ウィズコロナ時代に求められる広告とは?ブラウザ上で体験できる「ARバーチャルメイク広告」
2020年10月27日、株式会社アドウェイズは、Web AR(拡張現実)を活用した新しい体験型広告「AR バーチャルメイク広告」の提供を開始いたしました。
https://www.adways.net/press/adways485.html
アドウェイズグループでは現在、次世代移動通信システム5Gによって起こるパラダイムシフトに合わせ、AR(拡張現実)などのクリエイティブテックを用いた「体験性のある広告」に重点を置き、開発を進めています。
特に昨今は世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、AR広告の流れが大きく変化しています。店舗に訪れて接客を受けるなどといった、以前までは当たり前だったことが現在は簡単に行えない状況。求められるシーンは日々多くなり、スマートフォン上でバーチャル体験できるAR広告は、今後一層、利用される場面が増えていくと考えてよいでしょう。
今回のストーリーでは、新しくリリースした「AR バーチャルメイク広告」の概要、開発に至った経緯、そしてアドウェイズならではのAR広告の配信方法などについて、事業責任者の野田よりお話しさせていただきます。
アドウェイズ・ブランドマーケティング事業部、責任者の野田です。
この度、私たちアドウェイズは「AR バーチャルメイク広告」の提供を開始させていただきました。
「AR バーチャルメイク広告」は専用アプリをインストールする必要はなく、ブラウザ上だけで体験することができる広告。ユーザーの顔をスマートフォンが認識し、リップなどの商品を使って実際にメイクをしたかのような体験を楽しむことができ、気に入った商品をそのまま購入することも可能です。
また、バーチャルメイク機能だけでなく、ブランドオリジナルのフィルターやBGMなどを組み合わせることで、ブランドの世界観を訴求していくことができ、ユーザーに対して商品やブランドの魅力を、よりリアルに訴求することが可能となります。
私たちが「AR バーチャルメイク広告」の検討を始めたのは、2019年の春のこと。当時の調査では、日本における化粧品のオンライン購入率は約6%(※1)とされており、他の消耗品などと比較をしてもオンライン化が進んでいない状況でした。
広告とはターゲットに対して、ブランドの世界観を“訴求”することができるもの。ARを通じてブランドの世界観をしっかり見せ、商品をバーチャルで試せる体験を届けることは可能です。そしてそれが専用のアプリなどを使わずブラウザ上で展開する技術も進化している。ゆえに、“やる価値”はあると考えました。
モーメントを捉える広告
とはいえ、いくら最先端の技術を使った広告を展開したとしても、その商品に興味のあるユーザーに届けないと意味がありません。広告は、本当に届けたいユーザーに最適なタイミングで届けることも重要であると考えています。
そこで私たちは、当社の100%子会社であるUNICORN株式会社が提供する全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN MODE:ENGAGEMENT(※2)」と組み合わせて配信を行うことにしました。こうすることで、私たちが独自に提供できる“価値”が繋がって来るのです。
ユーザーは日々、多くの広告に触れています。UNICORNはユーザーが今まさに読んでいるコンテンツにマッチした広告を届けることでモーメントを捉え、本当に興味のあるユーザーへリーチすることができるプラットフォームです。それゆえ、当然コンテンツとユーザーの興味関心度との親和性が高くなるため、広告に対する受容性も高くなる。私たちは、誰に見てもらうかはもちろん、どのタイミングで広告を見てもらうかをとても大切にしているのです。
UNICORNでは、ターゲティング毎にキーワードグループを作成し、配信コンテンツ内の文脈を解析した上で、コンテキストに最適な広告配信を“Cookieに依存せず”行うことができるようになります。簡単に言えば、ニュース記事やブログなどの配信コンテンツ内の“文脈”に沿い、ターゲティング広告を出すことができるということ。ゆえに、適切なタイミングで広告を見てもらうことが可能になるのです。
さらにUNICORNは、ユーザーがどのようにAR機能を試したのかなどの“データ”を蓄積し、それに基づいて、より興味を持ってくれるユーザーがいるであろう広告枠への配信を自動で最適化することができます。私たちの一番の強みは、クリエイティブテックを用いた体験型のAR広告とそれをどうユーザーの手元に届けるのか。この最新の技術を組み合わせた配信方法は、日本ではまだ私たちにしか表現することはできていません。
私たちアドウェイズの取り組み
新型コロナウイルスの影響で、百貨店などで展開される化粧品カウンターでは、多くのサービスに制限を設けて接客を行っています。以前のように、多くの種類の化粧品を試したり、長い時間を使って吟味したりすることなどができない状況です。今後は、私たちの「ARバーチャルメイク機能」を店頭でも活用していただくなど、利用シーンをさらに広げていければと考えています。
なお、冒頭でも触れましたが、私たちが「AR バーチャルメイク広告」の検討を始めたのは、2019年の春でした。それから約1年後、新型コロナウイルスは世の中に対する“ARのありかた”を加速させました。遅かれ早かれ、私たちアドウェイズは、AR広告のような“体験性のある広告”はここ数年で大きく世の中に浸透するだろうと確信を持って行動していたのです。
なお、アドウェイズでは今年6月にもAR技術を使った体験型広告「Interactive AR AD」の提供を開始しています。
https://prtimes.jp/story/detail/7bZMk3uvJrK
おかげさまで、こちらの「Interactive AR AD」も多くの反響をいただいております。このようにアドウェイズグループは、最新のテクノロジーを取り入れながら、今後も市場のニーズにいち早く対応し、世界中から「なにこれ すげー こんなのはじめて」と言われるよう、尽力してまいります。
ぜひ、これからもアドウェイズが提案する「先進的な広告手法」にどうぞご期待ください。
(※1) UNICORNはKPI達成を重視した広告配信を行う「パフォーマンスモード」、デジタルアドを活用してユーザーとの接触機会を増やす「エンゲージメントモード」の2種類を揃えており、「AR バーチャルメイク広告」は「エンゲージメントモード」でご利用いただける機能となります。
(※2) 経済産業省「平成 30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」より
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/H30_hokokusho_new.pdf
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