社長兼バンドマン〜序章〜
自己紹介をしてみたいと思う。
デジタルハリウッド大学3年生、年齢は23歳。今年24歳になる。
そんな僕だが、一番好きな事。それは人をわくわくさせる事だ。
いつからこんな気持ちになったのか、いつからこんな人の事を考えるようになったのか。
かなり昔にさかのぼるが、僕が小学生だった頃、友達がいた。彼は足に障害を持っていた。足が歳を取っても片足だけ成長しない障害だった。彼は人間的にとても面白く、いつも笑顔で、いつも人をわくわくさせていた。僕は彼とフランスに行くまでの実質2年ほどしか一緒にいられなかったが、彼とはたくさんの思い出を作れた。そうした経験から僕の中に人をわくわくさせたい!という思いの要素が出来上がってきていた。
そうして、僕はフランスに引っ越した。
フランスで僕はビジネスを始めたいと思った。理由は単純だ。
社長という職種に憧れていたから。
ただこれだけの単純な気持ちで、ビジネス!という英語を知り、ビジネス!と言いまくるようになっていた。ビジネス!当時は金稼ぎの事ともわからず、映画館に行くためのお金を稼ぐための手段だとか考えていました。
そこで考えた、どうすれば映画館に行けるのだろうか?チケット1枚日本円で約500円。
うーん、親にねだるのはそれはそれでいいが、なにか別の方法はないだろうか?
ポップコーンも買いたいし、映画のあと遊びたいし。
という単純な理由からビジネス!をして、お金を稼ごうと決意した。
ビジネスすれば僕は社長だ!
そう信じて、ビジネスモデル?(当時はなにを売るか)
を考え始めた。
学校で過ごしているとその当時『遊戯王カード』というものが流行っていた。
日本語の遊戯王カードを見て周りの奴らが
『Is that a Japanese Yu-gi-oh card!?』
と興奮気味に話しかけてきた。
そうだよ、
と答えると、興奮気味に
いくらで買えるの?
と聞かれた、この当時の僕は瞬時にひらめいた。
「これだ!このビジネスをやろう!」
と。
そうして、始まった人生初の社長業務。
なんか違うような気もするけど
これも今の僕を形成している社長への道の始まりだった。
人生映画を見に行きたいと思うだけで、
ビジネスは始められる。
そうして、僕はなにを販売するかを考え始めた。
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