失敗してもよい所

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季節は初夏。


まだ涼しいキャンプ場。





私はキャンプリーダーで、他のリーダーや子どもたちと共に、ワークに取り組んでいた。




ワークは、枝にぶら下がったロープを使って、ブロック塀を敷き詰めてできた島に飛び移るというもの。


全員が島に飛び移れたら成功なのだが、飛び移るほど島の残りのスペースは限られてくる。誰かが島から落ちてしまうともう一度最初からやり直さなければならない。失敗は2回まで。


チームワークや協調性、いろんなものが試される。




私のグループは1回目はすぐに失敗してしまい、そして2回目。


みんな結構うまくいっていたが、あと何人かのところで、一人の女の子が失敗してしまう。

彼女がしりもちをついた瞬間、呻きと叫びの入り交じったような声が口々に漏れた。




ワークは本来はこれで終了なのだが、ひとりのリーダーがもう一度だけ挑戦したいと言いだし、他の子どもたちも次々に賛同して、特別にもう一回だけやらせてもらえることになった。




そして、3回目は、何とか成功。


子どもも私たちリーダーもあらん限り歓声を上げた。




その後の、ふりかえりのことだ。 




みんなの読んで良かった!