結婚恐怖症と罪と罰と〜砂粒のようなチャンスを生かす方法〜

2 / 5 ページ

相手の両親はびっくりしていましたが

私は生まれて初めて心から土下座をしました。


ぶん殴られることを覚悟で

一人乗り込んできた私に

その場でラーメンを作ってくれて

そしてそれが相手の両親との最後の食事となります。


ラーメンを口に入れる私

涙が止まりません

ラーメンが喉を通ることは出来ませんでした。


その後三年間にわたり、少しずつ慰謝料を払い続け

宣言した金額を完納。


あの新しい恋人との未来を夢見て…


*****


情熱はどこに、愛情はどこに


新しい恋人と結婚することを決意し

結婚式を考えるのですが


一度離婚した男が

また友人、親戚一同を呼んで披露宴をすることなど

考えることは出来ませんでした。


二人だけでの結婚式と新婚旅行を兼ねてイタリアへ。

フィレンツェの教会で上げた結婚式には

新婦の両親も参列してくれました。


帰国後、外苑前のレストランに

親しい友人だけを呼んで

披露宴を兼ねた二次会パーティー

いよいよ新しい人生が始まることに幸せいっぱいでした。


パーティーを終え

初めて相手と暮らすことになります。


しかし、その頃から

私は、会社を辞め事業を立ち上げたいと

具体的に考え初めていました。


セミナーや講座に参加したり

仕事を任される嬉しさから

会社に泊まったり、徹夜したり

そして2002年の独立後

いよいよ会社を立ち上げます。


会社を立ち上げても

すぐに上手くいくか、、、

そんなことはなく


悩んだり、迷ったり、挫折と試行錯誤の日々

時に鬱っぽくなることもありました。


家族のコミュニケーションも上手くいかず

奥さんに当たることも


結婚したことで安心し

出会った頃の情熱は

すっかり仕事の成果を追うことだけに

向けられていたのです。


*****


突然の終演と運命の出会い


いつしかせっかくの結婚生活も

沈黙と怒りの交差する悲しい場に変わっていました。


そして最悪のシナリオを迎えます。

それはあの夏の日、突然に。


奥さんの相談相手

その男性と彼女が出来てたんです。


うち砕かれた男のプライドから

奥さんには一緒に住めないと告げました。


即実家に帰る彼女、

相手にとっては都合が良かったのだと思います。


自分の話を全く聞いてくれない私と別れて

新しい彼氏へ向かうことが出来るのですから


私は、自分を責めました。

彼女の話を何も聞いてあげれなかった、

耳を傾けていなかった。


でも、仕事は必死だった

未来のために必死だった

ただそれは自分自身のことだけ優先していたと

受け止められていたんです。


実家に戻った奥さんを説得すべく

数ヶ月に及ぶやり取り


しかし

“もう戻れない”

その言葉が彼女の決断を裏付けていました。


やり直しは叶うことなく

離婚の手続きの日を迎えることになります。


二度目の離婚です。

結婚生活は二年持ちませんでした。


一度目の結婚で蒔いた種を

二度目の結婚で刈り取ったのです。

一度目の結婚の罪を

二度目の結婚によってその罰を受けたのです。



正直、死のうと思いました。

車にガソリンを積んで

崖に飛び込むことを考え、

彼女の家に火を付けて死ぬことも

本気で考えました。

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。