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歯科医院様と患者様の不安解消のために。”With コロナ”渦中、EPARK 歯科が取り組んだ 3 つのこと。

著者: エンパワーヘルスケア株式会社


エンパワーヘルスケア株式会社が運営する「EPARK歯科」は、全国の歯科医院を検索してネット予約できる総合歯科サイトとして、2014年の開設以来、多くの方にご利用いただいています。

現在、65,000を超える歯科医院の情報が掲載され、その内、約9,000医院でネット予約が可能です。


常に利用者である患者様と歯科医院様の目線で構築してきた「EPARK歯科」ですが、昨今のコロナ禍で変わりつつある新しい生活様式に対応するために、2020年8月からは新たに各歯科医院の新型コロナウイルス感染対策の取り組み情報をサイト上で確認できる機能を追加しました。


今回は常に進化し続ける「EPARK歯科」の、コロナ禍における3つの取り組み事例とそれぞれの背景について「EPARK歯科 メディア事業本部 統括部長 高橋成夢」と「EPARK歯科 サイト制作 統括部長 上杉真由美」よりご紹介いたします。



EPARK歯科 メディア事業本部 統括部長 高橋成夢

まずはじめに、新型コロナウイルス感染症による歯科医院への影響は、どのようなものが見受けられましたか?

高橋:国内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が拡大し、4月の緊急事態宣言の発令以降、ウイルス感染を心配して医療機関への受診を控える患者様が増え始めました。

一方、歯科医院様は「患者様の減少や未知のウイルスにどのような対策をすればいいのか」について模索する日々が続いていました。このような状況の中「EPARK歯科」では、総合歯科サイトとしてできることは何かを検討しまし、現時点で大きく3つの取り組みをしています。

1つ目の取り組みについて教えてください。

「EPARK歯科」からネット予約をしていただくごとに、弊社負担のもと「医療現場への寄付」(ネット予約1件につき10円)

高橋:まず、コロナ禍において日々医療現場で頑張っている医療従事者の方々のために「我々の強みを活かして何か貢献したい」という想いから議論がスタートしました。結果として1つ目に取り組むことになったのは、EPARK歯科サイトにて「ネット予約1件につき10円」を寄付することです(寄付金は弊社が負担)。寄付先は、新型コロナウイルス感染症対策を目的に支援を行う「特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン」に決めました。



高橋:当団体を選んだ理由は、コロナ禍最前線で働く医療現場の医師・看護師などの医療従事者をはじめ、歯科医院様への支援も行うなど医療の最前線に想いが届くと考えたからです。また、WEB予約をする方が増えることにより、院内混雑緩和・院内滞在時間の短縮(受付スタッフ様の電話対応の減少)にもつながり、結果として医療機関及び患者様の双方に貢献できるのではないかと期待しての取り組みでした。実際に、契約医院様からもそのような観点でご評価頂いております。

7月より開始した当活動は、既に3,806,640円(9月16日時点公開情報)が集まっており、この寄付金は医療機関を中心に感染リスクや重症化のリスクが高い国内施設へのマスク支援、発熱外来テント・医療機材セットの貸与などに使われています。


「新型コロナウイルス感染症予防対策」ネット予約で感染リスク減少&業務効率化で歯科医院を支援」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000029237.html

2つ目の取り組みについて教えてください。

コロナ禍の患者が抱える不安・悩みを解消するコラム作成 -「コロナ渦中、歯科に通院すべきか?」

高橋:次に、コロナ禍という誰も経験していない状況の中で「不安を抱えながら無理して医療受診を推奨することが必ずしも正解ではない」と考え、歯科医院検索ポータルとして"できること"と"すべきこと"を考えました。議論の末、2つ目の取り組みとして、”患者様が気になること”、”医院様の状況”、”厚生労働省及び歯科医師会の発表内容”などをまとめてコラム記事にし、患者様の不安を解消することを目的とした情報発信を行うことにしました。

結果、コラム記事「歯が痛いけれど、コロナが心配…歯医者さんの感染予防への取り組みは?」は、初回の緊急事態宣言が発令された2020年4月には月間で61,617回も閲覧されており、歯科受診へ不安を抱える多くの患者様に見ていただきました。



高橋:記事内では歯科医院様や歯科医師会で行っている、新型コロナウイルス感染症に対する取り組みの例をまとめています。「歯が痛くなったけど、歯医者さんって濃厚接触だし怖い」「治療で通院中なのに外出自粛って、どうすればいいの?」などお悩み中の方に参考となる記事です。


歯が痛いけれど、コロナが心配…歯医者さんの感染予防への取り組みは?

https://haisha-yoyaku.jp/antenna/dentist-covid19

3つ目の取り組みはどのようなものですか?

各医院の「新型コロナ感染症対策取り組み情報の掲載」機能追加

高橋:はい。コロナ禍が続く中で患者様が新型コロナ感染への不安から歯に対する痛みを我慢し続けることは、症状の重症化や口腔衛生状態の低下で全身へ影響を及ぼす可能性があります。歯科医院の先生たちは、患者様に安心して治療を受けてもらえるようにさまざまな感染対策の取り組みを行っていました。そこで3つ目に取り組んだのが、8月より提供開始した歯科医院の新型コロナウイルス感染症対策の取り組み情報をサイト上で確認できる機能の追加です。



高橋:歯科医院様は各医院紹介ページに新型コロナウイルス感染症対策の取り組み情報を掲載することができ、患者様はそれを医院選びの際に確認することができます。



高橋:実際にEPARK歯科利用ユーザー様に行ったアンケート調査(実施期間:2020/8/18~8/31 調査(N=3,701))でも、コロナ禍においての医院選びの際に便利だと思うのが「感染対策内容がわかること」という回答が5割を超えている、という結果も出ていました。

この新機能により、患者様の医院選びの際の不安を解消することを目指しています。


「新型コロナウイルス感染症対策 歯科医院の取り組みを情報提供事前にサイトで確認・ネット予約で 感染リスク軽減へ「EPARK歯科」 8月3日より まずは全国約3,000医院の情報提供を開始」

×

リリースまでの背景について教えてください。

高橋:掲載する取り組み情報の項目は、ユーザーからどのような感染対策を行っていれば「安心」に思ってもらえるかという観点から、アンケートを取りながらチェック項目を弊社独自に作成し、医院様へのヒアリングをさせていただくことにしました。


EPARK歯科 メディア事業本部 統括部長 高橋成夢


高橋:結果として、歯科医師会が発表したチェック項目も網羅しております。


上杉:制作側では、正確で具体的情報をわかりやすく安心して受け取れるように、項目の羅列で見づらくなる箇所はレイアウトを工夫して見やすくなるよう、注意を払いました。


EPARK歯科 サイト制作 統括部長 上杉真由美


上杉:掲載されている情報項目は「新型コロナウイルス感染対策として“有効”か」も大切ですが「患者様がその対策により“安心”できるか」という気持ちに作用する部分も大事になります。世の中が新型コロナ感染症に関する情報で溢れ、翻弄されることに疲弊している中、EPARKが持つ予約プラットフォームで得る情報は患者様が頼りにするものとなってくるので、その期待を裏切らないよう制作側でも最善の注意を払い制作に臨んでいました。


上杉:また、一刻も早くこの機能を提供できるよう「EPARK歯科」を運営するエンパワーヘルスケア株式会社のスタッフが総出で、歯科医院にアンケートを実施して情報を集め入稿を行い、構想からわずか4カ月でまずは約3,000の歯科医院の取り組みを集積することができました。

どのような取り組み情報が掲載されていますか?

上杉:具体的に、情報掲載する歯科医院様では、待合室の密閉・密集を回避するために予約人数を減らしたり、換気や空気清浄機の設置、消毒の徹底などのほか、患者様だけでなく付き添いを含むすべての方に、手指消毒後、使い捨ての手袋の着用をお願いする、といった独自の取り組みなども行われており、そのような取り組みに関する情報が掲載されています。

この情報掲載について、どのような反応がありましたか?


上杉:この機能を追加したことで、実際に歯科医院様からはこのようなお声をいただきました。

  • 「対面または電話での感染症対策に対する不安と問い合わせが減り、スタッフの負担が軽減した」
  • 「患者が訪問前に掲載情報に含まれる来院時の注意点などを見て来院して下さることで院内感染防止になる。」
  • 「EPARK歯科で、他の医院の感染対策に関する取り組み情報を参照することで、自分の医院で感染対策として取り組むべき内容を考える上で参考になった。」
  • 「来院の際に検温をお願いすることを記載していたので、来院時に患者様へのお願いがスムーズにできるようになった」


上杉:また、ユーザー様からも具体的かつ詳細な情報開示により、医院様への「安心」「信頼」につながったという以下のような声をいただいています。

  • 「電話だけでは確認しきれない詳細な情報が医院の紹介ページに具体的に記載されており、その内容が自分の期待を超えているのを確認でき、安心して医院に通うことができた」
  • 「徹底的に細かい所まで予防対策している医院に対しては信頼度が上がった」


引き続き、情報掲載医院数を拡大していきます。

高橋:利用者は事前にサイトで感染症対策を確認し、さらにネット予約機能を利用すれば院内で待たずに受診でき、次回受診日程調整などスタッフ様とのやり取りも最小限に抑えることが可能となります。



高橋:新型コロナウイルス感染症対策の取り組み情報を掲載している歯科医院様の数は、現在(2020年9月)約3,900施設ほどで、2020年12月には5,000の歯科医院様での掲載を目標としています。そして、感染症対策情報の集積と併せて導入医院様の拡充にも努め、現在ネット予約が可能な約9,000施設から、12月には12,000の歯科医院様の導入を目指しています。

未だ感染者の拡大が収まらず、不安な日々が続く毎日ですが、「EPARK歯科」だからこそできる情報提供で、これからも歯科医院を探す利用者が安心して治療を受けられるような環境づくりをおこなってまいります。




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