とても小さな私のセカイ

0.プロローグ

三年前。
私は六年間通った小学校を卒業して中学生になった。
その頃は、中学生になればもっと楽しくなるだろうと、卒業式に貰った卒業証書を落として帰ってしまう程、私は浮かれていた。
小学校とはなに一つ変わらず、友達も増えて、勉強も難なくこなせて新しい世界がやってくるとばかり、愚直な私は思っていた。
この時から、私の中学三年間の運命が決まっていたのだろう。こんな考えしか持てない私は何も変えられないのだろう。
素直で莫迦で、お人好しのかわいそうな私を、今は憎らしく、哀れだと痛感に思う。
私の中学校生活をこの場を借りて語らせてもらおうと思う。
キラキラと輝き、煌めいていたあの瞬間を、ありのままに綴ろう。
お付き合い願えるだろうか?
貴方の中学校生活を頭に巡らせながら、読んで欲しい。
青春の裏には絶望と苦闘と恐怖で塗れていることを。
今の学校というものが如何程におかしなものか。
友達との人間関係が狂っているか。
全てを知っていて何もできない自分の無力さを。
大切な友達を裏切る行為が心をどの様に追い詰めて行くのか。
この話を言葉で表すならば、「期待と失望」である意味を。
貴方は知っておいて。

1.ともだち

次回につづきます。

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