2.幼少の記憶が繋がった!お父さんの幼なじみは小指がない人だったお話

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ボクは沖縄生まれで東京育ちですが、3歳~6歳まで大阪に住んでたんです。


ボクの一番古い記憶は、大阪時代なんですね。

・長屋みたいなアパートの間取り

・お父さんが作ってくれた2段ベット

・近所のゆうくんと遊んだゾウさん公園のすべり台

・すべり台の下に沢山あった猫のカリカリに乾いたウンコ

・夕方になると飛ぶコウモリ

・自販機のおつり口にあった400円

・お父さんが酔っ払って大暴れして家にきたお巡さんのこと

・お父さんを乘せて去っていくパトカーの赤いテールランプの色


いろんな記憶を結構鮮明に覚えてるんですが、記憶の中にぼんやりと右手の小指がないおっさんがいるのです。


記憶の中のおっさんは、背が低く、痩せてていつもニコニコしてました。

ボクはおっさんの右手の小指の第一関節部分がピコピコ動くのが面白くておっさんの膝に座って

それをさわってキャッキャと喜んでいるんです。


幼稚園に上がるタイミングで東京に引っ越してきて、いろんなことが大阪とは違ってて、戸惑いながらも日々を過ごしていると、なんか大阪時代が夢か幻みたいに感じになり、右手の小指がないおっさんは自分の妄想かなと思ってました。



高校生の頃ふと思ったのが、

右手の小指のないおっさんの記憶。。小指ない=ヤクザ?事故で切断?

お父さんがパトカーに連れていかれた記憶がある。。

あれ、、、うちのお父さん、元ヤクザなのか???

そーいえば、若いころの写真はだいたいパンチパーマだし、西部警察の渡哲也がしてるようなサングラスしてるし、ヤクザかもしれない、、、少し不安になって、お母さんになんとなく聞いてみたら。


お父さんは沖縄で漁師して、大阪では今と同じ左官屋さんしてたというのでした。

ヤクザじゃなくて安心しました。そうなるとやっぱり右手の小指がないおっさんはテレビでみた記憶とかいろいろ混ざってできた妄想だと決めつけました。



それから数年すぎ、ボクも専門学校を卒業し社会人になりました

ある日の休日、友達と徹夜麻雀して朝帰宅したら、お母さんが嬉しそうにごちそうの準備してました。

誰かくんの?って確認したら、お父さんとお母さんの幼なじみで、小学校、中学校が一緒だったお父さんの親友が大阪からくるとのこと


ふーん、特に気に止めないで部屋に戻って寝ました。


夕方くらいに沖縄方言が飛び交い、みんなの笑い声が聞こえてきました。

うるさいなーっと思いつつ起きて、とりあえず挨拶しにに1階に降りました。


1階に行くと廊下に24歳くらいの角刈りで菅原文太みたいなイケメンが正座していました。

ふと玄関みると、玄関にも似たような人が立っていました。


みんなの読んで良かった!