視界をデザインする革新技術！度数調節メガネ『クリックフォーカス』誕生の軌跡

株式会社プレスビーは生活をより楽しく、より便利にする商品を提供する企業です。

身に着けるだけで、日常の何気ない不便が解消されたり、からだの不調が軽減される。

そのような効果のある商品を、日々企画しています。

◆クリックフォーカス®︎誕生の秘話

「クリックフォーカス」は、体調によって変化する視力に悩まされる方々のために開発されたリーディンググラスです。視力は人にとって最も大切な五感の一つであり、視力の変化によるストレスやスマートフォン、デジタル機器などの普及により目を酷使する生活は日常生活に大きな影響を与えます。

開発のきっかけは、代表の木村自身が年々変わる視力に悩み、初期から中期の老眼に特化したメガネの必要性を感じたことにあります。老眼鏡にありがちなデザインや機能の制約を超え、その時々の視力に合わせて調節できる、スタイリッシュで使いやすいメガネのニーズを強く実感したのです。

スマホやデジタル機器の普及により、以前は45歳頃から始まっていた老眼が、最近では30代にも広がっています。特に、30代の方は老眼を認めたくない傾向がありますが、弱めの老眼鏡をかけると驚くほどよく見えるという現実があることに気づきました。そこで、老眼鏡を「中高年だけのもの」と捉えず、働き盛りの30代の初期老眼から中年期までをサポートすることが重要だと考えました。

デザイン性を重視しながら、複数段階で度数調節ができる機能を搭載するのは、これまでの技術では難しいとされていたのです。その実現には大きな技術的な壁が立ちはだかりました。すでにある既存の商品は軽量かつ壊れにくいという点はクリアしていたのですが、デザイン性や利便性、また若い世代にはフィットしない製品群でした。

また従来の技術では難しいとされていた乱視のユーザーにもお使いいただけるレンズを実現するためにイギリス・オックスフォードのレンズ開発企業とプロジェクトチームを立ち上げ、特殊な金型の試作を何度も作り、試行錯誤を重ねる日々が続きました。エンジニアやデザイナー、メガネ職人と密に協力し合いながら開発を進めました。

実に3年以上の年月を費やし、最終的にマグネットで2枚のレンズを組み合わせ左右にスライドし度数を調節することに成功。そして完成した「クリックフォーカス」は「使いやすさ」と「デザイン性」「乱視への対応」また2枚重ねになるレンズをクリーニングしやすくする機能に加え、シニアグラスらしからぬスタイリッシュなデザインとなり、誰でもすぐに使いこなせる製品となりました。

また、私たちはただの「視力補正メガネ」に留まらない価値を「クリックフォーカス」に込めています。それは、視力をユーザー自身が自由に「デザイン」できるということです。これまでの老眼鏡+1.0Dや+1.5Dなどのように、左右のレンズ度数が決められたものであり、目がそのレンズに合わせなければならなかった。

しかしクリックフォーカスはそのレンズの壁をこえ、左右それぞれ使用する環境、照度、読む文字の大きさ、そして体調に合わせて、+1.0Dから+3.0D間で+0.5DD刻みに視界をデザインできる老眼鏡なのです！

プロジェクトの成功を支えてくれたのは、既存製品のユーザーの皆様、そして視力に悩む方々から寄せられた実際の声です。「体調によって視力が変わる」「複数のメガネを持ち歩くのが大変」「近くも遠くも一本のメガネで見たい」「老眼鏡と気付かれないオシャレな老眼鏡を探している」といった声に応えるべく、「クリックフォーカス」は生まれました。私たちはこの製品を通じて、多くの人々が日常生活で感じる不便さを少しでも解消し、より豊かな生活をサポートしたいと考えています。

目を酷使する多くの方の視力や視界をより快適に、日常生活をより快適に過ごせるよう、

単度数のレンズから目に合わせられる度数レンズを普及させたいという強い想いが込められた商品でございます。