失恋を理由に15歳で留学を決意した話 (14)

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   ※思い出した順に書いているので、時系列がめちゃくちゃであることをお許し下さい。

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  主要5科目に3があった。
私が興味をそそられた高校は、公立ならば進学校で私立ならば付属校が多かった。
これらの学校はどこも

・4と5しかない、できれば5が半分以上である通知表

もしくは

・一般入試におけるべらぼうに高い得点

を要求する。
中学3年生の私は困ってしまった。

どこの高校へ行くのが一番いいんだろう?

模擬試験の成績は良かった。
冒頭の事態を予測した母が、色々な塾に通わせてくれたからだ。
内申書と模擬試験スコアのアンバランスさは、検討しなければならない事項を2倍、3倍にした。中学校中退というまるで輝かしくない勲章は、私の思考力を大変に鍛えてくれた。
嫌な思い出も多いけれど、まあ無理矢理ポジティブな解釈をすることとする。

  私は2年生の夏に国立中学から転校してきた。
あまりにも居心地が悪くて耐えきれず、学期の半ばでいきなり転入。
その学期の評価は全て3になってしまった。
いきなり2などを振舞われなくて良かったとも思うけれど、先生方からは冷遇されていたと言っても良い。

「国立から来たっていうけどね、公立だって甘くはありませんよ」

面と向かってこう言ってきた先生がいたし、その先生の科目ではどれだけ丁寧に課題をこなしてもテストで満点近く取っても4までにしかならなかった。どう見ても適当にしか授業を受けていない、課題も遅れて出すような同級生が5なのに…
同情してくれた先生もいて、社会の受け持ちだった定年近かったであろう先生 は励ましてくれた。

「頑張れよ。負けるなよ!」

中学3年で担任だった先生は、たまたま国立に知り合いの先生がいるということで問い合わせてくれた。
そして事情を考慮し、できる限りのことをしてくれた。大変にデリケートな内容で誤解も与えかねない、私だけの問題ではなくなるかも知れないので詳しい言及は控える。ただ、内申点の面で非常に不利な状況だった私をサポートしてくれた人たちは沢山いた。
だから合格できたのだ。
冒頭の条件がついた学校に。

  目に見える結果を出したいと思っていた。
できれば相手の心に残るようなことが良かった。

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