結婚恐怖症と罪と罰と〜砂粒のようなチャンスを生かす方法〜

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結婚式までのカウントダウン

なぜか気持ちがすぐれないのです

それも強烈に


まだまだ仕事も半人前の自分

勤めていた広告会社では

デザイナーという肩書きは持っていても自信もなく


こんな自分が結婚するのか

それに、ほんとに目の前の彼女でいいのか

それがマリッジブルーだったことに

気づいたのはもう少し後のことです。


結婚披露宴一ヶ月前

モヤモヤした気持ちを彼女に告げ

結婚式を取り消すことを相談します


他に彼女がいたとかではなく

“彼女でほんとにいいのか”

心の底から、そう思えなかったのです。


そして

彼女に内緒で

岡山に住む彼女の両親の元へ一人謝りに向かいます。


会社に出社せずに乗り込んだ東海道新幹線の中、

いままでの数年間が頭を過ぎるのです

いままでの人生

彼女との月日

そして、結納に来てくれた

祖父や叔母の顔が浮かぶんです。


迷惑を掛けちゃいけない

このまま進んでしまえば迷惑は掛からない


本心でないことは十分分かっているのに

岡山の彼女の両親を目にしたとき


“すみません、結婚します”

そんな宣言をしたのです。


相手も困惑していましたが

みんなの読んで良かった!