアルコールについては、長期保管に適さないものがあるため、お客様の使用量に合わせた”サブスク”でご提供するという方法を採用しています。
③ 自動の専用ディスペンサーを無償レンタル
誰もがボトルに触ることなく、手指の洗浄が行えるよう、オートディスペンサーを採用、無償で提供いたします。
―『CLNTE』の開発で苦労したことはありますか?
まずは、オートディスペンサーの手配です。
国内のディスペンサーでは、粘度のあるジェルをサポートしているものが無く、海外調達を余儀なくされましたが、新型コロナの影響でEU圏からの注文が殺到しており、かなり調達に手間取りました。
次に、アルコールジェルのアルコール濃度についてです。
消防法の関係で、危険物に該当するアルコール濃度、危険物に該当しないアルコール濃度があることが分かり、2種類を製品化しているのですが、消防法についてはメンバー全員初心者でしたので理解するのに時間がかかりました。
最後に、「CLINTE」のネーミングについてですが、社内公募を行ったのち、最終決定を社長が行いました。「CLINTE」は「クリーン」と「手」を合わせた造語で、アルファベット表記がいいのか、「クリンテ」「くりんて」など、お子様でも読める表記にするか迷った結果 、最終的にはスタイリッシュにアルファベットの「CLINTE」に決まりました。
―今後の展開についてお聞かせください。
「ウィズ・コロナ」は今後も続きます。個人の感染予防の意識も高まり、1年前とは比べ物にならないくらい手指洗浄が定着しています。だからこそ、より予防効果の高いアルコールジェルで、皆様のお役に立てるよう安定供給を続けられる体制を継続していきたいと思います。
「CLINTE」(クリンテ)についての詳細やご購入に関してはこちら>> https://clinte.jp/
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