あの日を思って

何を見ていたんだろう
あなたと会っていた頃に、どうしても戻りたいと思う時がある
色んなところに行ったのに、あの夏の日、必ず銀座に戻ってきては、取り止めのない話で深夜も早朝も歩いていた。あの、時間。

2人でお酒を飲んで、カラオケに朝までいて、何をするわけでもなく無駄話をしてた。タバコだって吸っていたし、今よりも素直じゃなかったけど、あたしは最高に私らしくて、あなたは最高にあなたらしかった。

あんな風にいられたら、もう何もいらないのかもしれない。
ただ失うなんて思ってもいなかった。

あの日を取り戻したくて色んな事してるけど、とっくに手に入れられる事を本当は信じていないだけ。また失う事を怖がっているだけなのかもしれない。

その瞬間の感情をテレパシーで感じる事、そして無意識に出てしまう感情こそ相手に伝わるって事。

あれは、唯一の不器用な、純粋な恋愛だったんだ。
心と心の恋愛。

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